父はすでに他界、実感の無い父の日

父は多くを語らない人だった

実際、そう言われていた

私が高校2年の秋 

酔って帰ってきて私に怒鳴った


「大学受験とか  絶対許さない」


私が部屋へ戻ると


私の名前を大声で叫び


玄関で寝ていた


それから私は変わった


何も出来なくなった


人生に箔が無ければ何も見えなかった


私はイワクツキの肉親を隠して生きていかなくてはいけない家庭なのだ


だから父は気付いたら末期ガンだったのだ


私が小姑なら


私と親戚になろうと思わない


それを跳ね返すのが箔がなのだ


その時から勉学も部活も


趣味までも身が入らなくなっていった


私はそんな人間だ


何で家族のイワクツキを私が隠さなくてはならないのか分からない


父親を母親を愛せない


自分が嫌だった   でも


そんな私を全て認めてもいいのかと思う


この歳になって