幼い頃夢に見てたコト






手を伸ばせばすぐに届きそうに見えたんだ








「僕も大人になってく
夢を叶えられるんだ」







…なんて可愛い声だしてさ








いつも好きだった


夢を手放す事は
考えたことは無いさ







そして叶わぬとも思ったことも無いさ









「僕は夢を
叶えるんだ」



なんて言ったら

みんなが喜んでくれたものさ










明るい事が好きで
笑っていられたら
良かったのさ





毎日が綺麗に澄んで見えたんだ









僕も大人になって、
夢を叶えようと


この街に来たんだ










…だけど今、僕は満足してるのかな?









あの頃のように
毎日が綺麗に澄んで見えてるのかな?








謝りますから、許して下さい







代償はちゃんと払います、だから許して下さい





水の中に飛び込む音が…








…今は何も恐くなどはないさ





貴方が居れば代償を払うのも恐くは無いさ







風に乗って






フワリと一回







宙に舞ったら、







鳥が迎えにきてくれるから








翼を広げて







もう一度、空を仰ぐ









そしたら地球が引きつけてくれるわ。







今までの









劣等感 苛立ち 悲しみ 裏切り









全てを感じて








波に乗ったら








深くまでいけるわ










暗い闇の底で








貴方を思ってたら











苦しくないから










その侭 溺れていようか








私から温もりは消えて







泡へと変われれば








それでいいわ







代償は払います、だから今までの嘘を許して下さい








代償は払います、今までの私の存在を許して下さい





をんなを舐めちゃいけないさ


嘘も誠に


簡単に虚言を言い切れるのさ





紅いルージュに
白い素肌





これで女は着飾って

男の気持ちも右手で掴みつつ

左手で隠してた銃をつき立てる








をんなを飼っちゃいけないさ


これは私の為じゃなく貴方のために言っているのよ






首輪を付けようとした瞬間
急に豹変して首を締めかえすのさ






一つだけ忠告




…此れは私だけでは無いわ