ゆかにゃはやっぱり帽子が一番似合うアイドルだと思う。
彼女が洋服を選ぶとき、どんな服装でもゆかにゃ色に染めてしまう。
今日の武道館がピンク一色に染まったように。
<セトリ>
オープニングアクト(BEYOOOOONDS「アツイ!」)
01.ポツリと
02.この世界は捨てたもんじゃない
03.微炭酸
04.「ひとりで生きられそう」って、それってねえ、褒めているの?
MC(新メンバー紹介:工藤由愛、松永里愛)
花束贈呈:道重さゆみ
05.ロマンスの途中
06.五月雨美女がさ乱れる
07.私が言う前に抱きしめなきゃね
MC
08.メドレー(武道館用)
~Vivid Midnight
伊達じゃないよ うちの人生は
アレコレしたい!
ブラックバタフライ
チクタク 私の旬
素直に甘えて
愛・愛・傘
裸の裸の裸のKISS
愛のダイビング
Never Never Surrender
KEEP ON 上昇志向!!
Goal~明日はあっちだよ~
MC
09.イジワルしないで 抱きしめてよ
10.カラダだけが大人になったんじゃない
11.禁断少女
12.Borderline
13.Fiesta!Fiesta!
14.CHOICE&CHANCE
15.GIRLS BE AMBITIOUS
16,生まれたてのBaby Love
17.Magic of Love(J=J 2015 ver.)
MC
18,Good bye & Good luck!
アンコール
ゆかにゃ卒業メッセージ
01.25歳永遠説(ゆかにゃソロ)
各メンバーからの贈る言葉
02.続いていくSTORY
03.未来へ、さあ走り出せ!
ダブルアンコール
ゆかにゃ挨拶
ライブの進行は「JuiceFull!!!!!!!」コンサートツアーの武道館版。
2曲目の「この世界は捨てたもんじゃない」など、
おそらくゆかにゃの思い入れの深いいくつかの曲は、メドレーからソロに昇格していた。
途中、ゆかにゃが憧れていたさゆ(道重さゆみ)が卒業祝いに
駆け付けるサプライズ(ゆかにゃもこれは全く想像していなかった)が
あったりもしたが、
いつもの武道館公演と同じように、あまりゆかにゃ卒業の実感が
湧かないまま、コンサートは進行していく。
そう、この日まで、ゆかにゃが卒業するということを、
メンバーもJuice=Juice Familyもみんな考えないようにしてきた。
それを考えると、すぐそこにお別れが迫ってきてしまうから。
逆説的に言えば、それだけゆかにゃの存在がJuiceにとって本当に大きかった。
「CHOICE&CHANCE」のゆかにゃパート「そう泣いたり笑って私なりにやってきた」
が心に響いたり、
「GIRLS BE AMBITIOUS」間奏のゆかにゃフェイク「トゥルルルル~、ワァオ!」が
もう聴けなくなるんだなあとしみじみ思っても、
まだ卒業を実感するまでには至らなかったが、
ついに、終わりが近づき始めると同時に、
それはちょうど「生まれたてのBaby Love」あたりから、
メンバーの中にも「もう由加ちゃんと一緒にステージに立てるのはあと1、2曲」
という想いが芽生え、抑えていた感情が溢れ出してきた。
ゆかにゃへの想いの大きさが、その堰き止めていた気持ちを解放してくれた。
ゆかにゃの手紙。
個性溢れるメンバーのグループに、
歌もダンスもできない私が、リーダーとして「選ばれて」しまったこと。
そのプレッシャーは計り知れないものだったろう。
当時のことは、記憶もあやふやだという。
それでも応援してくれるファンがいた。
大学進学を蹴ってまで、アイドルで生きることを選択したこと。
その選択を、どうやって正解に持っていけるのか。
――人生に起こることは、全て意味がある。
なぜ、ゆかにゃが研修生エリート軍団のリーダーになったのか?
なぜ、225公演という過酷なツアーを乗り越える必要があったのか?
なぜ、やなみん、るーちゃん、まなかんが新メンバーとして入ってきたのか?
ゆかにゃが強くなるたび、Juice=Juiceは強いグループに変わっていった。
壁を乗り越えたその先に、新しい景色が待っていることを知った。
メンバー同士の結束が高まり、新しい変化を受け容れる柔軟性が身に付いた。
ゆかにゃ進化の歴史が、そのままJuiceの歴史となった。
武道館のど真ん中に立ったゆかにゃ、あまりにも眩しかったよ。
誰に対しても優しくて、一方で泣き虫で気の弱かった女の子が、
これだけのメンバーを率いるリーダーになり、
ひとつずつ夢を叶えていったこと。
メンバーとファンへの感謝の気持ちを述べ、
そして、Juice=Juiceの続いていく未来に思いを馳せ、
自身の新しい道へ一歩踏み出した由加ちゃん。
“どんな時もなんとかなった、なんとかして来られたじゃん”
“昨日、今日、明日もそう明後日も”
うまいくいくよ ゆかにゃなら!
ゆかあーりー、この2人がいたからJuiceは今ここにある。
ゆかにゃ、ありがとう!
あざかわ永遠説!