9月2日に行われた、こぶしの4周年記念イベント@豊洲PITには行けなかったため
(→ハロコンの翌日、月初のこのクソ忙しい時期に仕事休めなかった…)
なんとかこの秋ツアーの初日には参戦したかった。
山下公園からさらに奥地に入った僻地に横浜BAYHALLはある。
歩かせるよね~。
久々にこぶしの単独に入ったわけですが、、
はまれいツートップが眩しすぎた。。
凡庸な男女ばかりが集まっている舞踏会に、
いきなりスタイル抜群でクールな美女2人組があらわれて場の空気が一変する感じ?
(よくわからん例えだ)
決して派手に振舞うわけではないのに、みんなの視線が2人に集中しちゃう。
それくらい、はまれいが醸し出す、いいオンナのオーラが凄かった。
…この2人、まだ10代なんだけどね。
そこに、パワフルかつスマイル全開ののむさん(野村みな美)がいて、
さらに、その脇をあやぱん(広瀬彩海)、さこ(和田桜子)が固めるわけだから。
ステージ上に立つのが5人である意味がちゃんとそこにある。
余計なもの、不足しているものがないから、見ていて心地いい。
余計に飾り立てなくても、歌で勝負できる数少ないアイドルグループ。
ライブ中、何度も「やっぱ俺こぶしが好きだ」と思ったし、
改めて、ライブハウスのこぶしファクトリーは最強!だと思ったゼッート!(なぜ水木一郎)
<セトリ>
01.Come with me(アルバム新曲)
02.明日テンキになあれ
03.Oh No 懊悩
04.GO TO THE TOP!!
05.念には念(念入りVer.)
MC
06.LOVEマシーン(アカペラVer.)
07.未熟半熟トロトロ
08.好きかもしれない(アルバム新曲)
MC
09.開き直っちゃえ!(アルバム新曲)
10.押忍!こぶし魂
11.懸命ブルース(ロングVer.)
12.アンラッキーの事情(アルバム新曲)
13.This is 運命
14.シャララ!やれるはずさ
アンコール
01.明日の私は今日より綺麗(アルバム新曲)
MC
02.ドカンとBREAK!
~握手会
セトリは4周年記念ライブから若干変わってますが、基本線は一緒ですね。
●今回のツアーの見どころは「衣装」
今回のツアーから衣装担当が変わった
(たしか「ナセバナル/きっと私は」の頃の担当さんに戻ったと言っていた)ようで、
よりシンプルに、統一感のあるデザインが、こぶしメンバーの女性らしさを際立たせ、
俺はこっちの方が好き。
前半の衣装は、シックな紫の花びら柄のスカートでよりオトナっぽく、
後半の衣装は、黄色のパプリカ風テクニカラーで生地の質感も可愛らしく、
また袖の形が各メンバーで違ってて、さりげない機能美がオシャレ。
●5人それぞれがメインのアルバム新曲が良い
前半の見せ場は、モーニング娘。「LOVEマシーン」のアカペラVer.
1番と2番のアレンジが全然違っていたり、さこのオリジナルラップが入っていたり、
約3分間があっという間に過ぎていくほど、聴きごたえ十分。
そこから間髪入れず「未熟半熟トロトロ」に行く流れもいい。
今回は「辛夷第二幕」のニューアルバムを引っ提げてのツアーとなるが、
その中で、各メンバーがメインとなっている楽曲があり、
期せずして歌詞の内容も、それぞれのメンバーに合った内容となっている。
・Come with me ⇒ 広瀬彩海メイン曲(作詞、作曲:中村瑛彦)
・好きかもしれない ⇒ 井上玲音メイン曲(作詞:児玉雨子、作曲:KOUGA)
・開き直っちゃえ! ⇒ 野村みな美メイン曲(作詞、作曲:中島卓偉)
・アンラッキーの事情 ⇒ 和田桜子メイン曲(作詞:井筒日美、作曲:石井健太郎)
・明日の私は今日より綺麗 ⇒ 浜浦彩乃メイン曲(作詞、作曲:中島卓偉)
これが5曲ともなかなか良くて。
とくに今日初聴でこれ好きかもしれないと思ったのは、れいれいの「好きかもしれない」。
ダンサブルなナンバーでカッコよす。
今回はセトリ全体通じて、「こぶし振り上げ系」だけでなく、
激しく踊るダンスナンバーが多いのも特徴で、こぶしライブでは結構新鮮かも。
●各メンバーの感想
・広瀬彩海
神奈川出身ということで、アンコールは「あやか」コール。
ターコイズ一色に包まれた会場に「改めてターコイズブルーっていい色だよね」とあやぱん。
また途中のMCで、各メンバーメイン曲のタイトルに触れ、
「どれもこぶしっぽくないよね、あっちの方のファクトリーみたい」。
ちょっと可愛目のタイトル曲は「すぐにあっちのファクトリーに吸い取られる」と愚痴をこぼし、
笑いを誘っていた。
・野村みな美
パフォーマンスの力強さと、はにかんだ笑顔が可愛いのむさん。
この両面攻撃にやられないヲタはいない。
普段は、相変わらず超絶マイペースのポンコツちゃん(ツアー日程も覚えてない)なのに、
一度ステージに上がったら、グイグイとこぶし組を牽引する頼もしい存在に。
この5年で一番印象が変わったハロメン2年連続第一位。
ところで「懸命ブルース」のソロ部分ロングバージョン、例えばのむさんだったら
「勇気出してみろ、全開でヤルときゃやらねでどうすんだ~」と煽っておいて
しばらく止まる、ドヤ顔で客席見渡す、ヲタがヒューヒューと囃し立てる、的な演出は、
のむさんのMCを聞く限り、メンバーが考えたっぽい。
あれはとても良かった。
・浜浦彩乃
「This is 運命」のセリフ「わかるよね?」が、いつもの厳しく追い込むドSモードではなく
こぶし組への“慈しみ”、“母性”が感じられた今日のはまちゃん。
昼MCでも「こぶし組は歌が上手くなった」と褒めてくれたし、
夜MCでは「(新曲でワキをパカパカする振りコピをするこぶし組を見て)カワイイ!」と、
優しい眼差しでこぶし組のことを包んでくれる、
母性本能に目覚め中のはまちゃんなのであった。
・和田桜子
れいれいのボイパに隠れがち?だが、さこのラップも日に日に進化しているのを実感。
いくらはまちゃんやれいれいが大人っぽくなったと言っても、
「Oh No 懊悩」で見せるさこの色気には敵わない。
「アンラッキーの事情」のように、ちょっとネガティブ系の曲も好きだと語る。
そんなネガな一面を持つさこにドカンと共感するのであった。
・井上玲音
声量の大きさでは、あやぱんと互角以上の迫力があるれいれい。
あの細い身体のどこにそんなパワーが秘められているのかと思う。
こぶしの中では一番、菅井ちゃんの教えをしっかり吸収して自分のモノにしている。
どんどん成長を続ける18歳、ハロヲタにれいれいのすごさ、美しさをもっと知って欲しい。
最後の握手会、途中からいなくなったので、体調を崩したのかとみんな心配したが、
ブログを見る限り、明日の柏PALOOZAは大丈夫そうだ。
帰りに中華街よってきた。
あんかけチャーハン、まあまあな味でございました。