OMAKEちゃんねる、こぶしファクトリーのアカペラ『GO TO THE TOP』
聴きましたけど、素晴らしいね、
また一段とレベルが上がってる。
とくにベースののむさん(野村みな美)が安定したことにより、
全体的に引き締まった感じがする。
のむさん、マジでブラボーだよ!
ROCKでも、JAZZでも、ベースとドラム(≒ボイパ)がしっかりしていれば、
土台が出来上がったようなもん。あとは自由にトッピングを追加するだけ。
のむさんとれいれい(井上玲音)が一定のレベルに達しているから、
あとはさこ(和田桜子)がオリジナルのラップで被せたり、
リードボーカルのはまちゃん(浜浦彩乃)、トップボーカルのあやぱん(広瀬彩海)が
自由に暴れ回れる。
そんなOMAKEちゃんねるを聴きながら思ったのは、
こぶしでアカペラのみのゲリラライブをやったら面白いんじゃないか、ということ。
取り組んでる音楽的にも他のグループとは違った個性を出している
こぶしファクトリー。
グループの売り方にしても、
つばきや他の先輩グループとは違ったアプローチをしてみるのも面白い。
もう既に、対バンライブに数多く参加したりはしているが、
彼女達の実力なら、アイドルヲタ相手だけでなく、
一般層向けのアピールをしてみる価値はあると思う。
(もちろん、まだまだレベルアップしていかなければならないが)
ゲリラライブは屋外でも屋内でも場所はどこでもいい。
正直、どれだけの人が足を止めて耳を傾けてくれるかわからないが、
それでも1人でも多くの人の心に何か残すことができたなら、
それがそもそも音楽の持っている“力”ということになる。
メンバーには、それを体感して欲しい。
「愛の種」を1枚1枚手売りしていた頃のモーニング娘。には、
何か新しいものにチャレンジしているという勢いがあって、
それが見ている側にも伝わった。
こぶしのチャレンジする姿勢も、その可能性を秘めている。
それは草の根活動の中で、光り輝く類のものだと思っている。
ただアカペラやってますというだけじゃなくて、
5人が音楽を楽しんでいる雰囲気が素晴らしい。
そしてアカペラバージョンを聴いた後に、
通常のファンクバージョンを聴くと、これまた“味が良い”。