今回の実力診断テスト。
島倉りかちゃんがベストパフォーマンス賞を取ったわけだけど、
研ヲタのライフワークって、
パッと見は普通の女の子にガラスの靴を履かせて
シンデレラに仕立てあげるまで見守ることなんだと改めて思いました。
それって、ある意味ハロプロの原点ですよね。
まさに、あの日の島倉ちゃんは「21時までのシンデレラ」になったわけです。
さて、実力診断テストも終わって、今後のハロプロのメンバー編成について
いろいろと考えをまとめ始める時期。
事務所のスタッフも次から次へと大変だあね。
そんなスタッフさんの少しでも助けになるようなアイデアをまとめていきますので
ぜひ参考にしていただきたいという趣旨でございます(笑
いきなりサッカーの話に例えますが、
最初にどのようなチーム編成を行うか考えるにおいて、下記の2つの考え方に分かれます。
① 理想とする戦術を基に、それを選手に落とし込む
② 選手の個性に合った戦術を適用する
現実的に結果が出やすいのは、②の方。
①は理想に選手の技量が追い付かず、それに見合う選手を探す・育てるのにコストと時間が
かかってしまうケースが多いからです。
そんな中で、今年J1のコンサドーレ札幌は、①の考え方に基づきチーム作りを行い、
好調な滑りだし(第13節終了時点で3位)を見せています。
クラブの規模・予算を考えると、この位置取りは快進撃といっていいでしょう。
昨年までは、元イングランド代表のジェイや都倉といったハイタワーを駆使した空中戦を武器に、パワープレイを前面に出した現実的な戦い方をしていましたが、
今年から、ののさん(野々村芳和社長)がミシャ(ミハイロ・ペトロヴィッチ)を監督に招聘して
超攻撃的なパスサッカーを理想に掲げ、チームに新しいスタイルを浸透させようとしています。
普通は1年目からうまく行くほど簡単な話じゃないんだけど、
小野伸二、稲本潤一といった経験値の高いベテランを入れて、中盤を活性化したり
タイの英雄・チャナティップや、U-21日本代表で「10番」を背負う三好康児など
足元に優れる若手プレーヤーを獲得するなど、
理想に合う選手を揃える準備を地道に進めてきたことが功を奏しているように思えます。
翻って、今のアップフロントが新グループ形成にあたってやろうとしていることは、
大胆にも、①の理想を追い求めることのようですね。
一岡グループの旗印として掲げられた「身体表現」、
清野、高瀬グループは「小劇団」
ここまで具体的なキーワードが出てくるということは、
やりたいことのイメージが結構クリアに見えてるんじゃないかと思われます。
そのイメージに合ったメンバーを新しく獲得するためのオーディション開催。
ヲタは好き放題いいますが、コンサドーレのように、しっかり入念な準備を進めてきているのではないでしょうか。
「作業上の都合により」5月11日に先延ばしになった募集要項の内容は、
もしかしたら、その理想形を一部体現するようなサプライズがあるのかもしれません。
(…ハードル上げたった)
それについては、5月11日まで楽しみに待つとして、
現状、デビューが近い研修生の個性を重視して現実的に戦うとしたら、
どういう編成が良いのか、
既存グループへの増員も含めて、明日以降、考えていきたいと思います。
P.S. 川崎フロンターレ選手紹介集。
①行司・木村光之助さんによる選手紹介