9月の研修生発表会の参加メンバーが発表になりましたが、
同時に、小野琴己、出頭杏奈、そして北研の佐藤光の3名の
研修生活動修了も発表になりました。
研ヲタの中でも「辞めるんじゃないか」と噂されていた3人なので、
ある程度、予想通りではあるのですが、やっぱり残念ですね。
小野琴(おのこと)は、研修生で一番年齢が上。
でも頼れるお姉さんというよりは、ちょっと天然ボケが入った優しい性格の子でした。
ある意味、「競争」原理の働く研修生活動の中で、
他の子を思いやったり、うまくパフォーマンスできた子には心から拍手を送っていたり、
「この子間違いなく性格いいな」と感じていました。
実力診断テストでも、毎回個性的なパフォーマンスを発揮して楽しませてくれたり、
最初はスキル面で粗が目立っていたけれど、地道に努力して、
毎年パフォーマンスの質を確実に上げてきていました。
「生まれ変わってもアイドルになりたい」と書いた最後のブログ、
本当に泣けました。
ぜひ、研修生活動で得たものを生かして、今後も頑張ってもらいたいです。
佐藤光(ぴか)は、色白美人でかなり研ヲタからも人気のあった子です。
次々とデビューしていく北研の中で、1人取り残されてしまったような
感覚に陥ったのかもしれません。
本当にデビューできるかは紙一重の差、でも諦めたらそこで終わり。
まだまだこれからの子だと思っていたので、残念ではありますが、
充実した高校生活を送って欲しいと思います。
そして出頭杏奈は、現在、プラチナムプロダクションが開催している
渋谷発のスター育成オーディション「シブスタ」の方に参加し、
ファイナリストまで進んでいるという状況です。
おそらく、モーニング娘。'19の15期メンバーに選ばれないことが判った時点で
ハロプロに見切りをつけたのだと思います。
出頭ちゃんは、ハロプロ20周年オーディション組。
このオーデは、Abemaとタイアップして行われたもので、Abemaが密着番組をやるなど
かなり話題性のあったオーディションでしたが、結局、あえなく全員落選。
企画倒れといった意見も聞かれました。
そのうち、7名がハロプロ研修生(*1)入りを選択しましたが、
橋本桃呼、後藤咲香は早々に活動修了するなど、厳しい境遇が続く中、
研修生活動を通じ、コツコツと実力を磨き台頭してきたのが出頭杏奈でした。
なので、彼女にはとても好感を抱いていたし、
なにより天性のスター性を持ってる子だったので、デビューを楽しみにしていたところでした。
ここまで頑張ってきたんだから、もう少し我慢できなかったのかという思いと、
年下の子にデビューを追い抜かれて、心が折れてしまったのかもという想像。
ぶっちゃけ、手っ取り早く有名になりたいと思う子だったら、
ハロプロを選ばない方が得です(有名になることが一番の目的なのだったら…)
事務所も、彼女は有力候補と見ていたはずで、
見切りをつけられるとは思っていなかったのかも。
それで今回の件で慌てて「研修生内新ユニット」を作り、
他の研修生がいきなり辞めないように囲いにいったんだと思います。
背景として、研修生の家族の方から「どうなったらデビューできるのか、
その基準を明確にしてくれないと困る」という要求が事務所に出てるのかも
しれないですが(*2)、
それで、実力診断テストで賞を獲った人を優先(すなわちスキル重視)で
デビューさせるみたいな考え方はして欲しくないです。
今回の出頭杏奈の活動修了については、もう少しなんとかならなかったのか、
ただただ残念という気持ちですね。
あともう1人、研修生で先天的なスター性(*3)を感じる中山夏月姫だけは
逃しちゃならんと思いますよ。
(*1)研修生28期として残っているのは、為永幸音、窪田七海、金光留々、松原ユリヤ
(*2)つんくみたいにソロでプロデューサーをやっていた時代は、つんく自身が判断基準みたいなもんだったから、
こんな話は出なかった。
(*3)それじゃあ、スター性の判断基準って何なの?という話だけど、そんなの基準なんてあるわけない。
面接官のセンスでしかない。