男子バレーボールワールドカップ2019編
第9弾は・・・!?
カナダ戦の解説と
ミドルブロッカーの「山内晶大」描いてみますたーーーっ!!
ぃえええええええええぃっ!!!
Next4として、石川選手らと一緒に脚光を浴びた山内選手。
あれから4年、たくましくなった姿を見せてくれている、2019W杯。
最初の頃は、スタメンとして出場していたんだけど、アメリカ戦から高橋選手が起用されて、しばらく出場機会に恵まれなかった中
イラン戦から再出場して、活躍を見せてくれたのね。
それにしても、カナダ戦も凄かったよね!
普段は控えに回っている選手たちが、頑張って頑張って。
だけど、結局最後の西田選手のサーブで
ぜ~~~~んぶ消し飛んじゃったよね(笑)
西田選手、本当凄かった!
そんな、カナダ戦を振り返っていきまっしょい!
<第1セット>
順位が確定している事もあって、普段控えにまわっている選手を起用した日本。
序盤からサーブレシーブのミスや、スパイクが決められない中、カナダが勝手にミスしてくれて、点が取れてた感じだったよね。
ジャンプサーブなんか、ほとんど入ってなかったもん。
清水選手は、高いブロックに対して、緩急織り交ぜて得点を重ねてくれていて。
サーブもよく走っていて
「まだやれるんだ!」
と、健在ぶりを見せてくれたよね。
しかし、ブロックの差が埋められず
第1セットは22-25
で落としてしまったのね。
<第2セット>
カナダが強いサーブをミスしてくれていたから勝負になっていた訳で、サーブが入りだしたら点差開きそうだな。
とか思ってた第2セットなんだけど。
山内選手・清水選手のサーブが走り、カナダの攻撃を封殺。
コンビバレーを展開して、第2セットを奪取!
このセット当たりから、久原選手に当たりが出始めたのが大きかったよね。
レフトが決まると決まらないじゃ、全然違うじゃんね。
第2セット 25-20
<第3セット>
ずっと、サーブレシーブが乱されていたんだけど、ラリーに持ち込んで、なんとか食らいついていったのが素晴らしかったよね。
このセットあたりから、ワンタッチが取れ始めて。
粘って粘って、セットポイントを奪取したのね。
第3セット 25-23
<第4セット>
このセットは、藤井選手のサービスエースや、柳田選手の1枚ブロックが決まるなど、ファインプレーを連発。
スパイクレシーブも良く拾っていて、良いプレーが多かったけど、被ブロックも多く苦戦。
最後、2枚代えの投入が遅れ、セットを逃したのはもったいなかったよね。
2枚代えのカードを切るっていう事を、ここまでやってきたのに、このセットだけ遅れたのがもったいないじゃない。
藤井選手と、李選手のコンビに期待したのかもだけど。
勝ってても負けていても、打つべき手は打つべきなのね。
一番やってはいけないのが、カードを切るチャンスを逃す事。
「次は無い。」のよね。
これはチャレンジも同じなんだけど。
チャレンジする機会って、実はそんなに多くない訳で。
使える時につかっておくのが大切なのよね。
第4セット 23-25
<第5セット>
最後は、3枚代えのカードを7-7の時点で使ったのかな。
早い段階で、手を打ったのは素晴らしかったよね。
そして、この試合。
というか、今大会のハイライトとも言うべき、ラストシーン。
9-9から入った西田選手のサーブ。
ここから、2連続エース
レシーブを崩した後、山内選手に待望のブロック!
そしてそこから、驚異の3連続サービスエースで6連続得点!
こんなの見た事も聞いた事もねぇ!
西田選手ってば、本当すげぇ!
ロシア戦で言っていた
「ようやく本調子が出てきた」
っていうのは、嘘じゃなかったのね。
素晴らしい!
見事、カナダから勝利したのよね!
戦力を温存しながらの戦いで、世界ランク5位の、全員200cm越えのカナダ相手に
明らかに格上の戦いを見せてくれた日本!
本当強くなったよね!
素晴らしい!
大会の後、世界ランク上がっちゃうのね♪
【個人成績】
という事で、今回もカウントしちゃったんだぜよ!
カナダ戦の個人成績を見てみましょい!
<スパイク>
決定/全打数(被ブロック)っていう表示なのね。
石川・・・1/8(1)
久原・・・14/28(4)
清水・・・20/32(1)
柳田・・・9/16(4)
山内・・・4/10
李・・・・5/10
西田・・・6/6
久原選手が、高いブロック相手に大健闘!
