本では会社の調べ方の項目がまだ続きます。読んでいるうちに株より先に、会社の業績の見方がおぼろげにわかってきたような、そんな気がするゆうです。
今回は項目その5「注目すべき財務指標」。「会社が利益を稼ぐ力を見る時に注目するべき指標を、特に厳選して3つあげます。これだけで十分ではありませんが、必ずチェックしてほしいものばかりです」とのこと。
他にも色々あるけれど、この3つは欠かせない指標ですよ、というわけですね。さっそく1つずつ、詳しく見ていきましょう。
最初にまず登場したのは「営業利益率」。(OPM)と注釈がついており、何の英語の略かも記載されていました。この記事では省略しますが、親切でとても丁寧な印象です。
営業利益率=営業利益/売上高という式が四角い枠に載っていて、「これは、会社の本業で稼ぐ力、本業の収益率を見る指標です」という簡潔な説明が直後にありました。なるほど、ここまではわかりやすいです。
ゆうがここで感じた素朴な疑問。そもそも「営業利益」とは何でしょう?
もちろん何となく、程度のレベルなら理解はできているつもりです。ですが営業利益率、という指標を正確に理解するためには、営業利益という言葉の意味するところを、はっきりと把握する必要がありそうですよね。
おそらく営業利益も専門用語だと思うのですが、せっかく重要な指標として営業利益率を取り上げたのですから、言葉の解説もして欲しかったな、と感じました。なにしろこの本は、前にも同じことを言った覚えがありますが「いちばん最初に読む本」ですからね。
素朴な疑問その2として気になったのは、本業以外で稼いだり、収益を出した場合には関係ないのかな?という点です。なにせ今の御時世、どんな会社でも様々な事業に手を出していると思うのですが、それはさておき。
#本業以外で稼いだお金は特別利益として計上されますが、それはだいたい一時的なものになりがちなので、株の評価からは外すことが多いです。しかし、本業以外の損失である特別損失は、考慮にいれます。なぜって、粉飾決算でよく使われる手口ですから。
本業で出た損失を誤魔化して、特別損失にしている可能性を考慮するということです。
営業利益率とはどんな指標かという説明のあとにも、何行か補足が続いているのですが、そこで「セグメント」という言葉が、4回も登場していて「おや?」と思いました。
逐一すべて引用すると長くなるので、結びの文だけ取り上げます。「『営業利益/売上』を必ずセグメント別に計算してみましょう」とあります。
ここで素朴な疑問その3です。「セグメント」とはいったい、どんな意味の言葉なんでしょうか?
#部門別という意味ですかね。おそらく。会社に複数の事業があると、そういうことがあります。
確か昔、パソコンのメモリ監視ソフトを使っていたときに、メモリ管理の項目でセグメントという言葉が出ていたような。
当たり前ですがこの場合、メモリとは関係ないと思うので、やはり用語の解説が欲しいなと感じました。
次回は2つめの指標を、詳しく見ていきます。(続く)