私は、仕事でスピリチュアルコンサルティングをしています。
先日、相談にみえたお客様は、小さなお子さんがいるママさんでした。
子供の様子が変だと心配して、相談にみえたんですね。
お母様の心配は、
「うちの子、人の輪に入っていかないんです。
周りの事をじーっと見ていて、関わろうとしない。
人から話しかけられると嫌がります。」
お子さんが、極度の人見知りだとおっしゃるんですね。
（一体、何があったのかな？）と、お子さんの状態を遠隔で見てみようとしたら、
お母様が意外な事をおっしゃいました。
「うちの子、スピリチュアルだって言われるんですけど、どうなんでしょうか？」
弱冠
歳で、周りの人にスピリチュアルだと言われる子って、すごいですよね！
溢れる才能だわー！！
ワクワクしながら、拝見してみると、確かに、スピリチュアルの御子様でした
様々な情報が、自分に入ってきてしまうので、混乱しているご様子でした。
普通、人は、目で見てみえないもの、耳で聞いてきこえないもの、手で触れてさわれないものは、ないものと考えます。
でも、自分には、見えたり、聞こえたりしたら・・。
それは、「ある」と考えますよね。
でも、周りの人には見えてない・・。
スピリチュアルの子は、自分に見えている世界が、
自分の妄想なのか、現実なのか、夢なのか、本当にある世界なのか、
一体何なんだ！！と、混乱してしまう時期が、あるんですよ。
特に、小さい時は、自分という概念まで、あまり確立していないから、
何かを見ている存在が、自分なのか、相手なのか、神なのか、自然なのか、動物なのか、虫なのか、
そういう主体と客体まで、ごっちゃごちゃになってしまう。
みんなと遊びましょう！なんて言われたって、
そんなことする前に、まずは自分の状況把握が先！！
情報処理に、どうしても時間が、かかっちゃうんですよね。
強制的に、目の前で映画が【上映中】みたいな状態が続くと、情報過多で嫌にもなりますよ。
お母さんが、スピリチュアルの子供に何が起きているか、その事に気づいてあげた事で、
きっと、その子は、大きな安心を手に入れることができたでしょう。
よかったよかった。（＾＾）
私の場合は、自分の第六感である、スピリチュアルの感度と孤軍奮闘して、
中学生の時、やっと自分の感度をオフできるようになり、
それから、人並みの生活が送れるようになりました。
オフできるんだ！って気づいた時は、嬉しかったなー
それで、オフできると気づいてからは、ずっと、オフしっぱなし！！
だって、生活する上で、スピリチュアルの能力って、必要ないですからね！
友達の本音とか、知ってしまうと、けっこう傷つきます。人間嫌いにもなります。
知りたくもないことを強制的に知ってしまうと、毎日は、どんどんつまらなくなります。
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚だけの方が、人生は楽しい！！
人生は、行動してはじめて、何かが起きるものだから。
何も知らずに、どんどん進んでいった方が、アドベンチャーになるのです。
ハプニングを楽しめる事。
人の心に素直に感謝できる事。
そういう状態を大切にしたいから、
私は、普段の生活では、いつも感度をオフにしています。
中学生の時、
数学のテストで何が出るか、自分が事前にわかってしまった時、これはヤバイ！と怖くなりました。
何が怖いって、怠け者の私が、ますます勉強しなくなるのが、
簡単に想像できてしまったんです！
それで、中学時代は、スピリチュアル感度は、完全オフ！！
怠け者の私も、人並みの大人になれてよかった（笑）