「お茶」を作ってみた。 |    漢オトコの 手仕事 /作成/修繕/コツ や 小技

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   since 2012 , 10 , 01

 色々な植物から、お茶を作ってみました。
すべて、食用として用いられてるモノです。



tea-01

 タラの芽は、天麩羅テンプラとして用いられたりします。
まろやかな苦味が特徴的で、一応、高値で取引きされている山菜です。
食用なので、お茶にできます。

 ・・ですが、庭に一本植えておくと、苗木代の初期費用だけで済みます。
( 1m位の苗木で、980円でした。 筆者は二本購入。 )
一~二年経つと、新たな木が地下茎を通じて生え、本数が増えていきます。

 ちなみに自宅のタラの木は、「新駒緑」という、「棘トゲ無し」と書かれた品種です。
ですが、写真の親指の先に、小さな棘トゲが出ています。
もっとも、まだ茎が緑色で、青々しい場合には、
棘トゲはフニャッと柔らかく、指に刺さる事はありません。

 ちなみに、昔の日本語には、「緑ミドリ色」という表記が無いため、
植物が緑色の場合は、「青々しい」と書き表していました。


tea-08

 これは、ウコギです。
これも、茎がまだ、青々しい場合は、棘トゲは柔らかく、指に刺さる事はありません。
江戸時代には、上杉鷹山ヨウザンが、庭木+食用として推奨した木でもあります。
現代でも、若葉を米と一緒に炊き込むなどされています。




tea-03

 こちらは、「杜仲茶」の原材料である、杜仲の葉です。
何か苦そうなイメージを持っていましたが、
軽く炒めてからお茶にしてみると、かすかな甘みと苦味のある、
上品なお茶になると分かりました。



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 こちらは、枇杷ビワの葉です。
すこし尖トンがった苦味が特徴的です。
古い葉の方が薬効成分が豊富だそうですが、筆者は若葉を使用しています。



 他にも、「大麦若葉」として飲まれる、麦の葉や、
ドクダミ( 毒を矯める ← 十薬の異名も。 )を混ぜたりしています。

 紹介したこれらの植物は、どれも無農薬で済む
 ( = 害虫に食害されずに済む ) 植物ばかりです。 



 注意 !

 収穫時に、葉の表に鳥の糞フンとか、
葉の裏に、涼んでるアブラムシとか、虫の卵とか、
小さな蜘蛛クモとかが潜んで無い事を確認し、
痛んでる様な悪い葉を事前に取り除いておきます。


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 これらの材料を、拳コブシ 四~五個分位を集め、
油をひかずに、フライパンにて炒っています。
大体、全体の一割くらいの量が、シナッとかすかに水分が残る位で完成です。
( この写真が丁度、それ位の加減です。 )

 軽く水洗いする場合は、水気を拭き取って乾燥させてから炒らないと、
フライパンにこびり付く事になります。


 この、「軽く炒める」工程が無いと、「野菜の煮汁」といった味になり、
ちょっと残念な味になります。



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 水分が飛ぶと、拳コブシ二つ分位になります。
ちなみに筆者の場合は、青い柔らかな茎も小さめに切って加えています。
茎が入ると炒めやすくなり、甘みが増す様です。




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写真は、炒めた後に水を注いだ段階です。


 タッパに茎葉を入れて、深さ 3 cm ほどの水を加え、
電子レンジにて、五分程度加熱し、一旦煮沸し、網で漉コします。
この原液、約 500 cc ほどを、1. 8 リットルに水で薄めれば完成です。

冷蔵庫で冷やして、二日以内には飲みきってしまいます。



効果は ???

 飲み続けた体感ですが、若干は体調が良くなった様な気がします。
ちなみに、葉緑素は、血液を作る成分でもあり、
また、各種ミネラル分が含まれています。
( 加熱で、ある程度のビタミンは飛んでいます。 )
また野菜を多く摂る事は抵抗力が増し、風邪や癌などの予防に効果が有ります。


お値段は ???

 初期の苗木の購入費用はかかりますが、
一旦根付けば、あとは若葉がドンドンと生えてきますので、
ほぼゼロ円へと近付いていきます。



お味は ???

 市販の「十六茶」に、かなり近い味だと思います。
( 色も同じ程度の濃さの茶色です。 )
基本的には、番茶の様なおだやかな味で、若干、緑茶に似た苦味があります。
ちなみに、寿司の味を一番殺さないのは、「番茶」だそうです。




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