ペットの鍼灸師 方歆のブログ

ペットの鍼灸師 方歆のブログ

東京西新宿五丁目駅近くで主として犬猫を対象とした鍼灸専門の治療院「方歆犬猫治療院」を営む院長のブログです。東洋医学に基づいた日々の治療や太極拳等を通じての日々の気付きの記録です。


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東洋医学的な考え方に基づいたペットの鍼灸専門治療院

方歆犬猫治療院  院長   山口 格(方歆)です

・ 大江戸線 西新宿五丁目駅徒歩5分、清水橋交差点近く

 

 

病気を治そうとするのは、あくまでもワンちゃんネコちゃん自身の生命力と、飼い主様達の想いであり、当院はその少しだけお手伝いすることです。

 

従って、当院で行う施術は、できるだけご自宅で飼い主様ができるようにことにして、家でもやっていただけるようにと考えています。

 

それで、実際に効果も上がっています!!

 

そうなれば、当院も治る治療院として評判上がるな・・・よしよし と思っていたのですが・・・

 

「家でできて治るなら、もうここに来なくてもいいということですよね・・・」のある飼い主様の一言

 

「えっ?」 「あ゛っ・・・」

 

それはまずい・・・困ります・・・

 

でも、もう大々的に言ってしまっているので、撤回できないし・・・

 

となると、新しいことできるようにして、来てもらうようにするしかない!!

 

ということで、研修会に参加してきました。

 

今回参加したのは、札幌での「大師流 小児鍼」 のセミナー

 

  

 

本当は東京での講習会に出たかったのですが、当日都合が悪く、その後直近で開催されるのが札幌・・・とうことで、札幌へ !

 

でも、どうして 小児はり ?? と思われるでしょうが、

 

ヒトとワンちゃんネコちゃんとの身体的違いを考えると、ヒトでは二本足での直立歩行が可能になっていることが挙げられます。

 

しかし、考えてればヒトでも生まれたときから立っていたわけではありません。

 

幼児まではまだハイハイの状態で、動物と同じ四つ足歩行です。

 

その状態では、いずれも背中が表側にあって、お腹は内側に守られているということ。

 

背中は陽、お腹は陰ですから、陽が多くて余りがあるが、陰はまだ少ないという状態を表しているともいえます。

 

子供や動物は陽気が多いので、病気の反応はそこに表れやすいと考えられますので、これを調整できれば病気もよくなるのではということは充分にありえる。

 

気の中で陽の性質を持つものは衛気です。

 

衛気は脈外を素早く循る気で、体表近く、皮膚や皮毛の表面を覆って活動しています。

 

この衛気は、体表を保護して外邪の侵入を防ぎ、皮膚や体毛を潤し、艶やハリを与え、発汗を調節し、臓腑を温め、体温を維持・調節などを行っています。

 

この衛気を調整するのは、皮毛の軽刺激。 これに尽きる!

 

私も現在、このために鍉鍼を使ったり、接触するだけの鍼を用いたりしております。

 

しかし、これらは経穴や反応点に対するポイントでの刺激法。

 

正確な選穴と手技を施さないと効果が出にくい。

 

一方、皮膚に対して反応部位として、経穴は一番反応が出る部位ではありますが、浮絡、孫絡として分布している部分では面として反応が出ている場合もある。

 

そこを全体的に刺激するのに小児はりは適していると思われます。

 

しかも、片手でできて、刺入することはないので、じっとしていない子供、動物に安全にできるということは魅力的ということでセミナー開始

 

 

でも、予想していたことといえ、簡単にできるものではありません。

 

実際に講師の先生の施術を受けてみてそれを実感。

 

求められるのは、皮膚を羽毛でなでられるようなフェザータッチ

 

まずは、フェザータッチができるようになる手をつくることからが始まりです。

 

この手を作るために必要なのが 「鍼頭叩き」 という訓練です。

 

 

1日3000回以上を150回/分の速度で休みなく。撫でるのではなく叩く。

 

これを5週間継続。

 

これあ結構きつい。

 

でも、やらねば!!  やるぞ!!  やろう!!

