そりゃさ、はまちゃん(浜浦彩乃)が、西口社長にジャンプ禁止令撤回を求めるのも
至極当然だよね。
だって今日のライブ、後半、ジャンプしかしてないもん。
リンダリンダかと思ったわ。
ライブハウスでのパフォーマンスにかけては、
アイドル界でこぶしファクトリーの右に出る者はいないと思う。
今日も期待に違わぬ、というか“過去イチ”といっていいほど鮮烈に盛り上がった!
そんなこぶしライブにとって、ジャンプはライブを盛り上げる生命線の一つ。
これがなくなったら、ライブの熱量が下がってしまうことになりかねない。
はまちゃん総裁が自ら身を切って嘆願してくれてるんだからさ、
こぶし組でジャンプ撤回を求める署名を集めてもいいんじゃない、なんて。
はっ、総裁!絶品のトロトロオムライスを探しにお供するのであります!
当日券もかなり出して、ただでさえ狭い渋谷クアトロがギュウギュウ詰め状態。
俺のとなりに背の小さな女子が紛れこんできて、この状況でなかなかの勇者だな
(女限もいっぱいだったようで)と思い、
さりげなくその子が見やすいようにスペースを空けてあげたんですよ。
そしたら、右奥の奴が大仰な振りコピ派で、ライブ中ガンガン俺にあたってくる。
もう少しでブチ切れて、引きずり倒して顔面蹴とばしたろかと思いましたよね(笑
途中から大人しくなったので収まりましたけど、
そんなとこも含めて、最高に楽しいライブでした(笑
<セトリ>
00.オーバーチュア「Yes!We Are Family」(こぶしVer.)
01.Come with me
02.明日テンキになあれ
03.GO TO THE TOP!!
04.Oh No 懊悩
05.念には念(念入りVer.)
MC
06.LOVEマシーン(アカペラVer.)
07.未熟半熟トロトロ
08.好きかもしれない
MC
09.開き直っちゃえ!
10.押忍!こぶし魂
11.懸命ブルース(ロングVer.)
12.アンラッキーの事情
13.This is 運命
14.シャララ!やれるはずさ
アンコール
01.明日の私は今日より綺麗
MC
02.ドカンとBREAK!
ダブルアンコール(挨拶)~握手会
セトリはツアーと全く同じ。
●絶対に笑ってはいけない野村みな美
メンバーがこぶし組を煽る。
のむさん「2階席のみなさーん、盛り上がってますかぁ~!」「フーッ!」
れいれい「アリーナ席のみなさーん、盛り上がってますかぁ~!」「フーッ!」
いや、ここライブハウスですから。
どうやら、先日の代々木公演に感化されたのむさん(野村みな美)が
どうしてもこれをやりたかったようで、
後半も同じフリを繰り返し、好感触にご満悦ののむさん。
(本当は「私達も大きな会場でやりたい」と思ってるということなんだけども…)
MCでは、今回のツアーで思い出に残る食べ物の話。
博多で馬刺しが食べたいねとのむさんとさこ(和田桜子)で話していたんだけど、
マネージャーに「今日はラーメンの日です」と宣言され、
「はまちゃんめー」と思ったというのむさん、その言い方にヲタ爆笑。
でも、「大佐の言うことは絶対なんで」諦めたらしい。
今ツアーの「懸命ブルース」、セリフのところのタメが長く、
その間、お立ち台からヲタの歓声を煽るのがハイライトになっているが、
のむさん、「勇気出してみろ、全開でヤルときゃやらねでどうすんだ~」の後、
思う存分ヲタを煽り倒した後、一言ポツリと「ハチ公じゃん」と謎のつぶやき。
これには「プッ」と吹きだしそうになるのを必死でこらえる後ろのメンバー達。
おそらくのむさんには、自分が煽った通りに忠実にレスをくれるこぶし組が、
ご当地「忠犬ハチ公」になぞって見えたんだろうなと推察します(笑
●3ヶ月のツアーでアルバム曲の完成度高まる
リーダーのあやぱん(広瀬彩海)も話していたけど、
この3ヶ月で、とくにアルバム新曲を歌い込むうちに自分達のものになっていく手応え
を感じているメンバー達。
確かに、自分が前回参戦した9月14日横浜BAYHALLの時と比べても、
確実にパフォーマンスの質は上がっていた。
「Come with me」は、派手に暴れまわるドラム音を相手に互角に立ち回れるだけの
ボーカルセッションを聴かせてくれて今日一番カッコ良かったし、
「好きかもしれない」は、れいれい(井上玲音)の落ちサビがますますエモくなってたし、
「開き直っちゃえ!」では、のむさんの力強いロック魂に、
良い意味でおおらかさといった余裕も加わって、より前向きなテイストが醸し出されていたし、
(この3ヶ月で、こぶし組の「ワカチコワカチコ」のクオリティも最高潮に)
「アンラッキーの事情」は、歌とダンスのキレ味がより際立ち、
「明日の私は今日より綺麗」は、サビのコーラスの美しさに深みが増していた。
こぶしは、他のハログループに比べても活動のペースがゆったりしている。
今年一年を振り返っても、前半は初のホールコンサートへ向けての準備、
後半は、新アルバムを引っ提げての秋ツアーに集中した。
その中で、演歌歌手のように、同じ曲を大切に何回も歌い込むことによって、
クオリティを少しずつ、少しずつ上げて精緻化してきた経緯がある。
そうした細部へのこだわりと工夫が、曲の魅力を最大限に引き出すと同時に、
パフォーマンス部分で、彼女達をより成長させているんだということに気付く。
これだけ素晴らしいパフォーマンスができるグループを、
ライブハウスにだけ、その活動領域を限定するのは勿体ない。
来年は、もっと大きな舞台で!
というか、他のグループと区別を図る意味でも、
来年はこぶし単独で【野外ライブ】をやってみたら面白いんじゃないかと思ってる。
開放感と一体感、両方感じられるロックなコンサートにできるはず。
野外は事務所も諸々大変だろうけど、
大雨が降っても、こぶし組は大丈夫だから(髪の毛以外は笑)
今日もはまちゃんにやられました。
髪を振り乱しながら歌うときのカッコ良さ、色気と、
こぶし組にマイクを向ける時の聖母マリアのような優しい微笑み。
俺のヲタ人生の終焉は、きっと、はまちゃんに抱かれて眠る。