今日はカントリーイベ(夏の大四角形)の日でしたが、
落選祭りの煽りをくらい行けず、変わりに病院送りの憂き目。

なんだよ、3ヶ月に1回のカントリーイベが半年に1回にペースダウンしてんじゃん、
事務所はこのままカントリーをフェードアウトするつもりか!
と拗ねていたら、
11月5日(火)に、カントリー・ガールズ5周年記念イベントが
豊洲PITで行われることが決定しました。

豊洲PITでオールスタンディングならかなりのキャパ入るはずだから、
今度こそ、絶対当選して、結に会いに行くんだ!

カントリーは夏の新曲も配信になったので、
事務所もカントリーを大事にしていく方針に変わりはないようですが、
今日はその新曲について、感想を述べていきたいと思います。

 

●One Summer Night~真夏の決心~
 (作詞、作曲:星部ショウ、編曲:菊谷知樹)

 

●夏色のパレット
 (作詞、作曲:山崎あおい、編曲:大久保薫)


個人的な感想を一言でいえば、

One Summer Night~真夏の決心~ ☞ 凡曲
夏色のパレット              ☞ 良曲

という感じですかね。

「One Summer Night~真夏の決心~」は、学生生活を描いたMVが公開されている分、

その印象によって大分イメージアップしているところはあると思いますが、

曲自体は単調に聴こえてしまいます。
菊谷さんらしいサックスアレンジも悪くないですが、

もう一つ突き抜けても良かったかなと思います。

一方の「夏色のパレット」は、メロといい、歌詞といい、
ありがちな素材を扱ってますが、その「調理センス」が抜群に感じます。

みなさんに納得してもらえるくらい、ちゃんと分析して語れるほど、
音楽の専門的知識と語彙力がないのが恥ずかしいですが、
自分なりに考えたポイントは

・リズムの緩急
・サビの最後のコード進行

の2点。

Aメロ→Bメロ→サビと3ブロックそれぞれリズムパターンが違うし、
また各ブロックの中でもリズムの緩急がつけられていて飽きがこないんですよね。
音楽も推理小説と一緒で、次の展開が容易に読めてしまったら、面白くないですよね。

 

例えば、AKB48の新曲「サステナブル」も夏らしい爽やかなメロディですが、
リズムが単調なので、次のフレーズ(小節)はだいたいこうなるだろうという
想像の範囲内でしかないんですよ。
1つの物語として一貫性は必要なんだけど、そのレールの上でいかに変化(ドラマ)を
演出していくところが腕のみせどころだと思います。

あとは、サビの最後(♪素直すぎる季節)のところ。
言ってしまえば、物語のエンディングにあたるところですが、
一瞬、マイナーセブンスのコード(不安定なコード)を使うことにより、

簡単には予定調和では終わらない、

でも最後はちゃんとメジャーコードでハッピーエンドで終わる、
みたいな。
こういうドラマを演出するささやかな工夫が粋ですよね。

というわけで「夏色のパレット」を聴いて、
ますます「やるじゃないか!山崎あおい」という印象を強くしたのでありました。


歌詞も山崎あおいワールドが見事に展開されてます。


「夏色のパレット」

こんなに好きだったんだって
見逃せないほどに
膨らむ思い 素直すぎる季節

水面のドロップ
潮風が揺らして
キラキラ輝くSUMMER DAY
泣きそうになったりして

夏色のパレット
そっと開いたら
ふたりはじめてのシーサイド
心に映し描いていまも

あなた あの子ときた渚を
思うのかしら
消えない面影
私が塗りつぶすわ

こんなに好きだったんだって
胸の痛みで気づいたの

寂しげに笑って
「退屈?」だなんて聞かないで

人のプライド意地だって
波の前じゃ無力に
漂うだけ 素直すぎる季節

 

 

P.S.  舞ちゃんも、舞ちゃんのパパも、そして俺も左打ち。