 

セミナー受講後、早速練習開始しました。 一応3000回休みなし

 

・・・・・が、すでに五十肩が悲鳴を上げてる・・・

 

痛む肩に鍼打ちながら、練習継続・・・・します

 

 

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*当院では、東洋医学的見地からの認知症の予防・対策に積極的に取り組んでおります。

  認知症の症状でお困りの方はお気軽にご相談ください。

 


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方歆犬猫治療院  院長   山口 格(方歆)です

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方歆犬猫治療院の2018年7月の診療日のお知らせです。

 

誠に恐れ入りますが、以下を休診日とさせていただきます。

    6月30日(土)、7月2日(月)、7月7日(土)         

 

また、以下の診療日は診療終了時間が変更になっております。

   7月 21日(土)      19:00まで

   7月 25日(水)      17:00まで

 

ご不便をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

診療日のスケジュール変更等がありました際にはHPにてご連絡させていただきますので、ご理解いただけますと幸いです。

 

 通常診療:  9:00~21:00 (月曜日 17:00まで)

  休診日 : 日曜日

 

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方歆犬猫治療院  院長   山口 格(方歆)です

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東洋医学での診察の基本は四診合算。

 

「視る(望診)」 「聴く、嗅ぐ(聞診)」 「尋ねる(問診)」および 「触れる(切診)」 で得られるすべての情報から患者様の身体と精神状態を把握して、診断し、それに合った治療を行います。

 

ただ、ヒトと違って動物は言葉を話せないので、患者である動物を直接的な診察は 「望診」 「聞診」 「切診」 を総合した体表の観察によるものになります。

 

さて、この中の「望診」ですが、当然一般獣医学的な体格や毛並み、行動や表情などを観察するのは勿論ですが、身体の各部分から全身状態を診察するという方法があります。

 

これは、全息律という観念で、宇宙の中には小宇宙が、人体にも小さな人体があるという思想です。

 

顔、眼、耳、舌、掌、足裏、前腕、腹の各部にそれぞれ全身を反映する部分がある。

 

そこから診断するということは、洋の東西かかわらず伝統的に使われています。

(足裏であれば、足つぼがあり、リフレクソロジーがありますね。)

 

ただ、ワンちゃんネコちゃんに関しては、なかなかすべてを見るのは難しく、その部位の構造も違うので、ヒトで言われているほどのことはわかりません。

 

私も一応、腹診や舌診などは取り入れようとしていますが、なかなか舌もお腹もじっくりとは診せてくれません。

 

手と足底は、ワンちゃんネコちゃんは肉球なので、ヒトの本に書いてあるほどの細かいことはほとんど役に立たず・・・

 

耳診は今のところはスルーしています。

 

さて、眼診・・・

 

「眼は口ほどにものを言う」といいますから、結構重要な観察部位です。

 

眼と臓腑の関係が、分類、生理され、眼の周囲から眼球の各部位をそれぞれの五臓に配当したもの(五輪)、球結膜(白目の部分)や虹彩(虹膜)の各部を区分して分類し、その部分の変化を観察する方法などがあります。

 

 (中医望眼弁証図解 第3版より)

 

球結膜や虹彩診断は、欧米でも各々 Sclerology や Iridologyとして確立されています。

 

よって眼診は重要な診察法として、私が通っている学院でも教わった(・・・はず)。

 

ただ、たしかに記録(資料やノート)は残っているのですが、その内容の記憶が・・・ほとんどない・・・

 

一応、重要と認識しているので、カルテの中には組み込んではいるのです。

 

    

 

・・・が、今のところあまり役立てているとはいえません。

 

先日(ヒトの)研修会に参加した時に、その見方や判断方法などを教えていただき、改めてこれはしっかりやらねばと思いました。

 

そして、眼を覗くのですが・・・

 

まあ、動物がじっとしてくれないのは仕方がありません。

 

こんなおやぢと目を合わせるのですから。(目は合わせたくはないはな・・・)

 

これは言い訳できる。 でも・・・

 

(患者さんではありません)

  「どうしたの???」

 

しっかり見ようとしても、私自身の老眼進んじゃって、よく見えないのよ
・・・とほほ

 

ということで、

 

     ハズキルーペ 購入!!

 

 

 

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以前に 「刺さないはりでも」 に紹介させていただいたアカ君が前回の治療から3週間ぶりに来院。

 

前回もだいぶ歩けるようになっていましたが、まだ左の後肢がよろけて、ナックリングもあって爪先すりむけていた。

 

でも、今回はほとんどそれもなし。

 

完璧とはいえないまでも、ほぼ問題ないレベルです。

 

「だいぶよくなりました。来る時車に酔っちゃいましたが・・・」

 

でも、考えてみたら来院してない間の3週間で劇的によくなるってどうよ・・・

 

治療しなかった期間の方がよくなるって・・・(こんなことHPには書けません!)

