気温が上がり、花粉も急激に活動をし始めた月曜日。
仕事帰り、中野サンモール横の居酒屋通りを歩いていると、

有線から流れてくる『低温火傷』、
その後、ファミマに入りお茶でも買ってると、
店内BGMに流れてくる『春恋歌』。

おぉ、街はキャメリア一色ではないか!

偶然じゃなく、実際に売れてるんです、つばきファクトリー。

『低温火傷/春恋歌/I Need You~夜空の観覧車~』が
Billboard JAPAN(2月25日付)で初週累計81,473枚を達成し、シングルチャートで2位に。
まあ上には上がいるわけですが(*1)、この数字は大健闘と言っていいですね。

今回の好セールスに繋がった要因を分析しました。

 


①鉄は熱いうちに打て!

昨年末、つばきは「日本レコード大賞」で最優秀新人賞を取りましたが、
安住さんがあんみぃ(谷本安美)にもらい泣きしたことで話題になりました。

ハロプロが地上波で話題になることは今までも何度かありましたが、
いずれも単発で終わることが多かったんですよね。

旬を過ぎてしまうと、名前さえ忘れ去られてしまうもの。

今回は、それ以来地上波に再登場することは無かったものの、プロモ活動に力を入れ、

それこそ前述した公共的な放送での露出や、全国各地で精力的に行っている握手会含め、知名度UPのための努力・投資を惜しんでいないことが結果に繋がっていると思います。

つまり、1回の露出で留まるだけではなく、

間髪入れず二の矢、三の矢を放ったことに意味があると考えます。


②曲の季節感が生み出す「わかりやすさ」

J-POPのヒット曲に共通しているキーワードの一つに「季節感」というのがあります。
日本の四季折々の風景描写は、その時々の主人公の心象風景とリンクして
人々の記憶に残りやすいのです。

今回3曲のうち、『低温火傷』は”真冬の哀愁”、『春恋歌』は”初春への憧憬”が

それぞれテーマとなっており、メロディ、歌詞ともに素直に耳に入ってきます。
だってよ、「就活」のようなミクロのテーマじゃあ、なかなか共感できる人いないでしょ。
「就活なんてクソ野郎!ニート万歳!」とかだったら共感する人も多いかもしれないけど、
それは卓偉やつばきがやることじゃないしな(笑


③グループの世界観に合ったMV

先日のブログでも触れましたが、今回3曲ともMVがなかなか良いですね。
グラサンも『I Need You~夜空の観覧車~』のデート風MVを絶賛してましたね(笑

MVはハロヲタ以外の人の目に留まる機会も多いものですし(カラオケチャンネルとかね)、
そこから受け取られるイメージというのは人気を左右する大事な要素なんです。

今回2曲はスタジオ撮影、1曲はロケ(みなとみらい)。
そんなにコストはかけてなくても、つばきらしさや曲の世界観が表現されていれば、
好印象の残るMVを作ることができるというわけです。
お金がないなら、頭を使うべし!
(→これはカントリーのスタッフに言いたい…)

あと、アイドルは衣装が大事。

これが安っぽかったりショボかったりすると、一気にイメージダウンします。
だから、衣装にはお金を使うべきかなと思います。
今回のつばきの衣装は、グッドだと思います。


結局、一番は安住さんのおかげかもしれない(笑


(*1)1位の嵐『Find The Answer』は414,494枚。
   ちなみに乃木坂46『いつかできるから今日できる』は今週8,039枚で発売以来累計が1,241,097枚。

   むー、桁が違う…。
   最近知ったんだけど、ジャニーズってiTunesじゃ曲落とせないんですね。
   嵐(松本潤くん)の『baby blue』がカラオケで歌いたくて探したんだけど見つからず。
   時代に逆行してるけど、ジャニはCD至上主義。でもこれだけ売れてるなら立派だわ。
      んなもんで結局『baby blue』は素人さんがYouTubeで歌ってるのを見てマスターしました(笑