先日ご紹介した須賀徹さんという三重県鈴鹿市で農業を営んでいる方の記事を発見!!!

やっぱり、企業内で素晴らしい実績を残されている・・・。

須賀さんの紹介記事を・・・読んでみて欲しい・・・。
須賀徹さんの生きざまが分かる記事の数々!
未来を創る企業人必読!

須賀亨さん『イントレプレナーという生き方』
※この記事は2007年7月25日配信のメルマガ『きぷら』に掲載されたものです。


ザ・チェンジ・エージェント<実践編>
組織が抱える問題は、個々人が抱える問題の総体
変革の実現に向け、本音で語れる場を創り出す
【前編】元株式会社リコー 画像生産事業本部 グループリーダー須賀亨氏



「逃げてはいけない」本気で決意した時、迷いと不安は消え失せた。会社の風景が違って見えた。[会員限定](2007年04月03日)
株式会社リコー 画像生産事業本部 生産統括センターリーダー 須賀亨氏



以下「奇跡の農業革命ー奇跡はリンゴだけじゃなかった」(井上祐宏著、コスモ21)より

★アートテン農法を実践するにあたって(須賀徹氏の実例)

須賀徹
住所:三重県鈴鹿市(詳細はプライバシーの侵害になるおそれがありますので、ここでは公表を控えます)

須賀徹さんが運営されているブログ
(里山資本主義+精神的コミュニティ)×アートテン有機農業×発酵力×手作り=目指せ!人と人でつながる健康社会 by おもさん&はるみん

内容:水とエネルギーと安全で健康な食の自給生活や地域起業を目指す「里山資本主義」の実現を夢見ながら三重県鈴鹿アズワンコミュニティーの「親しさでつながる自由で優しい社会」作りの日常的で壮大な社会実験にも参画する須賀徹&はるみの新ライフスタイル作り挑戦記
⇒ http://bacreation.blog31.fc2.com/

●略歴:1956年東京生まれ。慶應義塾大卒業後に大手精密機器メーカー入社。資材部門を経て電子技術統括部門の立上げに参加し部品認定制度の創設や標準化推進、全社データベースの構築に携わる。その傍ら2004年以降はカリスマ部門長の急死をきっかけにビジョンを喪失し低迷した部門の組織変革活動を立上げ、推進。その活動により2007年に日本初となる電子技術システムの開発に成功し、所属部門が社長賞を受賞。
 2008年以降社内教育部門や他社、コンサル会社等に乞われ社内外に組織変革活動を広げるべく講演、教育、ワークショップ活動を開始。また知人より米国アウトドア用品企業パタゴニア社の取り組む環境保全活動を知り、更にエコビレッジデザイン、パーマカルチャー、トランジションタウン活動など農的活動を含む自然や環境と調和しお金に依存し過ぎない本来の人間らしい暮らしや仕事の仕方、社会作りについて学ぶ。在住していた神奈川県鎌倉市でトランジションタウンの街作り活動を立上げ地域通貨「波々」の立上げにも取り組む。他方リーマンショックにより会社は大きな影響を受け、単なる好不況に留まらず現在の企業や経済社会が行き詰まり持続不可能になっていることを痛感。
 上記経過を経て新しい暮らしや仕事のあり方を探求するため2010年会社を早期退職、翌2011年三重県鈴鹿市に移住。市内のアズワンアズワンコミュニティと交流しながら現在8a(800平米)の農地を耕作。十数種類の野菜栽培と共に漬け物等の農産加工にも取り組み始め、栽培した作物や惣菜を贈りあう無料経済の活動に参画中。2012年より愛知県の自然栽培農家で一年半余の研修を終了。2013年7月にアートテン農法に出会い同年11月畑をアートテン化。

●農業に賭ける思い 、アートテン農法を知るに至った経緯とアートテン農法をなぜ実践してみたいのか?アートテンで実現したいことや夢、志、抱負

 在住する鈴鹿市内にアートテン農法を実践されている浅野農園浅野仁嗣さんがいらっしゃることを知り、お話しを伺い圃場を見学し、2013年8月の裾野市でのアートテン農法講演会にも参加し是非取り組みたいと思いました。
 浅野さんを知るきっかけは関東の友人女性が、以前から井上祐宏氏と知り合いで彼女がアートテン農法創始者の高橋呑舟先生をお訪ねした事でした。その際、現在農業に取り組んでいて見えない世界や波動的なものにも一定の理解を持つ私にアートテン農法が合うのではないかと直感され連絡をくれたことでした。すぐ近くに実践者の方が居るというこの偶然にも驚きました。
 略歴に書いたように農的な暮らしには以前から興味がありましたが、関東在住時は借りる農地もなく何の実践も出来ず仕舞いでした。お金や経済や企業に過度に依存し過ぎない社会を目指して街作りの活動をしていても、暮らしの基本である食と健康のベースである農と関わりを持てない現状には何か空しさや不全感を感じていました。
 三重県に移住し、ある程度の広さの農地を借りて実際の耕作をこの2年間行え、自然栽培の研修にも80回ほど通い、今後は面積を広げ農業に本格的に取り組みたいですし、農作物の加工にも興味があります。
 但し自然栽培は当然ながら肥料農薬消毒剤などを使わないため、病害虫や天候、環境の影響を大きく受け作柄や収量や形質も安定しない側面もあり、何かそれを助ける方法や農法はないかと思案していましたが、今回「これだ!」と感じました。
 また当然ですが現在の自分の畑の周りは殆どが慣行農法なのですが、農薬肥料を使わなくとも美味しい野菜が栽培が出来ることを実践で証明していきたいと思っています。真夏でも暑い中完全防備で防除している人も居ましたが、例え残留農薬が無毒化されたとしても防除の際に浴びてしまう農薬は無視でききませんしハウス内防除は過酷とも感じます。でも現在の私では説得力はありませんので、結果でそれらの方々に語れるようになりたいです。
  先達である浅野さんには栽培されたジャガイモをいただき食しましたが、クリのような甘さで驚きました。それを食べた人からまたアートテンが広がっていくと確信しました。
 これからアートテンを取り入れた農業を拡大し、周りにも広め、更には小規模な加工場を作るのも夢ですが、アートテンは特に微生物に好影響あるようなので楽しみです。家族や仲間はもちろんコミュニティや地域にエネルギーが高い元気になる作物を提供し、そこから始めて最終的には農業をベースに世の中を少しでも変えていくのが、今生の私の使命のひとつかもしれないと感じています。

※須賀徹さんは、アートテンの資材を設置してから10数日後に硝酸態窒素が減っていることを、計測機器で確認し、
そのことをブログで発表しています。