 

やはり、病気がよくなるのは、その子自身と飼い主さんの力

 

私らは、それを邪魔するものを除いたり、背中を少し押したりして手助けするだけなのだとあらためて思いました。

 

もう足の状態は私が何もしなくても、どんどん良くなっていくのは明らかです。

 

そうすると私はもうお払い箱ということに・・・

 

ちょっとまって!!  もうちょっと続けさせて下さい!!!

 

一番の懸念は、このアカ君の超臆病な気質

 

以前よりは自己主張もして、落ち着いてきたということですが、

 

散歩のときに他のワンちゃんにちょっかい出されるとやはり逃げ出してしまう・・・

 

この前、動物病院で予防接種受ける時には少しパニックにもなってしまうというのもあったのこと

 

こんな風に、ちょっとしたことで驚いて、また腰がギクッ!となってしまったら元も子もありません。

 

また、違う病気になって動物病院で治療しなければならないときに、それも難しいということになっても困ります。

 

東洋医学では、精神を落ち着かせるツボや治療法もありますので、少しでも不安や驚きを減らすようにしていきたい。

 

全く別人のようによくなるということはできないかと思いますが、こんな熊のような怪しいおやぢを怖がらずに、リラックスもできるのですから、ある程度は良くなると思います。

 

(鍼灸治療後中国式マッサージ(推拿)でリラックス)

飼い主さんさえ良ければ、俺は来てあげるよ!

 

ということで、もうちょっと続けさせてください

 

 

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開業して4ヵ月経ちました。

 

まだ、患者様は少ないのですが、当院に来ていただけるワンちゃん達は最初からみんなおとなしく治療を受けてくださっています。

 

この子は病院嫌いなのに、全然怖がらないと不思議そうにおっしゃる飼い主様もいらっしゃいます。

 

ありがたや、ありがたや・・・

 

当院は、あまり病院という雰囲気でもなく、私も施術時に白衣などを着ておりませんので、それでワンちゃん達も私のことを獣医さんと気付かずにいるのだな・・・しめしめ・・・と思っておりました。

 

通常、治療時は診療台やご家庭ではマットの上にワンちゃんにいてもらって、私は上から見おろすような形で施術をするのですが、ある時目の状態や舌の状態を見るためにワンちゃんと同じくらいに目線を合わせると・・・

 

(*患者さんではありません)

 

目線の高さが変わるとなんか雰囲気が違う・・・

 

犬は多かれ少なかれランキング意識を持っている動物です。

 

そのランキングは流動的なものなのでしょうが、はじめて会っての判断は・・・

 

もしかして、私の方がランク下???

 

私、見た目はこんな奴ですが、実際は非常に臆病でびびりです

 

家でも主人顔しておりますが、実際はパシリ

 

小さな親切、細かい配慮、大きな失敗が常のこと・・・

 

この本質見抜かれて、余裕かまされているだけ??

 

だから、目線を同じくすると、なんとなく 「しかたないな・・・」 と上から目線で同情されているような感じが・・・

 

「飼い主さん心配しているから、少し安心させてやらないと・・・だから君に協力して少し良くなってあげるよ」 と

 

先日も往診の際、治療終わってひざ元で横たわっていたワンちゃんに前足でちょいちょいとタッチされました。

 

飼い主様が 「もっと撫でてと言っているよ」 とおっしゃってくれたのでその気になっていましたが、

 

帰る道すがらよく考えてみると、飼い主様達に甘えておねだりしている 「ちょいちょいタッチ」 とはどうも違う

 

「まあ、君も大変だと思うけど、今日はまずまずの出来だったよ。馘になったらかわいそうだから、多少盛って気持ちよさげにしておいてあげたよ。次またしっかりやりなさい・・・よしよし」 の方がピッタリと思える・・・

 

いやあ・・・私の立場が本当に見抜かれています。

 

優しいお気遣いありがとうございます!!

