未完成なわたしがいい 不安だらけでそれでいい
プライドもバリアもいらない どこへでも行けるよ
未完成なあしたがいい 完璧なんてつまらない
大好きな歌があればいい どこまでも歌うから
未完成で行こうよ
プライドもバリアもいらない どこへでも行けるよ
未完成なあしたがいい 完璧なんてつまらない
大好きな歌があればいい どこまでも歌うから
未完成で行こうよ
9ヶ月の充電期間を経て、カウコンで新曲『未完成ガール』を披露し、
2018年のスタートを切った鈴木愛理。
現在、アルバム制作の真っ只中で、
3月にコットンクラブで計11公演、4月にはZepp Tokyoでのライブも決まっているようです。
新曲を最初聴いた感想としては、
出だしの力強いベースライン、カッティングギターが「亀田誠治」(東京事変『閃光少女』)を連想させ、個人的にニヤリとしたものですが、
バンドサウンドにより、「Buono!」で慣れ親しんだ愛理、を感じることができて、
すんなり聴けた方もたくさんいたかと思います。
現在収録中のアルバムは、愛理の言葉を借りるなら
「完全に新境地なダンスナンバー」中心になっているようで、
ライブでは今までとは違う一面を見せてくれることになりそうです。
ハロプロにいた鈴木愛理は、アイドルとして10年に1人の逸材でした。
彼女がハロプロにいること、℃-uteにいることのありがたみを何度も感じたものです。
先駆けてソロアーティストになったNMB48のさや姉こと山本彩が
「歌、踊り、ルックス、アイドルとして完璧じゃないですか」と手放しで賞賛するのも
決して大袈裟に聞こえません。
でも、鈴木愛理がハローですべて自分の力を出し切ったかと問われれば、
答えは「ノー」です。
彼女の才能が℃-uteの枠に収まりきらないことは、
一番近くで見ていた中島早貴が一番よく分かっていました。
だから、新しい世界へ飛び立つ愛理を誰よりも待っていたのがなっきぃだったし、
カウコンで再出発した愛理を見て、なっきぃは涙したのです。
もちろん、℃-uteが比類なき素晴らしいアイドルグループであったことに変わりはありません。
その中で愛理が学んだことは本当にかけがえのないもの。
その延長線上に今回の再出発があること、ちゃんと愛理は理解しています。
このことから出た答えが、初披露に選んだ曲『未完成ガール』だったというわけです。
仲間の後押しを受け、大好きな歌と共にこれからも生きていく。
明るく、ポジティブに、前を向いて進んでいくパワーが彼女の一番の魅力!
「未完成」である限り、伸びしろは無限大。
鈴木愛理伝説は、まだ始まったばかりです。