♪風に吹かれて~、ゆらりゆられて~

こんな晴れた日曜日には、南麻布のいつもの喫茶店でくつろぎながら、

東京タワーまでテクテクお散歩。

 

「今日はいい天気だね!どこか…遊びに行こうか!」

「うん、それじゃあ僕についてきて!」

 


そこからさらにテクテク歩いて高級住宅街を抜けること15分。

「ほら、着いたよ!」


六本木、泉ギャラリーのJuice=Juice個別握手会に到着~。


俺が参加したのは、第50部(17:30~)。
そもそも、Juice=Juiceの握手会に参加するのははじめてなんです。
ついに、憧れのかなとも(金澤朋子)と握手する時がやって来たのです。

思い入れが強ければ強いほど、あえて接触は避けていたところもありました。
憧れは憧れのままで…。

でも、一歩踏み出してこそ、発見するものもあるのではないか。
素直に心に耳を傾けてみれば、やっぱり会いたい!

というわけで、今日は、あーりー(植村あかり)とかなともの2人と握手してきました。


■あーりー

俺>はじめてきました!

の一言に、あーりーはテンション高く迎えてくれました。

俺>ライブでみるたび…ほんとに…すごく

あぁ!緊張してグダグダになるいつものパターンきた!
そんな俺を怪訝そうに見つめるあーりー。

俺>歌がうまくなっててすごいなって!

植>そんなことないです(と首を振る)

こちらも全力で首を振り、

俺>いや、上手いです!

お互いに首を横に振り合うという構図をもってタイムアップ。

このグダグダになる感じ、実はある意味計算通りなのです。
MCがグダグダとツッコまれがちなあーりー。
そんなあーりーに、グダグダに何かを必死に伝えようとする姿を
晒してもいいのではないか。
それで、客観的に見て「あたし、ここまでグダグダじゃないな」と
自信に代えてくれればそれで良いじゃないか。

ただ、彼女の名誉のために言っときます、
そんな心配も無用なほどに、最近のあーりーのMCは全然まとまってて聴きやすいです(笑

本当は、もう一言「最近、菅井先生に褒められたりしませんか?」と聞きたかったのだけど、
1枚ではそこまでは辿り着けず。

あーりーの元気そうな表情を見て、彼女の好調ぶりが伺えました。
無二の親友むろと切磋琢磨するあーりーにこれからも期待しています。


■かなとも

どうせ緊張するのはわかっていたので、
何を会話するのかも決めずに
その時に頭に浮かんだこと、インスピレーションを大事に
その瞬間を振る舞えればと思っていました。

俺>はじめてきました!

朋>ありがとうございます!

1秒ほどの間だったか、かなともの顔を真正面から見て、思わず、

俺>かわいい…です。

と、さゆ(道重さゆみ)がえりりん(亀井絵里)を見たときのような
素のリアクションをしてしまった俺。
その場で頭に浮かんだのは、とにかく「カワイイ!」ということ。
かつて西川貴教(TMR)が、かなとものことを「鈴木愛理と矢島舞美を足して2で割った顔」と
言ってたのを思い出しました。

朋>1ミリも(そんなことないです)

と謙遜するかなとも。その言い方も嫌な感じがしません。
俺が冷静だったら、その1ミリに対して何かツッコミも入れられたんだろうけど、

俺>いやもう、かわいいです〇△×□…

あとは何言ったんだか覚えてないです。
また来てねと言われたことと「よろしくお願いします」みたいなワケわからないことを
口走ってた気がします(苦笑

彼女の一番の魅力は、ハロプロの中でも異彩を放つ歌とその声です。
そしてその個性は、Juice=Juiceに絶対的に欠かせません。

伝えたいことはいっぱいあるけれど、
言ったのは「かわいい」ということだけ…

でも、かなともの最後の表情を見て、その想いは1ミリでも彼女に伝わった気がしました。

彼女も小さい頃、℃-uteやフェアリーズに憧れて、握手会やイベントに足繁く通った人です。
ファン心理というものもわかっているのでしょう。

ほんの僅かな時間だったけど、とても幸せな時間でした。
やっぱり、かなともは素敵な人でした。


握手会の余韻が残る中、
池袋で、モーニング娘。'18主演の演劇女子部「ファラオの墓~蛇王・スネフェル」の
舞台を見終わった愛のメモリーさんと合流。
殺陣と握手、お互いの感想を言い合い、1日を終えました。


P.S. 握手会に通ずる禅問答。
   ある学者が南隠と言う高僧に、禅の教えを乞いに行った時のこと。
  「お茶をどうぞ」と言いながら、南隠はお茶を注ぎました。
   この時、注ぎ過ぎて、お茶は溢れてしまいましたが、それでもまだ注ぎ続けました。

  「こぼれてますよ!」との言葉に、南隠は答えます。
  「あんたの頭には、この茶碗と一緒だよ。余計な考えや知識でいっぱいだ。
   この茶碗を空にするように、余計な知識を捨ててから質問に来なさい」