 

こんな優しいワンちゃん達とその飼い主様達に感謝します。

(これからも当分このままでお願いしたい・・・)

 

ただ、この本質見抜く力・・・私も欲しい

 

 

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方歆犬猫治療院  院長   山口 格(方歆)です

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方歆犬猫治療院の2018年6月の診療日のお知らせです。

 

誠に恐れ入りますが、以下を追加の休診日とさせていただきます。

 

   6月18日(月)、30日(土)、7月2日(月)

 

ご不便をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

診療日のスケジュール変更等がありました際にはHPにてご連絡させていただきますので、ご理解いただけますと幸いです。

 

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   認知症の症状でお困りの方はお気軽にご相談ください。

 

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・ 大江戸線 西新宿五丁目駅徒歩5分、清水橋交差点近く

 

アカくんは、雑種犬の雄(去勢済)推定4歳、保護施設から優しい飼い主様にもらわれてきました。

 

このアカくん、生来の性格なのか、保護されるまでによほどの目にあったのか、超が3つくらいつく臆病君

 

飼い主様の家に来ても、人や他の動物が怖くて、散歩にも行きたがらず、家の中でぼぅっとしているのが好きだったようです。

 

このアカくんが、突然後ろ足に力がなくなって階段を上がれなくなってしまった。

 

その後、後ろ足は両方とも伸長して、時たま震えて動かせなくなってしまいました。

 

  当院での初診時のアカくん(後肢にまだ力がありません)

 

行きつけの動物病院で椎間板ヘルニアの診断をされ、飼い主様は手術をするかどうか迷われたそうですが、投薬と鍼灸で治療することを選ばれました。

 

その行きつけの動物病院でも鍼灸治療はできるので、一度は試みてそれなりに効果がありました。

 

ただ、なにせこのアカくんは極度の臆病。

 

獣医の先生が怖いのではなく、病院にいる他の動物が怖くて仕方がない。

 

あまりに怖がって嫌がるので、その動物病院では十分な鍼灸の治療をするのは難しくなってしまいました(決して獣医の先生のせいではありません)

 

ということで、飼い主様が私の治療院をみつけて来院なされました。

 

幸いなこと? に当院は完全予約制であるとともに、開院したまだ間もないので患者様もあまりいないので、他の動物と出会うことは全くありません。

 

その点では、アカくん初診の時から極端に怖がることはありませんでした。(私のことは相当怪しそうだと、飼い主様の方ばかり見ていましたが・・・)

 

それよりも、来院するときに車に乗るのを嫌がったようです。

 

診察したところ、アカくんのこの症状には、この性格による精神的なものが影響して、身体の中でいろいろと詰まりや停滞が生じ(あくまでも東洋医学的に)、バランスを崩してしまっていると判断しました。

 

そこで、この精神的な不安定さをまず落ち着かせ、自己主張できるくらいに発散できるようにすることが、今後の治療をどこで実施するにしても(私の治療院でも、行きつけの獣医さんのところでも、最終的に手術を受ける病院でも)重要だということをお話しました。

 

この精神的不安を解消しつつ、身体のバランスを調整する治療をすることにします。

 

まずは過度に緊張しているのをとってあげる鍼を2本打ち、

 

 1本はここです

 

冷えている後半身をお灸で温めます。

 

 はじめからおとなしくしてくれていました。

 

その後、脈を整えるためのツボに鍉鍼という刺さない針を当て、

 

あとは全身の循環がよくなるように、手足のツボを選んで、鍉鍼を軽く当てたり、つっついたりします。

 

   これがアカくんに使用している鍉鍼(刺さない鍼)

 

左側は脈を整えるため、右の2本は全身の循環をよくするために用いています。

 

この刺激は軽くていいのです。

 

基本的には母犬が子犬を舐める、お母さんが子供さんを撫でてあやすのと一緒。

 

ぐっと押し付けたりせずに、ツボの表面に当てるだけ。

 

ちょっと感覚が変わったなと思ったら、すぐに離します。

 

アカくんはじめは何するのだと不安そうでしたが、初回の治療終了したときには、寝そべって眠そうに・・・飼い主さんも驚いていました。

 

  アカくん 治療終了後のリラックス ちょい眠い

 

その後若干刺激するツボがその時の状態によって変えることもありますが、基本的に同じ治療を繰り返してます。

 

すると、2診後には支えは必要ですが立てるようになり

 

  一応立てたけど、支えててくれ~~

 

3診後には、自分で立ち上がって歩こうとし始め、

 

4診後には左足はまだふらつきますが、右足はだいぶしっかりとして歩けるようになってきました。

 

