めいめい(田村芽実)のカバー「76th Star」(レベッカ) が、
数日前からYouTubeにアップされてます。

 


レベッカといえば、自分が子供の頃に流行ったバンドですが、
めいめいも心からレベッカ(NOKKO)が好きなんだなあと思わせる
見事な完コピぶりです。
さすが、めいめい。


NOKKOは、唯一無二の個性を誇る女性ボーカリストで、
彼女が日本のポップス界に与えた影響は絶大です。

NOKKOリスペクトぶりを発揮しているめいめいですが、
よく聴いてみると、彼女はやっぱり歌い方がミュージカルの子なんだなと
実感させられます。

ミュージカルの場合、ホールを舞台にすることが前提としてありますから、
声を響かせることが大事になりますし、
物語のセリフを言うように歌詞をハッキリと伝えること、

主人公の感情表現を歌に込めることが大切になってきます。

めいめいの「76th Star」は、まさにミュージカル風の「76th Star」なのです。

これに対して、ポップスはリズム、16ビートを刻むのが大事なポイントになります。
NOKKOで言うと、まるで音階の上を飛び跳ねるような歌い方です。
この動画のピアノ伴奏は、グルーヴ感溢れる、まさにポップスの弾き方に
なってますね。

高橋愛がミュージカル出演したとき、ポップスの歌い方が抜けきらずに
苦労した話を聞いたことがありますが、
めいめいの場合はもともとミュージカルっぽい歌い方をしていた子なので、
スムーズに移行できているんだと思います。


いずれにせよ、めいめいの非凡な才能を証明するのに十分な動画ですね。
ビクターエンタテイメントのプロデュース力も光ります。