赤羽橋ファンクですが、今回のアレンジは大久保ちゃんです。
Bメロのコーラスのエフェクト処理で、大久保ちゃんとわかりますね。
カッティングギターでファンク感を出すのが鈴木俊介、
(→『The 摩天楼ショー』、『スカッとMy Heart』、『泡沫サタデーナイト!』)
ストリングスを駆使し、コーラスで特徴を出すのが大久保ちゃん。
(→『セクシーキャットの演説』、『ジェラシー ジェラシー』)
◆『青春Night』モーニング娘。'19(作詞、作曲:つんく、編曲:大久保薫)
●アクセントを生む野中美希の存在感
今回の主役はちぃちゃん(森戸知沙希)。
コタツでみかん食べながら退屈そうにしているちぃちゃんがVRをつけたとたん、
ディスコティークな世界に誘われ、
よこやん(横山玲奈)にメイクアップ、かえでぃ(加賀楓)にラメが入った衣装を
施された結果、
一気にスターとなって、ノリノリでテンション上がるという王道モノ。
13期、14期が物語の中心にいて、パフォーマンス面では譜久村、小田コンビが
安定感のある歌で支えている感じ。
こういったファンク調の曲では、声に色気があるフクちゃん、小田ちゃんが
よく合うし、ちぃちゃんの声もよく合っている。
(相変わらずちぃちゃん→まーちゃんの流れが良い)
今のモーニング娘。では、こうした彼女達の声の『個性』を大事にするため、
エフェクト処理も元の声の『個性』を殺さない程度にかけている印象だ。
その中でも、野中美希の『声』はより特徴的で、ブルーノート感を醸し出している。
このMVでもその存在感は異彩を放っており、グッと大人っぽさが増している。
●ガラガラゴー的脱出大作戦
「私の人生、エンジョイ!」なんて、相変わらずつんくらしいダサさ全開だなあと
思って見てたら、
「ガラガラゴー」がクセになりそうな自分がいる(BIGBANGの二番煎じでも)。
不眠症の夜から脱出する「ガラガラゴー」からの「私の人生エンジョイ」、
この掛け合いが楽しい。
さあ、みなさんもちぃちゃんと一緒に「ガラガラゴー」脱出大作戦!
なぜか、アホっぽさが隠せないところも、ちぃちゃんの魅力(笑