和田さんのブログ、何回読んでも難しいんです!!!!!

 思うこと、感じることはめちゃめちゃたくさんあるのに
 私なんかがそれに対する文を書くのはすごく失礼な気がして、
 言いたいことがまとまりません!

 なので書かないどきます!!!


かみこ(上國料萌衣)のブログ見て、笑ってしまったよ。

結局、書かないんかーい!
 

 

あやちょ(和田彩花)のブログに書かれている内容がよくわからないという意見多いですね。

たしかに、あやちょの文章は表現がかなり抽象的。

ビジネス文書のように、誰が読んでも一意に捉えられなければならない文章とは異なり、
読み手によっていろいろな想像ができる玉虫色の文学的文章です。

ちなみに安室ちゃんの曲の歌詞が「この曲、わたしのこと歌ってる」と共感を得やすいのは、
後者の抽象的表現を用いた玉虫色の文学的に優れた文章になっているからです。

理系が多い?アンジュルムメンバーはあやちょのブログを何度も読み返し、
その度に「わかんない…」と呟いているんだろうか。

想像するとちょっと面白い(笑

ここでは、そんなあやちょのブログを自分流に読み解いていきたいと思います。


●2期とのすれ違い

「そんなとき、
 いつもグループのことばかり考えて自分のやりたい事はないんですか?
 って2期メンバーが言ってきました。

 (中略)

 もう、自分の好きなことをやってください。
 いつもグループのことばかり考えてるから。」

メンバーから「和田さんはずっといてくださいね」と言われていることから、
あやちょは基本的にメンバーに慕われていることがよくわかりますが、
一方で「自分の好きなことをやってください」の言葉の裏には、
見えない未来への苛立ちのようなものも感じられます。

おそらくこの頃(2017年内)に、事務所から卒業についての打診を既に受けていて、
あやちょは悩んでいた時期かと思われます。

 

そしてその話は2期にも伝わったはずです。
2期としても、今まで想像もしていなかった未来が急に迫ってきて、

動揺を隠せない部分はあったことでしょう。

このやり取り以降、それぞれの思い描く未来が微妙にすれ違っていく様子が伺えます。

 


●漠然とした「夢」

このブログには「夢」という言葉がたくさん出てきます。

しかし、その「夢」の内容は具体的に明示されておらず、
しかも、途中から自分自身の夢なのか、グループの夢なのか、よく分からなくなり、
ますます難解さを助長しています(笑

実際、あやちょにとって、アンジュルムで叶えたい夢とは何だったのでしょうか?

思うに、あやちょはアンジュルムにいること自体に満足していたのではないかと。
アンジュの長として君臨していることは、彼女の自尊心をも満たしていたと思います。
できれば、30を超えてもアンジュにいたい、それは本人も記しているように、本気でそう思っていたのでしょう。

一方の後輩メンバーからは、あやちょが描く「夢」の中身が見えてこないまま。

もし、あやちょがリーダーとしてグループの進む方向性を示し、そこに突き進んでいたなら
「自分の好きなことをやってください」という言葉は出てこないはずです。

また後輩達もあやちょに遠慮し、彼女達のビジョンを示す機会も無かったと思われます。

(そもそも、そんなビジョンすら無かった可能性もあります)


「上を目指すことよりもグループを維持することに専念する自分がいました。」
そういう状況が続き、やがて「みんなと未来の話をすることもこれ以降無くなりました。」
となったのは当然の帰結なのかもしれません。


●それぞれの人生に進む決意

「だからきっと自分はグループにいることで「それぞれの人生」ではない夢を追いかけ、
 それがそれぞれの人生、私の人生なのだと思ってました。」

ブログの中に出てくる「それぞれの人生」を、グループ卒業後の“セカンドキャリア”に置き換えて考えるとわかりやすくなります。

「私たちはそのような環境の中で青春を過ごし成長していくのだと思います。
 そう、きっと青春なのです。
 今まで通りであればその後はそれぞれの人生へ。
 そんな当たり前の?道すじに今でもやっぱり素直になれないのです。
 私にはグループの先に見える「それぞれの人生」が時に辛く、物足りなさを感じます。
 本気でやろうと思うほどわからなくなりました。そんな単純なことに頭を抱えていたのです。

 それならば、
 それぞれの人生で本気でやろうと思いました。」

あやちょは、純粋アイドル戦士として育ってきたので、もともとグループを辞めた後の世界など、想像もしていなかったのでしょう。

ももちのように教員になりたいとか、くまいちょーのようにモデルになりたいとか、
そういうことは一切考えず、アンジュの中で精一杯頑張る。
彼女には美術や仏像などの趣味がありますが、それを生業にすることは全く考えてなかったようですし。

それだけ、アンジュルムというグループは彼女にとって誇りであり、大好きな存在なんですね。


●まとめ:それぞれが自立するために

 

良くも悪くも、下記の依存関係が見えてきます。
あやちょは、アンジュルムというグループ(に所属していること)に依存している。

また他のメンバーは、グループの象徴であるあやちょ(がいること)に依存している。

 

そう考えた時に、あやちょがアンジュルムを離れることで、それぞれの依存関係が解消され、

次のステップに進み自立することができる。

それは、アンジュルムをさらに発展させていくために避けて通れない道。

 

あやちょはそう判断して卒業を決めた、ということができそうです。