日本では何故か杉原千畝ばかりにスポットを当てるが、彼より前に更に大勢のユダヤ人を救った男がいる。

その名は、樋口季一郎。

彼は武士のような人だった。

正義感と弱きを助け、我が身の危うさを度外視する強さの持ち主。

彼の活躍は、それだけに留まらず戦後に卑怯にもソ連が攻めて来た。

それを知る彼は、独断で部下と共に北海道に行き、攻めて来たソ連軍を迎え撃ち撃退し死守した。

彼が居なかったら北海道も略奪されていたはず。

 

東京裁判でソ連は逆恨みし、彼を死刑にするよう勧めた。

それを知る、アメリカのユダヤ人団体の数人が、彼は我らの命の恩人だ。

恩返しするのは今しか無い!と、東京裁判に乗り込み、彼の功績を主張し死刑を撤廃させた。

その後に彼を招待したり交流を持ち、彼の功績を称えた内容を石碑に刻み、ユダヤ人の父と書かれてた。


余談ですが、親日家だった天才アインシュタインもユダヤ人で、日本人の考え方に共鳴を受け、第2の故郷とも言ってくれたけど、彼が発見したウランのせいで原爆を落とされた事を酷く気にし、心を痛め、自分がウランなんて発見しなけりゃ日本に原爆被害は無かったのにと後悔し、日本の方々に向ける顔が無いとまで。