こんばんは。

動物肖像画家のまつおよしこです。

今日は

先月お別れしたうちにゃんのお話をします。

長くなるので

何回かに分ける予定です。

7月2日に旅立ったのは

最年長だったマールさま。

私が初めてＴＮＲした子。

13歳でのお別れとなりました。

初めて会ったのは

マールさまが1歳ちょっと手前くらいの頃。

確かそうだった…。

ある日

お姉ちゃん猫と一緒に

我が家へ姿を見せたときのマールさまは

ガリガリにやせていて

それでいて

グレーの毛並みが綺麗で。

まん丸お目目が印象的な女の子でした。

だから

「まん丸お目目のマドモアゼル（お嬢さん）」

で、マール。

私が絵を描いていることを知っている人は

美術書を出版しているマール社さんから

取ったと思っていたみたい(笑)

今は堂々と

「まん丸お目目のマドモアゼルだから～」って

言えるけれど

当時は何故だか恥ずかしくて

マール社のマールということにしてました

何で恥ずかしかったんだろう

今となっては分からん。

次回は

初対面のとき

私の思い込みを一瞬にして

バッサリと斬り捨てた

マールさまのひと言をシェアします。

これぞマールさま

というひと言です。

一番多かったときは22にゃんいた我が家。

ひとり…またひとり…と旅立ち

今は16にゃんになりました。

「それでも多いね」

「お世話が大変でしょ？」って言われるけれど

体感はそれほどでもなく。

お世話するのは

とてもとても楽になっているんですよ。

あっという間に終わっちゃう。

そんなとき

ちょっと寂しさを感じたりするわけです。

マールさま（だけでなく他の子も）は

いつもこの場所で食べてたなぁ

とか

尻尾をユラユラ揺らしながら食べてたなぁ

とか

これが好きだったなぁ

とか

ぼんやり思いながら

今いる子たちの姿を眺めてます。

今の、というか

今回の私は、ほぼひとりで

愛猫とのお別れに向き合えていますが

昨年旅立った

テトちんのことを想うと

今も申し訳なさや切なさや

その他の

言葉にするのが難しい感情が

湧いてきます。

そんなときは

以前描いたテトちんの絵を見ながら

話しかけたり

テトちんとの想い出を

振り返ったりします。

それから

月一で行なっているセルフケアの会で

話を聴いてもらうこともあります。

ちなみに

先月のセルフケアの会では

マールさまが旅立つ前に

私に伝えてくれた

メッセージをシェアして

その後、絵を1枚描いて終わりました。

そのときのことは

また日を改めて振り返ります。

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今年もまた１にゃんお別れしました│旅立った愛猫の記録：エイズキャリアだったマールさまのお話（１）