  歩いて治療に来ましたよ。まだ左はふらつくけど・・・

 

今5診目ですが、お灸をするときにはお座りをし、鍉鍼での施術の時には腹ばいになってリラックス。

 

治療が終わったら、水飲んで、おやつのクッキー平らげて帰ります。

 

今では、車に乗るのも大丈夫になり、家でも飼い主様に結構甘えて、いろいろとお願いできるようになっているとのことです。

 

まだ、他の動物を怖がるのは克服できてないようですが・・・

 

当然、行きつけの獣医さんが定期的にお薬の管理や家でのリハビリのアドバイスもしてくれ、飼い主様がご家庭でそれを実践してくれているからこその回復だと思います。

 

ただ、この刺さない針でアカ君がリラックスできて、それが回復を促進してくれているのも事実です。

 

完全回復までもう少しだね・・・アカくん

 

刺さない針でも治療に対する効果はありますよね!!

 

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東洋医学的な診察は四診を駆使して、陰陽の状態を把握します。

 

みて(望診)、きいて(聞診)、尋ねて(問診)、触れて(切診)の四診

 

物言わぬ動物の診察においては、切診は特に重要。

 

直接動物が身体を通じて我々に伝えてくれるのですから・・・

 

その中でも 「脈診」 はその時点の患者動物の状態や治療による反応を直ちに映し出してくれる鏡です。

 

ただ、この脈診、技術者の指先の感覚によるものですから、その技術者の感受性のみならず、先入観や主観によってブレが生じてしまう。

 

これが診断、選穴、刺鍼手技に影響して、その効果にバラつきが生じてしまうのが問題。

 

この脈診をどれだけ極められるかは、鍼灸師としての一生の課題といってもいいでしょう。

 

それには経験を積むのみ・・・なのですが、この経験というのもただ数をこなせばいいというものではない。

 

しっかりとした基本の軸を持ったうえで行わないと、もうてんでんばらばら、全く収束できなくなるか、勝手に自分で収束させてしまうか

 

やはり、基本を学んで軸をつくって、覚えて、刻んでそれを持続させる必要があります

 

自分は太極拳の型の訓練を通じて、基本の軸を作り、それを推手という相手との交流で確認するという練習をずっと続けてきています。

 

基本の型を覚え、それを正確に行うことの難しさと、それを維持することの更なるむつかしさを身に染みて知っています。

 

常に先生に修正していただく必要、実際に使ってみて効果があるかどうかを確認する重要性

 

ですから、研修会などに積極的参加して「脈診」の基本の軸を作り、確認し、それができているかどうかを検証してもらうということも繰り返します。

 

でも・・・やはりそのたびに色々と指摘されます。

 

教えられたことをそのままやればいいのですが、それができない。

 

癖、自分の感覚の思い込みによるずれ・・・

 

この前は、普段は動物の股動脈での脈診を行うので、その脈を探ってどうしても深く探りがちになっている。

 

脈のうち初めの部分をおろそかにしていることを的確に指摘されます。

 

それを気付かされて、また一から基本を教えてもらうと、以前よりも気づくものが増えるのがわかります。

 

感覚のアンテナが立つのですね。

 

よしよし・・・やはりこれをずっと継続していこう・・・

 

ではあるのですが、実はこれが迷いの始まりでもあります

 

研修後の治療では、基本に沿ってしっかりと診察する(時間もかかってしまうのですが)

 

そして今までより気づくことが増えるのを実感します。

 

その気づいた部分が不安定であると、さらにわからない部分にも気づかされ、迷いもでてくる。

 

今まで気が付かないからこそ、その範囲で慎重に反応を確認しながら診療してきましたが、今まで以上に慎重に治療するようになったような気がします。

 

気付いたときは不安定であっても、それを自身で確固たるものにできれば、その迷いもなくなり、さらなる気づきのアンテナも立てられるのでしょうが・・・

 

基本を学び、気づき、迷い、また基本に戻る・・・気が付けば、私は太極拳の練習も学術研究もこれと同じことを繰り返しています。

 

こういうことが好きなのだろうな・・・私は

 

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方歆犬猫治療院の2018年5月の診療日のお知らせです。(GWも平常通り開院しております)

 

誠に恐れ入りますが、以下を休診日とさせていただきます。

 

   5月16日(水)、21日(月)

 

