ハロプロ20年の歴史の中で、一番歌が上手かった(上手い)アイドルは?

あやや?

愛ちゃん?

愛理?

小田ちゃん?

まぁ、そのあたりのメンツならどれも正解。


でも、ハローの中で最も「天才」だった子は?と訊かれたら、
俺的にはこの子しかいません。

 

 


スマイレージの小川紗季。

 


あやちょ卒業で、昔のスマイレージの動画とかを最近振り返って見たり
するんだけど、改めて、初期スマイレージは良かったよなあー。

俺がハローで唯一後悔することがあるとしたら、
さきちぃー(小川紗季)のすごさを彼女が卒業してから気付いたことです。
気付くのが遅すぎました。

彼女のすごさは、その天性のリズム感にあります。

リズムを身体に叩き込め。ハロプロの教訓。つんくの言うことは昔から一貫しています。

そういえば最近のインタビュー記事でも、今のハロプロで一番気になるメンバーに、
つんくは段原瑠々の名前を挙げていましたが、
それと同時にリズム感についての課題を口にしていましたね。

そんなつんくの指導以前に、さきちぃーの才能はズバ抜けていました。

ある意味、ハロプロの申し子と言ってもよかった。


この『駅前の大ハプニング』なんて、まるでリズム感のいい黒人の女の子が
踊っているかのような躍動感がありますよね。

今のハロメンがこれをやったら、ほとんどの子にのんべんだらりとした印象を受ける
ことでしょう。それくらい難しい。
それをこなすオリジナルのミキティ(藤本美貴)はさすがですが、

佐吉もそれに負けないくらい上手い。
しかもこの時(ハロプロエッグ時代)、まだ若干11歳(小6)ですからね!

よく言われる通り、日本語の発音ってリズムに乗りづらいんですが、さきちぃーの場合、
それこそ英語のような発音(母音と子音の使い方)をしてリズムに乗せてしまうところがある。
桑田圭祐が意図的にやっていることを、11歳の天才少女が無意識にやっている。


田中れいなも才能あったけど、そういえばこの2人年齢差を越えて仲が良かったなあ。
この『キラキラ冬のシャイニーG』もスケール感が素晴らしい。
(この曲、明るい曲調なんだけど、なんかせつなくなるんだよなあ…)

パシイベで披露した『ぁまのじゃく』も懐かしいなあ。

そして、さきちぃーのもう一つの魅力は、なんといってもその天真爛漫な明るさにありました。
超おしゃべり好きなところ。
いたずら好きで悪ガキっぽいところ。
いつもケタケタ笑っているところ。

俺にとっては「スマイレージ=佐吉」なんです。
もちろん、スマ一番人気のゆうかりん(前田憂佳)も大好きで可愛かったですけど、
さきちぃーがスマイレージを辞めた時点で、
ゆうかりんが辞める前にスマイレージは終わっていました。
彼女はグループの象徴だったから…。

ハロコンの『VERY BEAUTY』も忘れられないなあ。
俺ベリヲタだけど、余裕でオリジナル超えしてると思ったもん(笑
頭の上から突き抜けるような歌声が忘れられない。

もっと目に焼き付けておくべきだったと思う。

研修生イベを見る度、さきちぃーのような子が現れないかと期待してしまうんだけど、なかなか現れない。
それだけ彼女が稀有な存在だった(=天才)という証なんですが。

今、どこかで元気にしてるんだろうか。
あの頃みたいに、ウヒヒヒ笑っていればそれでいい。

Keep Your Smile!

 


『あすはデートなのに、今すぐ声が聞きたい』『乙女パスタに感動』
@スマイレージ1stライブツアー2010秋~デビルスマイル エンジェルスマイル~



P.S. 「そんなことオカマいなく」にウヒヒヒ笑う佐吉