今年ラストのリリースを飾るのは、令和元年のアイドル界を席巻したBEYOOOOONDS。
今日(11月27日)リリースされたファーストアルバム「BEYOOOOOND1St」は、
おもちゃ箱をひっくり返したような遊び心満載のアルバムです。
<収録曲> ※一部コメント
01.OOOOOVERTURE
02.アツイ!
03.ニッポンノD・N・A!
04.高輪ゲートウェイ駅ができる頃には(CHICA#TETSU)
2020年4月の春に新設される高輪ゲートウェイ駅(山手線、田町~品川区間)。
この駅が出来る頃には卒業してそれぞれ別の進路を進むけど、
その頃には私を彼女にしてね、っていう歌(笑
爽やかなシティポップ風。
ユーミン「中央フリーウェイ」のオマージュ。
間奏で、例によって突如の一岡豆知識が炸裂する。
「駅名を決める際は賛否両論色々あったみたいだけど、
どんな名前だって、耳に馴染んでくるものよ」
これ、無理やり西口社長に言わされてるだろ(笑
05.We Need a Name!(平井美葉・里吉うたの・小林萌花)
直訳して「私達は名前が欲しい」。
そう、この3人にはグループ名が無い。
「みんなお願い、うちらを『その他』と呼ばないで~」
これそのまま西口社長に懇願してください。
ちなみに、3人のトークアプリのグループ名は“優柔不断”を意味する『Wishy-Washy』だそう。どうやって発音するの~?(笑
06.そこらのやつとは同じにされたくない(雨ノ森川海)
CHICA#TETSUがいっちゃん電車路線なら、
雨ノ森川海は大森靖子ゴールデンボンバー路線だなあ。
「GIRL ZONE」はモロ大森靖子の世界といった感じだが、
この曲はちょっとゴールデンボンバーが入っている。つまり演歌。
07.きのこたけのこ大戦記
きのこ軍(CHICA#TETSU)とたけのこ軍(雨ノ森川海)に分かれてバトルするわけだけど
内容が一岡名人と高瀬名人の将棋対決だったり、争点がズレていくうちに、
中立の立場にいた美葉ちゃん、うーたん、ほのぴが割って入り、「休戦」を訴える。
「待ってみんな!争うなんておかしいよ!」心をしめつけるうーたんの悲痛な叫び。
ほのぴのピアノをバックに、最後の美葉ちゃんのナレーターの声が素晴らしい。
そんな「僕らの七日間戦争」みたいな壮大な謎の感動巨編(笑
(ごめん、僕らの七日間戦争見たことない笑)
こういうミュージカル風なヤツ、ヒャダイン好きだよね。
08.小夜曲“眼鏡の男の子”
09.眼鏡の男の子
10.恋のおスウィング
島倉りか、岡村みいみのお嬢様風お嬢様コンビによるスウィングジャズ。
歌詞の内容は、お嬢様コンビ目線での「眼鏡の男の子」アナザーストーリーとなっており、
そういう視点でこの曲聴くと楽しい。
想いを寄せていた眼鏡の男の子に彼女がいたことが判明した瞬間、
りかちゃんが「けっ、よく見たらたいしたことねーぜ!」と素?の暴言を吐き、
みいみも「島倉さん、お下品になってるぜですわ!」とエセお嬢様なツッコミ。
11.文化祭実行委員長の恋
12.元年バンジージャンプ
アルバムタイトルにしたいくらいのアッパーでゴキゲンなファンキーソング。
ライブでは「3、2、1、バンジー!」でジャンプしたいよね、絶対。
「眼鏡の男の子」でフラれた夢羽がその過去の失恋(平成)をキレイさっぱり
忘れて、未来(令和)に向かって気持ちを切り替えようとするが、
令=0、和=〇がともにマル→眼鏡に見えて、ついつい眼鏡の男の子を思い出し
失恋の傷がブリ返してしまう(笑
13.恋愛奉行
14.GIRL ZONE(雨ノ森川海)
15.都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて(CHICA#TETSU)
16.Go Waist
17.伸びしろ~Beyond the World~
アルバムのラストはスローなブルースからのゴスペルで。
ゆはとしおりんのフェイクが感動的。
BEYOOOOONDSの伸びしろは無限大、世界を飛び越えBeyond the World。
イチ押しは #12 ですね。他には #10、#17。
朝の通学通勤のおともにどうぞ。