1.Iittala Arkipelago のキャンドルホルダー。Festivo と同じくTimo Sarpanevaのデザインです。
さて、本物はどれ?3つ全部現在Etsyで売られているものです。Arkipelagoには四角柱と三角柱があるのでデザインやサイズはそれぞれ違いますがあたかも氷の塊のような光の差し具合、バブルの散らばり方、フォルム自体ににご注目ください。
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正解は2番です。Arkipelagoの美しさが正確に伝えられています。というよりよく素人でここまで写真に撮れたと感心してしまいます。私も本物をショップで売っているのですが、私の撮った写真では実物とは比べ物にならなくて(涙)
1番はほとんどバブルが見えませんね。それなりに綺麗なクリスタルグラスなのですが頂上が山盛りになっています。何よりろうそくが入る穴がずーっと下まで深く続いています。ここまで違うとあきらかに偽物です。オランダのショップですが、その北欧への微妙な近さからくる油断でしょうか。結構プロフェッショナルな売主さんなのに残念です。
3番は北米ではよく見る偽者さん。とにかく頂上が盛り上がっているのとイッタラに比べバブルが大きく、不規則にちらばっている。ロウソクの穴の深さはイッタラとにているのですが、横から見ると四角くなっています。2番を見てわかるようにイッタラの穴は弾丸のような形なのでこれもわかりやすい見分け方です。ただし、偽物と言っても3番はBlenkoのものです。実は3番の売主さんはそれを知っていてBlenkoとして売っているのですが、知らずにイッタラとして売っている人も結構います。Blenkoも北米のコレクターにでは人気のブランドだし、どっちが先にデザインしたのか私は知らないので偽者呼ばわりするのは失礼な話なのですが、イッタラにこだわるコレクターさんは要注意です。
ちなみにこのBlenkoの偽物(もっと安物でクリスタルが入っていないせいか色がかすかに緑がかっています)が巷に繁殖しており、北米でこのタイプのキャンドルホルダーを見つけたら7割が安い偽者、2割がBlenko,本物のイッタラは1割あるかないかの確立だと思います。おそらく中国で作られたものだと思いますが、日本でも見かけませんか?
2. Nappi キャンドルホルダー
赤、緑、透明の偽物がうようよしてます。赤と緑はペイントされているお粗末なものなのでひっかかる人は少ないでしょうが、透明は要注意です。偽物は若干小さい。並べて比べると比べ物にならないくらい本物は綺麗です。
3.フローラ
偽物が多いので有名ですが、元々型番によって厚さもエッジも違うので指摘しにくいです. 例えば小さなボウルはガラスが薄いですが、お皿や大型のボウルは厚めです。小さなボウルはエッジが若干丸まっていますが大型ボウルはほぼ直角です。そういう型番による違いのために本物なのに偽物と思われているもあると思います。私がはっきり偽物だと確信したのは買った後本物と並べ比べてみてやっと気が付いた時だけでした。大きさが若干違うのです。あと光り方も。陽に当てて全部の角度から見て少しでも緑がかって見えたら偽者でしょう。
そういえばイッタラやNuutajarvi以外にもItalglassという会社がフローラを製造しています。どこの会社でいつ頃製造していたのかはわかりませんが、堂々とOiva Toikka デザインと明記しているところを見ると偽者というよりはライセンスを正式に獲得していたのだろうと思います。実際に見たことが無いのでわかりませんがイッタラと微妙にサイズや厚みが違うと聞いたことがあります。あくまで噂ですが。でもガラス物はステッカーを剥がしてしまうとわかりませんから、ヴィンテージで買う場合、売る場合もはたしてイッタラかItalglassかとまで考えていくと堂々巡りで意味がないですよね。とにかくOiva Toikkaなのだということで納得しないと。
4. レア物
偽物が出回るのはイッタラのように有名で大量生産されているブランドだけではありません。最近私がひっかかった偽物。

私の大大大好きなBjorn Wiinbladデザインのクリスタルのキャンドルホルダー!見つけた時の心臓の動機といったら。一応スマホでも検索してみた。クリスタルも入っているようだし、デザインの細部に渡って一致するので、即購入。でも家に帰って更に詳しく調べてみると決定的な違いに気が付いた。私のは中が空洞。本物には底に穴は無かった。(涙)まだまだ修行中です。

ご来店をお待ちしております。
Fox Bride
