ETC/JCBカード一般
通常はクレジットカード本体とETCカードは別々なのですが、このETC/JCBカードは一体となったカードです。加入資格年齢は18歳からです。
年会費は初年度無料です。
翌年から1,250円+税が必要であり、年会費無料の条件はありません。
家族カードは年会費400円+税を必要とします。
ETC/JCBカードは次の3つのランクがあります。
- ETC/JCBカード一般
- ETC/JCBカード グランデ
- ETC/JCBカードゴールド
ETC/JCB一般には海外・国内旅行保険の付帯がありませんので、ETCカード専用として利用することができます。
ETC/JCBカード グランデ
加入資格年齢は18歳からです。年会費は初年度から2,500円+税が必要であり、年会費無料の条件はありません。
家族カードは年会費1,000円+税を必要とします。
ETC/JCBカードゴールド
ゴールドカードということもあって、加入資格年齢は20才からとなっています。年会費は初年度から10,000円+税が必要であり、年会費無料の条件はありません。
家族カードは年会費が1名まで無料で、2人目以降から1,000円+税がかかります。
キャッシュバック制 or ポイント制のどちらかが選択できる「ETC/JCBカード」
ETC/JCBはポイント制とキャッシュバック制のどちらかを選択できます。ポイント制の内容はJCBカード一般と同じですし、キャッシュバック制の内容はJCBドライバーズプラスカードと全く同じです。
キャッシュバック制は「JCBドライバーズプラスカード」と同じ仕組み
JCBのクレジットカードの多くはOkiDokiポイントプログラムによるポイント獲得制ですが、ETC/JCBの場合、利用金額の一部が、次回以降の引き落とし額から差し引かれる「キャッシュバック制」も選択できます。なお、カードランクによるでキャッシュバック率の差はありません。
ここでは一例を挙げて、その仕組みを詳しく解説していきます。
①7月16日~8月15日までカードを使う
JCBの締め日が当月16日~翌月15日となっています。この期間中に使った総額でキャッシュバック金額が決まります。
カード利用の品目に制限はありませんので、ガソリンスタンドや高速料金はもちろん、日常の食料品や公共料金などあらゆるものに利用しましょう。
使うほどキャッシュバック率も大きくなります。
ポイント型であるJCBカード一般などでは、電子マネーチャージやギフト券の購入などに対してポイントが付与されませんが、キャッシュバック型もこれと同様にキャッシュバック率の計算に含まれませんので注意しましょう。
②8月15日~8月末までにキャッシュバック率が決まる
この期間にキャッシュバック率が計算されます。総利用額とキャッシュバック率の関係は次の通りです。
| 総利用額 | キャッシュバック率 |
|---|---|
| 3万円未満 | 0% |
| 3~5万円未満 | 2.5% |
| 5~7.5万円未満 | 5.0% |
| 7.5~10万円未満 | 7.5% |
| 10~15万円未満 | 10.0% |
| 15~20万円未満 | 15.0% |
| 20~25万円未満 | 20.0% |
| 25~30万円未満 | 25.0% |
| 30万円以上 | 30.0% |
また、30万円以上はどれだけ使っても30%のキャッシュバックとなります。
8月15日~8月末までの間にキャッシュバック額が決定します。
終了時点でコンピュータですぐ計算できないのかと思う方もいると思います。
これはカード利用店舗からカード会社への請求が数日遅れることがあるため、計算期間を設けています。
③ガソリンスタンド、高速道路、ETCカードを利用する
車に関するカード利用に対してキャッシュバック率が適用されます。日常の利用分、例えば食料品や公共料金の支払いには適用されません。
つまり、キャッシュバック率の決定には総利用額が関係しますが、キャッシュバック率の実際の適用には、車に関する利用分のみとなっているのです。
さらに、キャッシュバック率が適用されるカード利用分の集計期間が、この一例の場合では9月1日~9月30日までとなる点に注意してください。
JCBのクレジットカードの利用額算出期間は、上述の通り当月16日から翌月15日です。
この期間とはまた異なる期間となります。
ガソリンスタンドでのカード利用に関しては、給油以外にも洗車や商品の購入などもキャッシュバック率適用の対象として含まれます。
しかしガソリンスタンド内にあるコンビニなどでの利用は含まれません。
④12月10日の引き落とし日にキャッシュバック
7月16日~8月15日で全利用額でキャッシュバック率が決定しました。9月1日~9月30日までの車に関する利用額に対してキャッシュバック率が乗じられます。
ここで算出されたキャッシュバック額は12月10日の引き落とし日に、請求額から差し引かれることになります。
なお、キャッシュバック額の上限は6,000円です。
具体的な数字で例を挙げます。
| 日付 | キャッシュバックまでの流れ | 数字の一例 |
|---|---|---|
| 7月16日~8月15日 | 総利用額に対してキャッシュバック率が決定される。 (食費も交通費もほぼあらゆる利用分が含まれる) | 総利用額:135,000円 |
| 8月15日~8月末 | キャッシュバック率が計算される。 (上のキャッシュバック率表) | キャッシュバック率:10.0% |
| 9月1日~9月30日 | この期間の車に関する利用分にキャッシュバック率が適用される。 | 総利用額100,000円(内、車に関する利用分が15,000円)とすると、 15,000円×10.0%=1,500円 |
| 12月10日 | 引き落とし分からキャッシュバック額が差し引かれる。 | 請求額-1,500円 |
キャッシュバック制に関しては、翌年のポイントボーナスやいちごキャンディキャッシュバック率アップなどはありません。
ポイント制とキャッシュバック制、どちらが得か
上で挙げた例でいくと8月利用分(7月16日~8月15日)の総利用額でキャッシュバック率が決まり、9月中の車に関する利用分のみに、キャッシュバックが適用されることは分かりました。となると、毎月ある程度給油などの車に関する出費はあるが、ポイント制とどちらが得なのか迷う方もいると思います。
ポイント制の場合
ポイント制の場合、年間105万円の利用で5,000円分のギフトカードと交換できます。端数の5万円は交換に必要な手数料50ポイント分です。
これでおよそ還元率0.5%↓です。
キャッシュバック制の場合
一方、キャッシュバック制で一例を挙げてみます。ひと月の総利用額10万円で内1万円が給油をはじめとした車に関する利用だったとします。
このカード利用がずっと続くと仮定すると、キャッシュバック率は10.0%となり、実際に適用されるキャッシュバック額は1万円の10.0%で、1,000円となることがわかります。
これは還元率が1.0%となります。
この利用額なら断然キャッシュバック制を選択するべきだと分かります。
毎月のカード利用内容を見直して試算してみよう
上の例ではキャッシュバック率10.0%という比較的大きい数字で計算しましたが、もちろん利用額が小さくなるとキャッシュバック率も低下します。かといって、車に関するカード利用額が総利用額に対して大きな比率を占める場合、キャッシュバック率が小さくても実際に返ってくる額は大きくなります。
一度自分自身のカード利用内容を見直してみてポイント制とどちらが得か比べてみましょう。