この時期のお楽しみといえば「デジっち」ですよね。
毎年恒例、中村憲剛のゴールパフォーマンスも中邑真輔の「イヤァオ!」に決まり、
ラッシャー&スターも見れたところで、

ハロ!ステの「BEYOOOOONDS 第1章 vol.4」見ました。

結局、採用理由を事務所から公表しなかったことは個人的に残念だったんだけども、

印象に残ったのは、里吉うたのが

「声は生まれ持ったものなので、すごく私は声がコンプレックスだったんですけど、

高校で演劇を始めるようになってから声を褒められるようになり、

自分の持っている声を生かしたい」

と語ったことだった。

コンプレックスとは、他の人が平均して持っている能力、要素に対して、
無意識的に劣等感を抱いてしまうこと。

でもその正体は、「人より劣っている」ものではなく、
実態として「人とは違う特徴・個性」の現れなんだよね。

そもそも芸能界とは、普通の人とは違う突出した個性や能力を売り物とする世界。

ほとんどの芸能人に目を向けても、幼少期や思春期の時代に自らコンプレックスとしていた

「短所」を逆手にとって、それを武器に活躍している人が多い。

つまり「短所」は「長所」の裏返しだと考えればいい。


熊井ちゃんだって、若い頃はにょきにょき伸びる身長(181センチ)に対して
コンプレックスを抱いてた。

普通に街を歩いているだけでも、振り向かれる。
デカいというだけで必要以上に注目を浴び、逆に孤独な気持ちになる。
日常生活においては、どちらかというとマイナスなことが多いのかもしれない。

でも今や熊井ちゃんは芸能界でその身長を生かしてモデルの仕事をしたり、
テレビのレポーターをしたり、活躍を続けている。


「身長」とか「声」「ルックス」とか身体的特徴だけでなく、
「せっかち」「頑固」だとか「不器用」「自己主張が激しい」などの性格面でのコンプレックスも、

発想の転換次第で、他の人にはない武器になり得る。

だいたいそういう子は、学生時代にいじめられた経験を持つ子が多く、
ハロメンの中でも、誰とは言わないが、子供の頃いじめられたり、陰口を叩かれたりした子は結構いる。
クセが強かったり、それでも周りと迎合しない姿勢というのは、ある意味、芸能人向きである。

自分の特徴に自信を持っていないと、人間が崩れていってしまう「弱肉強食」の世界だからだ。

そういった意味で、自分の「売り物」を早くも自覚している里吉うたのには期待が持てると感じた。

 

 

最後に、熊井ちゃんの画像で癒されて、おやすみなさい。