あやちょ(和田彩花)の卒業がブログで発表されました。
およそ1年後の2019年春ツアーをもって卒業ということで、
まだ先の話ではありますが、
いつかくるのはわかっていたけど、切なすぎる決断。
あやちょはまだ、アンジュルムでいたかったはずです。
あやちょの卒業理由。
それは、あやちょ自身の中にありません。
まだまだアンジュルムとして、ステージに立っていたい。
アンジュはあやちょにとって、安住の地。
苦難の末、辿り着いた楽園。
これからさらに楽しいことがたくさん待ってるはず。
そう思っていた時期もあったはずだから。
個人的にも、30歳になってもステージに立っているあやちょを想像できた。
(もちろん、ハロプロを卒業しても、ステージに立つことは可能だが・・・)
しかしながら一方で、あやちょがいることで、
アンジュルムがやや停滞していたことは否めない事実でした。
それは、多人数グループの宿命のようなもの。
(だからこそ、無計画に増員することは得策ではない)
あやちょの卒業理由。
それは、自分が「去る」ことでアンジュルムを「生かす」ため。
アンジュルムというグループの行く末を考えたとき、
自分がいない中でどれだけアイデアを発信し成長できるグループになれるか、
それが重要なキーポイントになることを、あやちょ自身が気付いたのです。
そういえば、2期も3期も、あやちょに気を遣いすぎる。
それは、今までスマからアンジュまで良い時も悪い時もずっとグループの象徴として
居続けてたあやちょにハッピーになって欲しいと思う気持ちから。
あやちょの方だって、全国のライブハウスを回り、共に苦労をしてきた2期や、
喜んでアンジュに入ってくれた後輩達に対しては、ハッピーになって欲しいと思ってる。
お互いがお互いを想う優しさがあるのに、
それが足枷になってずっと一緒にはいられないなんて、切なすぎやしないか…。
あやちょの「英断」、なかなか簡単にできることではないよ。
アンジュルムのメンバーの心には相当響くことでしょうね。
日本の武道には「守破離」という言葉がある。
それは個々が成長するためのプロセスを表した言葉。
最初は、師匠の教えや長い歴史で培われた型(ルール)を「守る」ことから始まり、
一通り覚えたら、やがて自分に合った形を追求するために型を「破る」
そして、最終的には師匠やその教わった型から「離れる」ことで、
さらなるステップアップを目指す。
確かに、来年あたり、アンジュルムがあやちょから「離れる」ベストタイミング
なのだろうと思う。
今はただ、あやちょにはこの1年、
“アンジュルム”を全身で思い切り堪能して、後悔のないようにやって欲しいとしか
言えない。
戦友まろ(福田花音)の言葉
「大好きよありがとう」
(→『交差点』の最後のフレーズ。まろ卒業の時、あやちょからまろへ贈られたけど、
今回はまろからあやちょへ)
最高のアイドルグループだったスマイレージから、最強アンジュルムに至るまで
和田彩花を見続けてきた10年間。
あやちょに「ありがとう」を言うのは、もう少し先まで、とっておこう。