スパイカー陣は、スタメンとレギュラーの差が大きいとか思ってたけど、これくらい決まるんなら大丈夫よね!
清水選手は、チーム最多の20得点!
まだまだやれるっていう姿を見せてくれたのね!
柳田選手は、被ブロックが多かったから、止められてる印象強かったけど、決定率は悪くなかったのね。
山内選手と李選手はもう一つ。
ミドル攻撃は、もう少し決めて欲しいのね。
ただ、被ブロックが無かったのは良かったよね。
石川選手と西田選手は明暗くっきり。
100%のスパイク決定率という恐るべき結果を見せてくれた西田選手に対して
石川選手は、ほとんど決まらなかったのね。
やはり、ブラジル戦の疲れがあったのか、気持ちが入っていけなかったのか。
でも、ここまでチームを引っ張ってくれた石川選手。
本当にお疲れ様なのね。
<サーブ>
サーブ効果数ね。
レシーブを崩した本数と、( )内はサービスエースの本数だす。
藤井・・・2(2)
久原・・・2(1)
清水・・・10(2)
柳田・・・7(1)
山内・・・6
李・・・・2
西田・・・3(5)
カナダ戦も、よくサーブで崩せていて、カナダのミドル攻撃を封じていたのが勝因の一つよね。
清水選手は、サーブミスも2本と少なくかなり効果的だったのね。
柳田選手は、効果も多いけど、ミスも6本。
スパイクサーブとしては、入ってる方だから、悪い数字では無いんだけど。
で、4回しかサーブに入らなかった西田選手の数字が驚異的!
この試合サーブミスも0なんだから、さらにビックリ仰天!
あれだけ強いサーブが、全部コート内に入るんだから、相手のレシーバーはお手上げだよね。
チーム全体としても、サーブミスが13本とかなり少なかったんよ。
サーブで崩せなかったとしても、入れさえすれば、相手がミスしてくれる場合だってあるし。
サーブを入れるっていうのは、とっても重要なんだよね。
素晴らしい!
<ブロック>
カナダ戦で一番苦戦したのが、ブロック。
( )内はワンタッチの数なのね。
藤井・・・1
久原・・・(1)
清水・・・1(3)
柳田・・・1
山内・・・1(1)
李・・・・1(2)
5セットやって、ブロックポイント5だから、ちょっと少な目かな。
1セット2本くらいは欲しいんよね。
カナダがデカ過ぎたって事でもあるんだけど(^-^;)
特にワンタッチが取れなかったのが、苦しかったのね。
<ディグ>
ワンタッチが取れない中光ったのが、スパイクレシーブよね!
藤井・・・3
久原・・・2
清水・・・4
古賀・・・4
柳田・・・3
ディグとワンタッチは、一番カウントしずらい数字だから、もっと多いかもなんだけど。
全体的に、みんなで頑張って拾ってのね。
素晴らしいね!
<レセプション>
カナダ戦で、大きく数字を落としたのが、このサーブレシーブ。
成功/全受数
石川・・・3/3
久原・・・16/20
古賀・・・16/23
柳田・・・16/30
久原選手は、とても安定していたけど、柳田選手はかなり崩されるケースが多くて苦しかったと思うのね。
古賀選手も、柳田選手もレシーブの良い選手なので、それだけカナダのサーブが強かったって事なんだけど。
レシーブが崩された中、清水選手がよく決めてくれてたね。
という事で、個人成績も見てみましたが
出場した選手たちは、試合に出れない事が多かった中、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたよね!
それにしても、西田選手のサーブのインパクトが凄過ぎて。
フォームの迫力も、ボールの勢いも凄いから、荒れ球でコントロール難しそうなのに、きっちりコートに入るんだから本当に凄い!
サーブが決まると、相手のスパイクが高いとか、クイックが強いとか、トスが早いとか。
そういうの、全て関係なくなるんだから、サービスエースって、バレーにおいて最強なんだよね。
石川選手と柳田選手も、あれくらい入るようになって欲しいよね!
という事で、女子から始まったバレーボールW杯2019も、これで全試合が終了。
約1か月半、十分楽しませていただきました!
選手の皆さん、スタッフの皆さん、関係者の皆さん
感動をありがとうございました!
そして、本当にお疲れさまでした。
来年の五輪は、男女共に期待出来るのね!
頑張れ!日本!