今の私は自分で言うのも可笑しいですが。

やっと人間ぽくなったなぁ〜と思います！

前までの状態は壁の中に埋められているような圧迫感があるかなぁ〜というところでしたが

今はメリーゴーランドで酔ってしまったような感覚に落ち着いています！笑笑

前までの自分はこんな事を考えていたので、苦しかったのかと感じます！

支配欲のある者が帝王にならない場合、彼はそれについて絶望する。（中略）彼は帝王にならなかったが故に、彼自身であることが耐えられないのである。（中略）彼が帝王にならなかったことではなく、帝王にならなかったこの自己が、本当の意味では、彼は耐えられないのである。或いはもっと正確にいえば、自己自身から脱け出せることができないということが彼には耐えられないのである。もしも彼が帝王になったであろうならば、

自己を脱け出たことであったろう、だが今彼は帝王にならなかった、そこで彼は絶望して自己を脱け出ることができないのである。

「死に至る病」著者セイレン・キュルケゴール

自分が支配欲があって帝王になりたかった訳ではないので安心？してください（なぜ安心してくださいと言っているのかよくわかっていないですが笑笑）

上の文章を現代ぽく変えますと

自分がなりたかった自分や自分という人間がこうしたい、こうしていく事が理想だと思って現実に立ち向かっても自分が思い描いた自分の理想を通す事ができないといって絶望する。

そして、自分の存在を許せなくなってしまい、その出来ない自分に耐えられない。そのために絶望して本当はなりたかった自分や理想を現実する事が可能かもしれないのに断念してしまい。

足を引っ張るもう1人の自分がいて勝手に世界に（＝自分自身）絶望してしまう。

もし、自分が本当になりたかった自分や理想を現実にする事ができていたら、足を引っ張るもう1人の自分から脱け出ただろうが、できないと思ってしまった為に絶望してもう1人の自分から脱け出す事ができないでいる。

ここで、キュルケゴールは〇〇になれなかったと

書かずに〇〇にならなかったと書いてあるのは

自分でそれはできないと決めたから、そうならないと決断したから、ならなかったと書いてあるのだと思います。

できない状態や現実でうまくいかない状況は自分で決断しているとよく言われますが、

まさに〇〇にならなかったのだと思います。

自分が今まで歩んで来た道は自分で選択し決断している事は間違いなくそこをどう「今」の自分という存在と折り合いをつけるかで、どんな道にもなるのだと思います！

そして、

「自分」で生きる事ができるか。

「自分」ではない

「自分」を生きる事に

なるかの違いでしかないでしょう。

普通に人間らしく生きるのはスッキリします。

その為に

「今」の「自分」はこんなもんだと割り切る事が必要かもしれません。

正直、「今」の「自分」なんてそんな凄い者でないと自覚するところからしか始まらないのだと思うのです。

一生鍛錬し修行なのかと思います！

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