今日は、ハロコン「〜ALL FOR ONE〜」夜公演の方に入ってきました。

いつもの友人が連番で取ってくれたんですが、その席は1階0列75番。
そう、サンプラザには0列という席が存在します。
サンプラザ座席表
0列=移動席という意味なんですが、ハロコンでは最前列にはカメラなどの機材が入るため、席が取り外されており、
その最前分を除いた、実際には1列目から3列目に該当する席のことを0列と呼びます。

75番だと3列目の、どセンター。
おいおい、こんな至近距離で、ハロコンを観れるなんて!
眼福ここに極まれりという感じです。

それでは今日の「スマイレージよ永遠なれ!」の回をレポしたいと思います。

 



セトリは、OGコーナーを除いて、こちらを参照ください。
(※但しDA PUMPのゲストはなし、「U.S.A」は新ユニットに戻る)


<OGコーナー>

01.晴れ雨のちスキ(モーニング娘。さくら組)/加護亜依
02.恋のバカンス(W)/加護亜依、福田花音
03.夢見る15歳(スマイレージ)/あやかのん(福田花音、和田彩花)



●あいぼん、さすがの歌上手

昼公演に続いてあいぼん(加護亜依)が登場。
彼女の代表作「晴れ雨のちスキ」とダブルユーの「恋のバカンス」を披露。

あいぼん、やっぱり歌上手いなあ。基本が上手。
ジャズシンガーとしても活動していたあいぼんだけど、
やっぱりハロプロで身に沁みついたメソッドは時を経ても変わらない。
現役メンバーでも、ソロで「晴れ雨のちスキ」をこれだけ歌える子そうはいない。

黄金時代を支えた底力を改めて感じました。

 

「おかえりー!」と迎えられたあいぼんも、自虐ネタを交えつつ、
13年ぶりの感触を確かめるように楽しそうな表情を浮かべて。
あいぼんが紆余曲折の末、ハロコンに戻ってきてこれたことは素直に嬉しい。

現役時代、手がつけられないほど自由奔放と言われた辻加護、
それに匹敵する悪ガキコンビと言われたまろ(福田花音)と佐吉(小川紗季)。
そんな加護ちゃんとまろが組んでダブルユーというのもなかなか感慨深いし、
この2人が今日のために練習して揃えてきたことを想像すると微笑ましい。


●MCまこと、在りし日のスマイレージを思い出し涙する

ダブルユーで終わりかと思いきや「福田さんにはもう一曲歌ってもらいます」とまこと。

「夢フィフ」のイントロが流れてドッと湧く場内。
そして舞台の袖から、あやちょ(和田彩花)が走り出してきて、

あやかのん合体にさらに湧く場内。

 

おまけに後ろのビジョンに、スマイレージ当時の映像が。
あやちょ、かにょんはもちろん、ゆうかりん、さきちぃーが「夢フィフ」を歌う姿に
一気に「あの頃」にタイムスリップした。

あやちょの卒業、あやかのんの不器用な友情物語といった現在進行形の姿に、
かつて輝きを放っていたスマイレージ時代の光芒がクロスオーバーする。

胸が熱くなる感覚を抑えていたら、曲の終わりと同時に出てきたMCのまことが、
言葉に詰まり、急に目頭を押さえて泣き出すではないか。

そんな感極まるまこっちゃんを見て、寸前のところで留まってた俺の涙腺も崩壊。
えっ、まさか、まこっちゃんにもらい泣きしちゃってるよ、俺。

まこっちゃんが泣くなんて、ある意味反則だよー(笑

詳しくは明かされなかったけど、時空を超えて復活したあやかのんを見て
バックステージでは、スマにかかわってきた人達(アンジュメンバー?)が涙、涙する
姿があったようです。

4人のスマイレージの物語は、あやちょの卒コンをもって完結します。
その時もまろは、とっておきの「花」と「音楽」を添えてくれるでしょう。


●その他感想

・研修生「43度」、驚いたのは中山夏月姫の腰使い。すごい角度でウネウネ腰が回ってるぞ

 夏月姫ちゃん。
 あと、タメ(為永幸音)も常にセンターに近い位置で目立ってたな。

・「待てないアフターファイブ」
 華麗にクロスステップを踏むところが実はこの曲の一番のキモだったりする。
 山木さんのそれは優雅に、やなみん(梁川奈々美)のそれは上品に。

・「今夜だけ浮かれたかった」
 ずっと、きそらん(新沼希空)の肌の白さに見とれることができたのも、

 至近距離で見ていたからこそやね。
 
・「Are you Happy?」
 回を重ねるごとに「ここから出して!」の切迫感が強くなっていく。
 フクちゃん(譜久村聖)のエモーショナルな歌い回しも素晴らしい。

・「夏将軍」
 ひな壇に乱入したかななん(中西香菜)はりこりこ(山岸理子)の膝の上に座り、
 タケちゃん(竹内朱莉)も若い子相手にやりたい放題。そんなキミ達を夏将軍と呼ぼう。
 友人が言ってたけど、タオル回し曲として定着させたら、もっと会場一体盛り上がれる。

・「チュッ!夏パ~ティ」
 この日、一番センターに顔を出していたのはまりあ(牧野真莉愛)かもしれない。
 推されてるなあ、その理由も十分納得できる。

 カワイイ真莉愛も、カッコイイ真莉愛も、間近で目に焼き付けました。
 最後のキスシーンは、りさまる(小片リサ)の恥ずかし気な演技がカワイかった。
 
・ハロ!ステダンス部、
 あゆみん(石田亜佑美)に清水佐紀ちゃんも絶賛してた佐々木“タイガー”莉佳子が
 ダイナミックに躍動する。この子、本当にこの一年で雰囲気ガラリと変わった。
 下半身もしっかり使えて体幹がブレないのが稲場愛香。

・「眼鏡の男の子」
 前ここ(前田こころ)のショートカット似合うね。歌詞通り、メガネかけるとイケメン度さらに倍。
 近いうち、莉佳子のいいライバルになるかも。

・「ロマンスに目覚める妄想女子の歌」
 茶ピンク髪&デコだしがギザカワユスなはるなん(飯窪春菜)を目で追っかけてたら、
 あゆみん、えりぽん(生田衣梨奈)と戯れだした。
 こういう一瞬、一瞬も後で思い返せば貴重なワンシーン。
 そんな中、真顔と変顔を繰り返すむろ(室田瑞希)に志村けん賞をあげたい。

・「YEAH YEAH YEAH」
 今夏のハロコンを締めるのにふさわしい壮大なフィナーレ。
 つんくらしい、王道で美しくも、微妙に変化を加えたコード進行。
 「人間がこの世で威張っているのは、なんかどうだろう?」
 謙虚にも、与えられた生の歓びを全うしようという、これまたつんくらしいメッセージ。