3月11日に東日本で発生した大地震について
まずは3月11日に起きました東北地方太平洋沖地震において被災された皆様へ、心からお見舞い申し上げます。
かく言うウェアケンの実家、山形でも震度5程度の揺れがあり、なかなか連絡が取れず心配していたところです。
12日の夜、ようやく携帯がつながり、家族の無事を確認できたことでやっと安心できました。
今日からまた通常通り、記事の更新を続けていきたいと思います。
…とは言ったものの、東日本地域、特に東北地方では高速道、鉄道ともにストップしているし、緊迫している被災地の現状や震災被災者の心情を思うととても旅行どころではなくなってしまいましたね。。。
福島、宮城、岩手、青森の太平洋側のローカル線は何回か利用したことがあり、個人的には松島の昔をしのばせる情緒ある景観や三陸の活気に満ちた港町の風情が大好きです。
松島から太平洋側のローカル線を乗り継いで八戸駅まで渡ったこともあり、比較的海の近い気仙沼駅、盛駅、釜石駅、宮古駅、久慈駅の駅舎内の風景が頭をよぎります。
また太平洋側の美しい海岸線の風景や田舎の街並みを眺めながら、心休まる鉄道旅行ができるように、これからみんなで頑張っていかなければいけませんね!
私も微力ながら当サイトを更新することで、東北地方の情報を発信し続けていきたいと思います。
3月14日現在、東北地方の在来線は、羽越本線の一部区間(酒田~秋田)と奥羽本線の一部区間(秋田~青森)で運行されているのみです。
新幹線については上越新幹線、長野新幹線は運転が再開されたものの、東北新幹線(東京~那須塩原間は15日から運転再開となる予定)、山形新幹線、秋田新幹線は運転再開の目途が立っていない模様です。
JR北海道では津軽海峡線の木古内~青森間が運転見合わせとなっているので、鉄道での北海道⇔本州の移動ができなくなっています。
その他の北海道内での在来線は運行されているようですが、今季の北海道&東日本パスはほとんど使い物にならなくなってしまいましたね。
当然人命救助が優先となるので、JR東もなかなか路線の確認まで手が回っていないのでしょう。
東北、特に太平洋側の鉄道路線の状態の判明にはまだまだ時間がかかるのではないでしょうか。
東北の太平洋側の路線は海岸線に近い個所もたくさんあるので、寸断されてしまった個所もいくつかあるかもわかりません。
内陸についても必ずしも無事とは言えず、12日未明に起きた長野県北部の強い地震により、飯山線の一部が不通となったとも聞いています。
ということもありJR東や三陸鉄道等の各鉄道会社、現地の各自治体は現状も大変ですがこれからが大きな試練となりそうです。
なにはともあれ、今は人命救助最優先で一人でも多くの生存者が見つかることを心からお祈り申し上げます。