前回までの呼吸器系・循環器系は
「生きている」ための機能のお勉強
今回の中枢神経系、感覚器系、運動器系
「生きていく」ための機能のお勉強でした。
「生きていく」ための機能の情報は
対象者の主観的情報がメインで
客観的情報も確定が困難
だからアセスメントにも時間を要する
この話を聞いて、思い出したのが
右不全麻痺、混合性失語症のAさん
歩行時に右足の痛みがあり長距離歩けなくて困っている
という主訴がありました。
本人様の情報から、間欠性破行がある様子で
歩行状態確認のため、屋外歩行
特に問題なく、なんなら私よりハツラツと歩かれる状態
『誰かと一緒に歩くと痛みは気にならない』と言われ
結局45分間歩行
その後も右足の痛みと歩、行困難感の主訴は続き
一人で歩行する不安も、要因の一つとして考えていました。
ある日
「どれくらい歩くのが目標ですか?」
と聞いてみたところ
『10年前は3時間くらい散歩出来てたのに
最近は休憩せな歩かれへん』
( ゚-゚ )
私も3時間の散歩は、休憩しないと無理です・・・
客観的には特に問題がなくても
本人様にとっては苦痛・不便な事
本人様が日常生活で不便さを感じていなければ
客観的に苦痛・不便そうに見えても、現状維持でよいこともある。
主観は千差万別
こういう事例たくさんあるなと思いました。
すぐに対応が必要な情報
経過を見てもよい情報
そして、それを判断するアセスメント力
フィジカルアセスメント研修全編通して
日々の看護を振り返る、素晴らしい機会となりました。
