本日の風は、センチメンタル南向き。
というわけで、おでかけ前に河野伸アレンジの2曲をパワープレイ中。
◆タンポポ『センチメンタル南向き』 ※アルバム「TANPOPO1」収録
作詞、作曲:つんく 編曲:河野伸
やぐっちゃん(矢口真里)珠玉のソロ曲。
(このアルバムには飯田、矢口、石黒それぞれのソロ曲が収録されている)
コーラスは飯田、石黒が務めていて、これがいい味出してます。
最初の「わちゃごなどぅー(what'cha gonna do)」から、
70年代ディスコサウンドの世界に誘ってくれます。
河野伸はキーボード奏者として、ピチカートファイブや森高千里のバックバンドで
活躍していたけど、フィリー・ソウル調のこのナンバーによって、
都会的で洗練されたストリングス、ブラスアレンジの使い手としても
名前を知られるようになっていきます。
そしてここで実験されたことが、次の名曲に繋がるわけです。
◆モーニング娘。『真夏の光線』 ※5thシングル
作詞、作曲:つんく 編曲:河野伸
『センチメンタル南向き』の進化形。
実に爽快できらびやかなイントロは、太陽から降り注ぐ光線そのもの。
オケにストリングスが加わることによって、壮大感が増し、
とくに間奏のクオリティは、ハロー曲でも随一。
そして、この曲に躍動感をもたらしているのがベースの入江「タロー」直之。
ベースでノリノリに跳ねまくって16ビートを奏でているのがすごい。
彼は、尾崎豊の「Heart of Klaxon」に居て、その当時から結構好きでしたね。
チーム河野伸では、モーニング娘。「I WISH」や松浦「I Know」等に参加してますし、
メロンの「赤いフリージア」もこの人です。
当時の娘。メンバーの声質も曲調に合っていて、
ハロコンでたまにやるけど、なかなかこのテイストは再現できないですね。