ロボロフスキーという種類のハムスターの「こはる」が亡くなりました。
2年に満たない人生でしたがハムスターの寿命からいったら十分な高齢者。
種類的になつきにくくとても臆病な性格
近寄ると逃げるくせに餌は欲しいみたいな(笑)
回し車で走るのが大好きでいつも走ってるもんでメーターをつけてみたら毎晩10Km以上走ってるということが判明!!
食欲のわりに太らない理由はそこにあった。
今年に入ってからは以前ほど走らなくもなり性格も穏やかになってきた。
先月くらいから脱毛も気になり病院に連れていったがダニとかの心配はないが免疫力が落ちてると。
それから食欲も落ちて動きも鈍くなってきた。
いつもこはるから近づくことは無いのだが今朝は初めてこはるから近寄ってきた。
ケージの柵の間に顔を挟ませて何か訴えるように。
指をさしだすと カプッ ってかんで逃げる。
まるで追って来いって言ってるみたいに。
仕事があるからエサを追加して会社へ。
嫌な予感はしていた。
そろそろなんじゃないかって。
一旦仕事から帰るとまともに歩くことさえできずにその場で息を荒くしている。
再び仕事に行き、嫌な予感を胸に帰るともはや自分の力で立つことも寝ることもできずに倒れこんでいた。
小さな身体を大きく痙攣させて
背骨が折れるんじゃないかってくらい
大気が震えるくらいに痙攣を繰り返し
一点を見つめた瞳は生きる力を失い
「キュ~」とか細い声を出しながら
小さな呼吸を止めた。
昨日までは生きてくれと思った。
今日は思わなかった。
苦しまないでほしい。
こはるは頑張った。
だからこれ以上頑張らなくてもいい。
生きなくてもいい。
頑張らなくてもいい。
これ以上苦しまないでほしい。
初めて暴れないこはるを両手に抱いた。
小さすぎる身体からはどんどん体温が感じられなくなった。
明日からは「ただいま」って言う相手が一人減った。