この台風ではさすがに各地イベントも中止になりますわな。
たまには、家で音楽でも聴いてまったり過ごすのもいいもんです。
今日はハロプロを知らない方にもおススメしたいアルバムを紹介します。
◆アンジュルム「輪廻転生 〜ANGERME Past, Present & Future〜 」
<収録内容>
01.I 無双 Strong!(作詞:星部ショウ、作曲:加藤裕介、編曲:加藤裕介)
02.赤いイヤホン(作詞、作曲:星部ショウ、編曲:大久保薫)
03.タデ食う虫もLike it!(作詞、作曲:前山田健一、編曲:鈴木俊介)
04.夢見た15年(作詞:福田花音、作曲:イイジマケン、編曲:炭竃智弘)
05.フラグをぶっ壊せ!(作詞:井筒日美、作曲、編曲:宮永治郎)
06.恋はアッチャアッチャ(作詞:児玉雨子、作曲:星部ショウ、編曲:平田祥一郎)
07.帰りたくないな。(作詞、作曲:つんく、編曲:江上浩太郎)
08.いとし いとしとSay My Heart(作詞:児玉雨子、作曲:星部ショウ、編曲:平田祥一郎)
09.もう一歩(作詞、作曲: 中島卓偉、編曲:鈴木俊介)
10.人生、すなわちパンタ・レイ(作詞、作曲:前山田健一、編曲:鈴木俊介)
11.鏡の国のひねくれクイーン(作詞:児玉雨子、作曲、編曲:KOUGA)
12.今夜もステキに落ち着けない(作詞:児玉雨子、作曲:中島卓偉、編曲:hisakuni)
13.夏将軍(作詞:SHOCK EYE、作曲:SHOCK EYE/STAND ALONE、編曲:STAND ALONE)
14.わたしの夢見た15年(作詞:福田花音、作曲:星部ショウ、編曲:加藤裕介/星部ショウ)
15.46億年LOVE(作詞:児玉雨子、作曲:林田健司、編曲:鈴木俊介)
「セカンドモーニング」(モーニング娘。)とか「ファーストKISS」(松浦亜弥)など、
今までもハローで名盤と呼ばれたアルバムはいくつかあったわけだけど、
所詮は「アイドルのアルバム」という領域は超えていなかったと思うんですよ。
やっぱり、アイドルの歌を聴かせるというのが一番の目的なわけで。
ところが今作は、アップフロントを代表するアレンジャー達がその力量を発揮して、
ボーカルよりもインストゥラメンタルの方が主役となっている、
稀作と呼べるものです。
ハロプロに関係ない友達を連れたドライブでも普通に流せるアルバム。
(クルマの免許持ってないけどw)
日常生活に何気なく流れて違和感がないのがいい音楽とするならば、
このアルバムはまさにそんなアルバムといえます。
大久保薫、平田祥一郎、鈴木俊介、加藤裕介ら、
近年のハロプロ楽曲を創り出すクリエイターが、それぞれの得意分野で持ち味を発揮しつつ、
ほぼアルバム全体のミックスアレンジを担当している脇坂了氏が、
絶妙なバランス感を演出しています。
【この3曲】
#02「赤いイヤホン」
曲のメロディ自体は特段変化が少ないのだが、
大久保薫氏らしいエッジの効いた電子音(&サイレン音)が良きアクセント、
そこにキーボード、コーラスで厚みを加えたお得意のEDMサウンド。
#08「いとし いとしとSay My Heart」
コード進行がもろジャミロクワイ (Jamiroquai)な、90年代ディスコファンク。
星部さんとヒラショーで「ジャミロやりましょ」と事前に意志統一してるから、
話が早いってもんです。
アジットジャズ風リズムの面白さを際立たせるため、余分な音は付け加えず、
シンプルなプログラムにまとめてます。
塩原奈美子さんと星部さんのコーラスもポイント。
#09「もう一歩」
中島卓偉×鈴木俊介でヘビーファンクの出来上がり。
重厚感あるサウンドで聴きごたえあり、これ、本当にアイドルのアルバム曲ですか?
という感じ。
むろ(室田瑞希)のボーカルがピッタリと合う。
オープニングのデジタルロック「I 無双 Strong!」や、
「鏡の国のひねくれクイーン」みたいな小物曲も◎。
今日はずっとこのアルバムをかけながら、部屋の整理整頓してました。
P.S. 日清カップヌードルのCMでおなじみ。
Jamiroquai - Virtual Insanity