昨日はバスツアーDDの話をしたので、
ついでに、こんな懐かしのバスツアーの話を。
◆Berryz工房バスツアー「トラベリーズ.comファイナル」(沖縄)
2015年、Berryz工房が無期限活動停止を発表した後の最後のバスツアー。
最終日の3日目のスペシャルライブ、
アンコールのラスト曲に行く前に、メンバーには秘密のサプライズ企画がありました。
それは、ファンの代表者7名が直接ステージに上がり、各メンバーへ向けて
感謝のメッセージを読み上げるというもの。
そのメッセージがどれも素晴らしいもので、それを受け取ったメンバーも一様に、
感極まって涙を流していたといいます。
ベリの場合、石村舞波の脱退はあったものの、ほぼ同じメンバーで約12年間
小学生、中学生の頃からずっと過ごしてきたわけです。
その子供から大人になるまでの過程、彼女達の成長を
ずっとファンは見守り続けてきたんです。
その間、ファン1人1人の人生にも、12年という歳月が流れています。
その12年の記憶の傍らに、Berryz工房という存在が常にあったわけです。
この関係性は特殊なものでした。
これまでも、そしてたぶんこれからも、この特殊性において、
Berryz工房のようなアイドルグループは二度と現れない気がします。
そしてアンコールで歌ったのが、この「希望の夜」――。
最後に、菅谷梨沙子が深々と頭を下げたシーンが印象的でした。
なんか言い方が合っているかはわからないけど、
ファンにとってこの12年間が「報われた」瞬間だったような気がします。
しみじみ、ベリを好きで良かったなと。
そしてたしかこの時、
嗣永桃子と徳永千奈美が口も利かない、目も合わせないほどの
絶賛大ゲンカ中だったと記憶しています。
バスツアーでファンの前にいる時間が長い中、
ファンにバレないように、お互いシカトし続けるのもキツかったと思いますよ(笑
そんなところも、ベリらしくて面白い。
まぁこのバスツアーの後、2人は無事仲直りするんですけど。
なんだかんだで、ベリの中で一番仲良しなのは「ももちな」だもんね。
そんなことも頭に入れながら「希望の夜」を聴くと、とても味わい深いです(笑