仕事帰りに、池袋HUMAXシネマズにりなぷー卒業公演(パシフィコ横浜)の
ライブビューイングに行ってきました。
やっぱり、「交差点」はダメですね、泣きました。
タケが歌えないくらいボロ泣きして、他のメンバー全員が泣いて、
それにつられるようにりなぷーが泣いて。
あやちょ卒コン同様、
この「交差点」で中盤に一度泣かせるクライマックスポイントがあって、
「大器晩成」「46億年LOVE」で大いに盛り上がり、
アンコールラストは「友よ」で大団円締め。
りなぷーの卒業スピーチも、手紙ではなく、ありのままの気持ちを述べたもの。
率直で、ストレートに言葉を発するりなぷーだからこそ、
彼女が包まれた「やさしい気持ち」と「感謝」が深く伝わってきました。
<セトリ>
01.いとし いとしとSay My Heart
02.次々続々
03.赤いイヤホン
04.泣けないぜ…共感詐欺
MC
05.人生、すなわちパンタ・レイ
06.恋はアッチャアッチャ
07.タデ食う虫もLike it!
08.恋ならとっくに始まってる
MC(2期の思い出話)
09.メドレー
~プリーズ ミニスカ ポストウーマン!/中西・上國料・笠原・川村・橋迫
~鏡の国のひねくれクイーン/中西・上國料・笠原・川村・橋迫
~チョトマテクダサイ!/竹内・室田・太田・伊勢
~フラグをぶっ壊せ!/竹内・室田・太田・伊勢
~好きよ、純情反抗期。/勝田・佐々木・船木
~今夜もステキに落ち着けない/勝田・佐々木・船木
~旅立ちの春が来た/竹内・中西・勝田
10.交差点
11.Uraha=Lover
MC
12.新しい私になれ!
13.大器晩成
14.46億年LOVE
アンコール
01.とっておきのオシャレをして/勝田ソロ
MC(りなぷー卒業スピーチ)
02.私を創るのは私(新曲)※
MC
03.友よ
※りなぷー抜き
前半は、EDMや赤羽橋ファンクの名曲で畳み掛け、そのクオリティの高さに感動。
新旧(アルバム「輪廻転生」&6スマ時代の名曲)織り交ぜたメドレーも、
しっかり聴かせる内容。
一公演として見ても、「NEXT PAGE」(次世代)のアンジュルムに十分期待を
抱かせるような充実したライブでした。
●無駄に着飾らないことこそ最高のオシャレ
アンコールの「りなぷー」コールの後に、ひょっこり出てきたりなぷーの衣装は、
実にシンプルなもの。
カジュアルな黒のノースリーブに、アンジュ全員のメンバーカラーをあしらったような
流行の透け感スカート。
そして歌った曲も、これまたカジュアルな「とっておきのオシャレをして」。
卒業公演にありがちな、ドラマチックでウェットなシーンとは全くかけ離れた、
軽やかでハッピーな空間、
ヲタが若干あっけにとられるくらい、会場全体がりなぷーワールドに染まっていく。
りなぷーのアイドルらしいと思うところ。
ソロで魅力を発揮するところ。
スポットライトを浴びれば浴びるほど、本領を発揮するところ。
大舞台に強いところ。
この「とっておきのオシャレをして」は歌い慣れていないと難しいはずの曲なのに、
本人いわく「本番が一番良かった」と言うほど、
バッチリ決まってた。それも終始、りなぷーらしい満面ニコニコの笑顔で。
りなぷーのアイドルらしくないと思うところ。
オーバーアクションが苦手なところ。
派手なのを嫌うところ。
思ったことを素直に口に出しちゃうところ。
これは彼女のファッション哲学にも現れている。
自分を誇張して見せるように、派手に着飾ったりはしない。
シンプルに素材の良さを生かす、それが最高にクールでオシャレであることを知っている。
そんな姿勢が、嘘いつわりのない自分でいられた「秘訣」だったように思う。
いかにもりなぷーらしい自然体のソロパフォーマンスが、すごく輝いて見えたし、
ユニークだった故に、これからもずっと記憶に残る卒業公演になっただろう。
●りなぷーのアンジュルム愛
最後のMCで、後輩から1人ずつりなぷーへメッセージ。
みんなが口々に言ったのは「アンジュルムのお姉ちゃん」。
困ったとき、辛くなったとき、りなぷーが笑顔で話しかけてくれたことで
気持ちが楽になって救われたと感謝の言葉を口にした。
一番りなぷーを慕っていたかみこ、ライブ本篇では一切泣かなかったのに、
このMCで急に実感が湧いてきたのか、
涙が堰を切るようにとめどなく流れてなかなか言葉にならない。
りなぷーの後継者はかみこだと思ってる。
クリアな歌声、安定したピッチ、歌唱面でグループの土台を支えられる実力の持ち主。
誰もが認める素材の良さ。
そしてアンジュルム愛のDNAもしっかりかみこに受け継がれたと思う。
そんな後輩達を「可愛くて仕方がない」といった様子で、温かく見守るりなぷー。
6スマ時代を3年間過ごした後、自分を慕ってくる後輩がどんどん増えていったことが、
りなぷーのアイドル人生の中で一番のご褒美だったのかもしれない。
そして2期3人の関係性と功績は、今更改めて言うこともない。
エッグ時代からずっとりなぷーと一緒だったタケが、一昨日つんくにLINEした。
「どうして私たち一緒が多かったんですか?」
そしたら、こんな答えが返ってきたという。
「2人が一緒にいることに意味があるんじゃない」
それ以上、詳しいやり取りの内容はタケは教えてくれなかったが、
2人をスマに選んだつんくからしたら、何か感じるものがあったのだろう。
こうした出会いの一つ一つが、りなぷーにとって大きな財産となった。
りなぷー、ひとまずお疲れ様!
これからも、アンジュルムのコーディネートよろしく!