ハロプロの原点、つまり、つんくの音楽の原点は、
ビートルズであったり、ブリティッシュロックであったり、
シックのナイル・ロジャースであったり、80年代ディスコサウンドであったり、
ユーミンであったり、山瀬まみであったり、
本当に多種多様ですが、
今夜は70、80年代のバブル期に流行ったガールズボーカルグループを、
バブル期が完全に過ぎ去ってから大人になった俺が、ちょっとだけ振り返ろうかな暇なので。
■ABBA
スウェーデンが生んだ世界的ポップ・グループ。
そのメロディアスな名曲の数々は、ミュージカル/映画「Mamma Mia!」でさらに広く世界に知られることになる。
英語圏のイギリス、カナダ、アメリカはもちろん、
特にオーストラリアでは人気を博し、2000年シドニーオリンピックでは
地元のスター、カイリー・ミノーグがABBAの「Dancing Queen」をカバーしたのが懐かしい。
彼女達とそれを取り巻くミュージシャン達が音楽を楽しんでる感が外にまで伝わってくるのが、ハロプロと通じているところかなと思います。
■バナナラマ
イギリスのボーイッシュかつキュートな女性3人組。
日本でもバブル時代のディスコでは、バナナラマの「Love in The First Degree」や「I Heard A Rumour」が定番のようにかかり、当時、純粋に女性だけのボーカルグループというのは珍しく、一気に有名になりました。
もしかしたら、℃-uteあたりの結成時のコンセプトに彼女達のイメージが少し影響しているかも?
■ノーランズ
アイルランドの実姉妹グループ。
実姉妹がボーカルユニットを成すケースとして、後のジャクソン・シスターズ(ジャクソン5の姉妹版)にも影響を与えています。
主にメインボーカルを務めていたのは末っ子のコリーン。彼女のグルーヴ感が素晴らしく、
もし彼女が今のハロプロに入ってきてたら、乃木坂、欅坂の人気グループを凌駕して、
一気にスターダムにかけ上げるでしょうね。
日本で大ヒットした王道ポップチューン「I'm in the Mood for Dancing」は、
Berryz工房「ロマンスを語って」の元ネタでもあります。
聴き比べてみると、いろんな発見があります。
こうしたガールズポップスの原点、ハロプロの源流を振り返るのは、
今後のハロプロの音楽を考えるときに大きなヒントになるかと思っています。
J-POP界ではこの路線は、Tommy Febrary(川瀬智子)くらいですしね。
P.S. 明日はJuice=Juiceの握手会です。
そして来週、ヤンタンにまーちゃん登場!どうなることやら…