かなともソロライブも今日で3日目(6公演目)。
だいぶ、バンドメンバーやコーラスのNamy(塩原さん)との息も合ってきたり、
「Vivid Midnight」でバンドソロで遊びが入ったり、
リラックスムードが出てきたところで、1月はこれで終了。
2月にまた3日公演があります。
<セトリ> ※レイトショー(21:00~)
01.「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?
02.イジワルしないで抱きしめてよ
03.素直に甘えて
04.ポツリと
MC
05.RomanticたぶんComedy(新曲)
06.このまま大人になっちゃうのかな(新曲)
バンドソロコーナー(Vivid Midnight)
07.黄色い線の内側で並んでお待ちください(新曲)
MC
08.幸せの途中(℃-ute)~超HAPPY SONG(Berryz工房×℃-ute)
09.君は自転車 私は電車で帰宅(℃-ute)
MC
10.les champs-élysées
11.Ça va ? Ça va ?
MC
12.微炭酸
13.ロマンスの途中
14.裸の裸の裸のKISS
15.Magic of Love(2015 J=J Ver.)
アンコール
01.生まれたてのBaby Love
MC
02.あなたを想う帰り道
「RomanticたぶんComedy」は星部ショウ曲。
「このまま大人になっちゃうのかな」は山崎あおい曲。
また前回レポで書いた通り、
「黄色い線の内側で並んでお待ちください」は馬飼野康二、鎌田俊哉の合作。
「あなたを想う帰り道」は中島卓偉曲。
●「かなとも流」というジャンル
今回のライブで朋子はいろいろなジャンルの曲に挑戦しているわけだけど、
それぞれ味わいが違って楽しめる。
2年くらい前から、朋子の歌にいい意味で「遊び心」がでてきたように
感じている。
フレーズの入りの部分、そして終わりの部分や、
間の取り方を曲によって変えたり。
それまでは、歌声が独特、というイメージが先行していたと思うが、
ここ数年は、歌い方も「かなとも流」になって、より一層、独自路線の色が
濃くなってきている。
そこには、よりピッチを正確に刻んでいたカラオケチャンプ時代(*1)の面影はなく、
1人の歌手として、表現力に磨きがかかっているように思う。
一昨年のJuiceのワールドツアーにちなんで、フレンチポップスのコーナー
(「オー・シャンゼリゼ」「Ça va ? Ça va ?」)があるが、
最近の多様性をもってしたら、フランス以外の世界各国の曲(ブリティッシュ・ポップス、
フォルクローレ、タンゴ、ボサノヴァ等)を聴いてみたいという気にさせられる。
●音楽は酔狂じゃなきゃできない
今日は4列目で、朋子の表情がよく見える位置だったのだが、
その表情は自信に満ち溢れていて、曲の世界に没頭していた。
いい感じで(口笛を吹くように)唇も突き出ていたし。
(→朋子がゴキゲンな時の癖)
朋子もまなかん(稲場愛香)も真面目すぎるほど真面目だけど、
今回のライブでカタルシスを感じ、一皮剥けたと思う。
カタルシスとは、舞台上の出来事によって引き起こされる情緒の経験が、
日頃、心の中に鬱積している同種の情緒を解放し、
それによって快感を得ること(浄化)をさす。
それは演者も観る側も同じで、非日常な世界に没頭すればするほど、
日常から解放できる。
やっぱり、音楽家(表現者)は酔狂するくらいでちょうどいい。
(*1) 2012年、Berryz工房×℃-uteの「超HAPPY SONG」を歌うコンテスト「DAM★とも カラオケコンテスト」に
優秀賞の「℃-uteサイン入りポスター」目当てに朋子は応募。
優秀賞を飛び越えて、妹・文子とともに最優秀賞を受賞し、ベリキューとともに中野サンプラザの舞台に立つ。
夏焼雅が朋子と、ももちが文子ちゃんとアイコンタクト取りながら、楽しそうに「超HAPPY SONG」を歌った。
このとき、まことがMCで「朋子さんは若かりし頃の矢島舞美を彷彿とさせる」とのコメントを残している。
ちなみに文子ちゃん、めちゃくちゃカワイイが、芸能界には全く興味がなく、母と同じ看護師になりました。