モーニング娘。誕生20周年記念コンサートツアー2018春~We are MORNING MUSUME。~の4日目(松戸森のホール21)夜の部に行ってまいりました。
コンサート後、軽く飲み食いしながらくっちゃべって、帰宅したのが25時30分。
さすがに疲れたけど、遠足と同じで、帰るまでがコンサートです。
ちなみに今回、ピンポスで引いたのは、はーちん!(尾形春水)
いや、事後で言うのもなんですけど、はーちん引く気がしてたんですよね。
今のはーちんが、はーちん史上もっともカワイイと思います。
彼女は脇役ではありますが、ドボけた感じもいい味が出てきて、
地道に頑張ってます!
さて、今回の春ツアーですが、今現在の娘。13人の「最大値」を発揮すべく、
グループとしての魅力をアピールする部分と、
メンバーの個性をピックアップする部分の2つの観点が主軸になっています。
歌は小田、譜久村、佐藤中心、
ダンスは石田、森戸、加賀、牧野中心。
選び抜かれたメンバーで、よりブラッシュアップしていくというところと、
他のメンバーにも(数はそれほど多くはないけど)
個性を発揮できる見せ場が用意されています。
<セトリ> ※Bパターン
01.A gonna(新曲)
02.ロマンスに目覚める妄想女子の歌
03.Fantasyが始まる
04.青春Say A-HA
05.Password is 0
VTR
06.花が咲く 太陽浴びて
07.Help me!!(updated)
08.愛の軍団
MC
09.モーニングコーヒー(20th Anniversary Ver.)
10.メドレー
シャニムニ パラダイス/小田・羽賀・加賀・森戸
~ レモン色とミルクティ/譜久村・尾形・牧野・羽賀・加賀・横山
~ トキメクトキメケ/譜久村・生田・飯窪・石田
~ INDIGO BLUE LOVE/小田・野中・森戸
~ 恋は時に/譜久村・生田・石田・佐藤・野中・森戸
~ Style of my love/飯窪・小田・牧野
~ 坊や/譜久村・飯窪・佐藤・尾形・牧野
~ もう 我慢できないわ~Love ice cream~/尾形・羽賀・加賀・横山
~ 大人になれば 大人になれる/生田・石田・佐藤・野中・横山
11.I WISH(updated)
12.LOVEマシーン(updated)
13.ザ☆ピ~ス!(updated)
14.恋愛レボリューション21(updated)
MC(生田、石田、小田の即興ダンス)
15.雨の降らない星では愛せないだろう?
16.メドレー
One・Two・Three(updated)
~ 泡沫サタデーナイト!
~ わがまま 気のまま 愛のジョーク
~ みかん
~ What is LOVE?
MC
17.TIKI BUN
18.ナルシス カマってちゃん協奏曲第5番
19.君の代わりは居やしない
20.ジェラシー ジェラシー
アンコール
MC
21.ブラボー!
■蘇るProduced by つんく♂
セトリの特徴は、全編つんく曲のオンパレードであること。
まるで、つんくと共に歩んできた20周年を振り返るかのよう。
前半部分は、プラチナ期以降の楽曲が並んでいますが、
それぞれリズムパターンが異なる曲で、飽きの来ない構成。
曲順にセンスの良さが凝縮されてます。
特に、この流れで聴くメンバー紹介VTR明けの『花が咲く 太陽浴びて』が絶品。
中盤部分でメンバーの個性にこだわったメドレーから、
黄金期のヒット曲コーナー、
(Aパターンだとupdatedされていない方の過去曲中心)
そして、20周年カフェでアンケートした「ライブで盛り上がる曲」メドレー(5曲)を経て、
後半部分になだれ込む形となってます。
■磨き抜かれたダンスパフォーマンス
セットは台形のステージを囲むコロシアムの観客席のような作り。
つまり、どこからでも1人1人のダンスが見れるように、
あるいは全体のフォーメーションダンスの動きがわかるように、
段差だけつけられたシンプルなもの。
セットによる演出よりも、今の娘。にとって最大の演出はダンスパフォーマンスであり、
そこを見て欲しい!という強烈な自信の表れを感じます。
■最後に各メンバーの感想
・森戸知沙希
とにかくダンスが素晴らしい。100点満点!
センターポジにいることが多いというのもあるけど、かなーり目立ってました。
以前に比べてステージを見回す余裕や、自然な笑顔も増えてますね。
・横山玲奈
渾身の力を込めて全身で歌い上げるよこやんが愛おしい。
終盤になるにつれエンジンがかかり、ピンク色のアイシャドーも大粒の汗で流れる頃には
『TIKI BUN』でセンターでカッコいいパフォーマンスを披露していました。
『LOVEマシーン』の最後のセリフも工藤遥からきっちり頂いてます。
・加賀楓
銀色の髪飾りがチャーミングだったかえでぃー。
ダンスはダイナミックに、キレ味良く、もはや居なくてはならない存在に。
また『シャニムニパラダイス』といった可愛い曲を歌うブランニューなかえでぃもなかなかいいんじゃない。
・羽賀朱音
ダンスはちょっとパワー系で他のメンバーに比べたら後塵を拝していたところもあったけど、
前半部分のメドレーの歌の方で、それを補って余りあるだけの可能性を感じさせました。
あかねちんの低くて太い深みのある歌声は、今後、必ずや娘。の武器になるはずです。
うまく彼女を使って!
・尾形春水
以前に比べて、ピッチが安定するようになってきました。
あとは経験と自信。どうか神様、はーちんにもっとチャンスを与えてください。
・野中美希
グループの中での存在という目線では、正直今回あんまり印象が薄かったです。
それでも『INDIGO BLUE LOVE』のようなミディアムテンポの曲になると、
本領発揮し歌をリードしていました。
・牧野真莉愛
『Fantasyが始まる』はすっかりさゆからの禅譲を受けて、
真莉愛ドセンターの曲になりました。
12人を後ろに従える姿も堂に入ってます。
・小田さくら
今回は、歌よりもむしろダンスの方で存在感を発揮している印象。
流し目もバッチリ決まって隙がない。
・佐藤優樹
喉が安定しているのか、余分な力が抜け、がなり癖が無くなってます。
「愛されたぁーーい」は見せ場の一つ。
ファンとのキャッチボールを楽しむ明るいまーちゃんがそこにいました。
・石田亜佑美
小さな身体をこれでもかとばかりにダイナミックに使うダンスが鮮烈。
もうあゆみんに関しては、何も言うことはありません。
彼女が普段どういうことを心掛けてアイドルをやっているかが十分伝わってくるから。
・飯窪春菜
『Style of my love』からの『坊や』は、はるなんゾーン。
決して歌が上手いわけではないですが、そんなの関係ないです。
はるなんの歌声は娘。の中の大切な個性だから。
・生田衣梨奈
即興ダンスMCの『彼女になりたい!』が強烈すぎて、笑いをかっさらっていったえりぽん。
さすがフィジカルモンスター。
それがパフォーマンスで活かせれば無敵なんですけどね(笑
いや、アンコールではちゃんと真ん中で目立ってましたよ。
・譜久村聖
ふくどぅーの記事で書いたけど、パフォーマンスの幅が広がり、
場面場面に応じた歌い方ができるようになっています。
アンコールで「心を一つに」のセリフ、ファンよりもむしろメンバーに
語り掛けているように聞こえました。
リーダーとして、今のモーニング娘。に自信を持っているはずです。