また、以下の診療日は診療終了時間が変更になっております。

 

  5月3日(木)、31日(木)  18:00 まで

 

ご不便をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

診療日のスケジュール変更等がありました際にはHPにてご連絡させていただきますので、ご理解いただけますと幸いです。

 

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3月27日に熊本で国際アミロイドシンポジウムに参加して、ポスター発表してきました。

 

  

 

私のテーマは透析患者さんで発症するアミロイド症(透析アミロイド症)の発生メカニズム。

 

この透析アミロイドはβ2ミクログロブリンというたんぱく質が、身体の中でアミロイド線維を形成して、靱帯や腱、関節や骨に溜まって、障害を起こす病気です。

 

いろいろなたんぱく質がアミロイド状の線維を作って病気を発症することがわかってきており、これら難治性疾患に入っています。

 

このアミロイド線維というのは非常に特徴的な構造を持っている。

 

実はこのアミロイド構造をもつ線維は、皆さんの身近にあるのですよ? わかりますか?

 

それは絹糸やクモの糸・・・ これも元となるたんぱく質の成分は違うのですが、アミロイド構造をもった線維なのです。

 

話がそれた・・・失礼

 

で、私の研究テーマはこのβ2ミクログロブリンがどうして線維をつくるのかという本命のテーマでなく、どうして靱帯や腱、関節や骨に特徴的に沈着するのか・・・

 

さらに、どうして長く透析していないと発生しないのか、年をとってから発症してくるのかという点です。

 

透析アミロイドをはじめとして、多くのアミロイド症の線維は、細胞内でなく、細胞外に沈着します。

 

いわゆる間質と呼ばれるところです。

 

ここにはコラーゲン線維などの線維性組織や糖タンパク質をはじめとする細胞外マトリクスが存在し、血管やリンパ管の外にある間質液という液で満たされています。

 

この部分は、細胞や臓器を保持するという点以外にあまり注目されていなかったのですが、最近はがんの転移などにも関連する可能性が指摘されてきています。

 

透析アミロイドでアミロイドが沈着するのはまさしくこの結合組織。

 

しかも加齢に関連して発症しやすくなるということは、加齢によってこの部分が変化するということですよね・・・

 

みな、年をとってくると肌のたるみや、しわが気になる、関節が痛くなるなどと、コラーゲンだのグルコサミンだのプロテオグリカンだのに飛びつく。

 

まさにそこよ・・・そこ!!

 

この細胞間質という場所は、神経も血管も走っている場所ですから、この場所が加齢によって変化するなら、その影響を受けることになるのは当然のことだと私は思う。

 

3月27日の「サイエンティフィック リポーツ」という雑誌に、米ニューヨーク大学医学部を中心とする研究プロジェクトが発表した論文で、「ヒトの最大の器官が新たに発見される」などとして紹介されています。

 

https://www.nature.com/articles/s41598-018-23062-6

英語の論文でごめんない

 

ここでは、「皮膚の下にあり、消化管や肺、泌尿器系に沿ったり、動脈や静脈、筋膜を囲んだりしている層は、従来、結合組織と考えられていたが、実は、体液を満たし、相互に連結し合う区画が、全身にネットワーク化されたものであることがわかった。」と報告しています。

 

これを間質という新たな器官として定義すべきだと提唱しています。

 

あれ? あれれ? 

 

だって、これ東洋医学でいう 「三焦」 じゃないですか・・・

 

とっくの昔に 六腑の一つとして確立されている概念ですぉ!!

 

まあ、この論文は高性能の顕微鏡を使用して、今までみえていなかった部分の構造がはっきりと観察できるようになったというとろが素晴らしいところなのですが・・・

 

西洋医学と東洋医学、時代遅れはどっちなのでしょう???

 

ともかくも、私のテーマは 「三焦」 と 「加齢」

 

最近はワンちゃんネコちゃんも長生きになって、認知症などの老年性の問題が増えてきています。

 

私が治療家の立場から現在興味を持っているのは 認知症に効果があるとされている 「三焦鍼法」

 

認知症や様々な加齢性疾患に「三焦鍼法」を始めとした三焦に関連した鍼灸治療で役に立ちたい。

 

高齢のペットだけでなく、飼い主さんのご家庭でも老年性疾患で困っている方がいれば、その問題が解決できるように手助けをするのが、獣医師の免許を持つ鍼灸師の務めと思っています。

 

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