ケント・ギルバート氏の著書で講談社+α新書より発売されています。もうずいぶんと売れているようなので今更ですが、先日この本がヘイトであるという記事があったようなので読み返してみました。
 論語はざっとですが読んでいましたが、儒教という視点からこれらの国のことを考えてみたことはなかったので大変に参考になりました。
 著者は本業は弁護士であるので、丹念に文献を読んで書いていると思われるので、いったいこれのどこがヘイトなのかよくわかりませんでした。
 これに比べるとアメリカの歴史学者の日本に対する声明の方がよほどヘイトに思えてなりません。
 あの声明を出した方の中できちんと日本語で文献を読み説くことができる方が何人いるのか甚だ疑問だからです。