4月くらいから、プロフィールを作ろうと自分の過去を思い出し掘り下げていました。
その中で自分にとって、劇的に成長した瞬間がありました。
21歳でデザイナーとして働き始めたのですが、
私、24歳くらいまで、3年間も!本当にダメダメなデザイナーでした。
仕事は遅い、
それで帰るのも遅い
さらに上達しない・・・
デザインの仕事をやりたくて始めたのに、仕事が全く楽しくなかったんですよね。
いつも
辞めたい・・逃げたい・・・違うデザインの会社ならうまくなるのかも・・・
と心の中で人のせい、言い訳ばかりしていました。
そんな中、ある環境の変化がありました。
私に後輩ができることになったのです。
新卒採用の教育係ですね。
デザイナーさんが途中で入社は何度もありましたが、みなさんベテラン経験者でした。
なので、人が増えても今まで自分が一番下っ端だ、というポジションでいました。
色々教えて行かないといけない状況に変わりました。
すごいビビりました。
すごいビビりましたけど、
教えながら徐々に、自分の仕事スキルも上がっていきました。
「アウトプット」
という環境や条件が、自信のなかった自分を吹き飛ばしてくれたのです。
「アウトプット」という環境に投げ出されたことと、
後輩に負けていられない、と一皮ふた皮もむけたんですね。
一番はこちらですね。
私の仕事取られたくない。
そんな思いで辞めたいオーラもいつの間に、消えていたんです。
そんな後輩がいる環境から「アウトプット」って、ホントに大事なんだと学びました。
デザインの勉強だとどうでしょう、ライバルがいません。
全部自分で考えて決めないといけません。
今は、自分で決めて、好きなデザインを作って没頭できて、楽しいですよね。
でも、仕事の実案件になると勉強の世界と全く違います。
知識だけ入れてもスキルは身につきません。
コンペ形式の案件でもいいので同じお題の案件で、他の人がどんなデザインを出すんだろう?のような、提案デザインがわかる案件をぜひやってください。
だって、デザイナーになるっていうのは、趣味ではないこと。自分の提案したデザインが一番!採用されないってどういうことだろう?
そういう場を何回も経てデザイナーになっていきますよ!