やなみん、本当に素晴らしいラストコンサートでした。


17時過ぎ、会社を出てタクシーで青海駅まで飛ばし、
会場についた頃には、外には誰1人としておらず、
18時開演ギリギリに入場。
人垣の一番後ろから、やなみんに拍手を送り最後まで見送りました。
今日見た光景は、ずっと忘れることはありません。

 



<セトリ>

・オープニング:全員登場(あやちょ送辞)

◆Juice=Juice
01.Fiesta!Fiesta!
02.ロマンスの途中
03.TOKYOグライダー
04.微炭酸
MC
05.SEXY SEXY
06.あばれてっか?! ハヴアグッタイ
07.Never Never Surrender
08.CHOICE&CHANCE
09.禁断少女
10.Vivid Midnight
MC
11.シンクロ。

◆カントリー・ガールズ
・かえるのうた(サックス演奏:梁川奈々美)
12.涙のリクエスト
13.ブギウギLOVE
MC
14.愛おしくってごめんね
15.恋はマグネット
16.恋泥棒
17.弱気女子退部届
MC
18.浮気なハニーパイ
19.Good Boy&Bad Girl
20.妄想リハーサル
21.リズムが呼んでいるぞ!
22.女の子の取り調べタイム❤

アンコール
・手紙朗読
01.気ままな片想い(やなみんソロ)
・卒業セレモニー
02.Good Bye&Good Luck!/Juice=Juice
03.VIVA!薔薇色の人生/カントリー・ガールズ

ダブルアンコール
挨拶


やなみんはずっと出ずっぱりの約3時間。
それでも、最後まで笑顔を絶やさず、
ハイテンションで一気に駆け抜けた3時間でした。


●やなみん卒業を取り巻く特別な感情

今回のやなみんの卒業が、
ある意味「いつもの」卒業とは違った感情に支配される要因は、
Juice=Juice、そしてカントリー・ガールズのメンバーにとって、
年下・後輩メンバー(あるいは同期)の卒業だということ。

本来、卒業に「順番」などないのだけれど、
当然やなみんはずっと此処にいるもんだとみんな無意識に思っていたはず。

後輩から先に去られることが、こんなにも寂しくて悲しいことだとは。
やなみんは、誰からも愛されていたから…。

だから、やなみんがこれで最後とか、
ファンもメンバーもみんな、今まで考えないようにしていたんだ。

ライブは純粋に楽しい。
こうやって、みんなで一緒にパフォーマンスすれば、盛り上がるし、
今この瞬間を目いっぱい楽しめる。

この楽しい時がずっと続けばいい。

でもふとした瞬間に「これで最後なんだな」という想いが頭をよぎるのか、
残されたメンバーの抑えてた感情がわずかに表情に現れるたび、切なくなる。

Juice曲の中で、やなみんが最後に選んだのは「シンクロ。」
やるせなさがこみ上げてきて、段原瑠々の歌声が震えていた。
やなみんと背を向けるラストで、金澤朋子の目から涙がこぼれ落ちた。

カントリーのラストは「女の子の取り調べタイム」
最初から、いつ雨が降り出してきてもおかしくない曇り空のような表情を
していた船木結は、全員で肩を組むシーンで、ついにボロボロと泣きだした。

これがラストと突きつけられた現実に、感情を抑えることができなかった。


●鮮やかな、あまりに鮮やかなラストメッセージ

そんな周りの様子に気遣いながら、やなみんは最後まで自分らしく
アイドルとして輝くことを貫く。

アンコール、万雷のやなみんコールに応え、照明にキラキラと輝くティアラと
純白(実際はライトブルー)のドレスに身を纏ったやなみんが1人、

ステージに登場した。

読み上げた手紙、メンバー、ファンへの感謝を綴ったその内容は
聡明な彼女ならではの「名文」と呼べるもの。

“Juiceのメンバーは、私にとって自慢のお姉ちゃんのような存在。
 私をここまで成長させてくれ、いろんな『景色』を一緒に見させてくれた”

“カントリーのメンバーは、私にとって大切な家族のような存在。
 みんなとの時間は私の宝物、絶対に忘れない”

堂々と読み上げるその姿は、本当に立派だった。

そして、最後ソロで歌った曲は「気ままな片想い」。
この曲を選んでくれて、うれしかった。

この曲を歌うやなみんは、本当にキレイで、可愛くて、眩しくて、
歌に込めた気持ちが伝わってきて、アイドルとして完璧だった。

あまりに鮮やかなパフォーマンスに、猛烈に感動した。
これこそまさに「ももちイズム」なのではないか?
何事もやり切る精神、それこそが梁川奈々美の矜持。

そして最後までやり切ったからこそ、
多くのファンの心に今日のやなみんの姿が永遠に刻まれただろう。


●やなふなは永遠

卒業セレモニーでは、1人1人、やなみんに言葉をかけていったのだが、
ラスト2人、あのいつもは冷静な山木梨沙が顔をクシャクシャにして
号泣しているのを見て、自分も耐え切れなくなった。

そして最後に船木結。
笑顔のやなみんとは正反対に、もう泣きじゃくって泣きじゃくって、
「おでこを隠したやなみんが遠くにいっちゃいそうで(泣)」で笑いが起きて、
それでも「ライバルとか、仲間とかそんな簡単なモノじゃ語れないほどの唯一無二の存在」と

言い切った。やなふなは永遠。


「VIVA!薔薇色の人生」、やなふな最後のアルプス一万尺は笑顔でやり切った!

やなみん、7年間お疲れさまでした。

そして、ハロープロジェクトに入ってくれてありがとう!