イントロをちょっと聴いただけで、
このソプラノサックスはバービーボーイズのKONTA(近藤敦)だとわかる個性がスゴイ。

「浪漫~MY DEAR BOY~」モーニング娘。(2004年)
 (作詞、作曲:つんく、編曲:鈴木俊介)

 

 



80年代のバンドサウンド。

KONTA以外にも、レベッカの土橋安騎夫(Key)、リンドバーグの川添智久(B)が
バックとして参加しているが、
楽曲自体、例えばサビの部分のマイナ―コードの使い方とかが
バービーボーイズっぽいので、
余計にバービー色の印象が強いサウンドになっている。

バービーボーイズは、KONTAと杏子の男女ツインボーカルのエロティックな掛け合いが

斬新だったわけだが、それだけでなく、

作曲担当のいまみちともたか(イマサ)のギターサウンドが非常にクオリティ高く、
とくにアルバム「√5」(1989年)はマイナーコードのアンサンブルの妙が詰まった名盤である。


当時、「浪漫~MY DEAR BOY~」をロックに歌いこなせていたのは、

藤本美貴ただ1人だった。
RIJでまた一皮剥けた今のモーニング娘。'19(体力オバケ期)が歌ったらどう聴こえるか、

今年の夏ハロコンの楽しみの一つでもある。