包茎治療クリニックの愉快なMenMen

包茎治療クリニックの愉快なMenMen

東京の某包茎手術専門クリニックでカウンセラーとして働いてました。そこで出会ったいろいろな人達、いろいろな経験をブログにしてみました。

包茎治療専門のクリニック・・それは驚愕のワンダーランド・・・でした。

それはある地方都市の分院に応援のため出張した時の出来事でした。

その日は日曜日で、すべての予約患者の診療も終えた夕方でした。担当した医師と今日の出来事を雑談しながらあとかたづけにしていると…。
病院に一本の電話が。

電話にでてみると
「こちらは〇〇市消防署の救急隊です。そちらで治療を受けた〇〇さんが駅で意識がなくなって倒れました。今からそちらに搬送しますのでお願いします。」

あわてて医師に報告すると
「なに! 意識が無い? あまりひどいとうちに連れてこられても対応できないぞ。もっと設備のしっかりした病院に搬送してもらえよ!」
と迷惑顔。そんなこといったって私も救急隊から連絡されたのは初めてだし…。とにかく有無も言わせない救急隊からの連絡なんだからしょうがないでしょう。
この〇〇さんは親が一緒に来院した患者さんで親から事情を聞けたのでうちで手術を受けたことがわかったのでしょう。
そうでなければ意識不明で近くの救急病院に搬送されるはずですから。

とにかく救急車が来るということなので表に出て待機していると遠くから救急車のサイレンが聞こえてきてクリニックのビルの前に止まります。
ストレッチャーに乗せられた患者さんが出てくると、何と意識も回復し顔色も普通に戻っていました。
とにかくクリニック内に運び込み先生に診察をしてもらうと、緊張状態から貧血を起こしたのだろうとのこと。
幸い頭も打っておらず、少しクリニックで休んでもらい元気に帰っていきました。

救急隊の人から
「このクリニックは日曜日も診察しているんですか?」と目を輝かせて質問…。
いやいや自由診療で予約制の包茎手術専門院ですから救急の患者を運び込まれても困りますと丁重にお断りしました。
救急車で患者が担ぎこまれるなんて15年近く診療をしていて初めてですよ。

包茎手術専門院で治療を希望している方は病院選びのコツなど詳解した「包茎手術にまつわる、ここだけの治療話!
というサイトに、ありますので参考にしてみてください。

 

 

現在、自由診療の病院ではインターネットの医師専門求人サイトを通じて募集をかけるのが普通になっています。
インターネットで検索してみればでてきますから見てみると専門院の求人が見つかるはずです。
包茎手術の専門院だからといって泌尿器科や形成外科の医者を求人している訳ではなく、医師免許があれば専門は問題ないところがほとんどなのには少し驚かされます。

さて私が専門院の求人を担当していたころはWEBは一般的ではなく「医事新報」という医者が読む専門誌の求人欄を活用するか、医者専門の紹介業者を活用するか、医者の知り合いから紹介してもらうしかありませんでした。
今回は、そんな中から「医事新報」を見て連絡してきた医者と紹介業者が連れてきた医者の2名紹介しましょう。
包茎手術専門院にはこんな医者が応募してくるのです。

最初の医師はA先生。電話の問い合わせにも問題なく、いい感じの印象を受けました。
かなり期待を高めて面接に臨んだのですが…。

年齢は40代後半ぐらい。落ち着いた感じでまじめで知的な印象を受けます。
専門は整形外科。地方の国立大学を卒業して総合病院の整形外科で勤務した後に自分でクリニックを開業していたそうです。

何で包茎手術専門クリニックの求人に応募したのか疑問に感じた僕は
「先生ほどのキャリアがあれば整形外科の病院に勤務できるのに、なんで包茎の専門院に応募されたんですか?」
当然な疑問です。

「実は…。診療報酬の不正請求で保険医療機関の指定が取り消されたしまってクリニックを閉院したんです。保険診療の医療機関ではなくて自由診療の病院なら働けるかな…と思って。専門を問わないということなんで。」
すねに傷がある先生なわけですね。

まぁこちらは医師免許があれば問題なかったのでOKだったのですが、後日、先方から辞退の連絡がありました。将来、整形外科に復帰するならできるだけ一般の病院に勤務したほうが良いですからね。

次の医者は紹介業者が連れてきました。紹介業者は採用が決定すればその医者の給与の数か月分を紹介料として受け取るブローカーのような人です。
しかし面接で会った瞬間で駄目だとわかるお医者さんでした。

これは何とかしてあげたい気持ちもわかるのですが自由診療の医療機関で手術をおこなうクリニックでは不向きでした。
交通事故の影響で頭部を損傷して言語と視界が不明瞭、手足も少し不自由なのです。
紹介業者の担当者の何とか仕事を探してあげたいという熱意も伝わってきたので断りにくかったのですが、外科系は難しいと伝え断らせてもらいました。

ほんと包茎手術専門院の医師の求人は、いろいろな事情を抱えた医者が応募してきましたよ。


包茎手術を検討されている方は「全日本包茎手術クリニックを斬る!」というサイトに、専門院の選び方とチャックするポイントが紹介されていますので参考にしてみてください。

包茎治療クリニックにはこんな先生もいました。包茎手術を受けるのを不安にならないでくださいね。
年の頃は30代中盤で専門は心臓外科。うちでアルバイトをしている先輩医師の紹介で勤務しはじめたのですが…。
外科系の医者の中でも心臓と脳みそをあつかう医者はプライドが高いといわれています。エリート臭がプンプンする方が多いようです。
この先生もそんな感じなのですが、困ったことがひとつ…それは臨床経験がゼロに等しいということです。医師免許をもっていても患者を診た経験が全く無いのです。
要は研究畑の医者なのです。普段あつかっている心臓も豚やモルモットなどの動物の心臓ばかりなのです。


こんな医者でも包茎治療ぐらいならできてしまいます。
もちろん手術方法はクランプとレーザーメスを使用したもっとも簡単な包茎手術

ある日、包茎手術を開始して麻酔の注射をした時です。
突然、患者の体が手術台の上で飛び跳ね痙攣をおこしてしまいます。看護師さんたちは慣れたもの(ごくたまーに麻酔ショックが起こります)で、すぐに患者を覚醒させる処置に入りましたが、この先生はこんな経験したことがないから顔面蒼白で手術台の横で右往左往するばかりで、まったく役にたたない有様でした。
患者さんは無事にすぐに覚醒して問題なく包茎手術は終わりましたが、患者がいないところで、ボソッと言った一言は…

「救急車を呼ぼうと思っちゃたよ!」


蘇生処置ぐらいできるようになってくださいよ~。医者免許を持っているだけなら一般人とあまり変わらないようです。

そういえばこの先生でしたね。酷い二日酔いでクリニックに来て麻酔の注射をして皮を切り始めたら気持ち悪くなってトイレに行ってしまい、個室から出てこなくなった先生もこの人です。
看護師さんたちがトイレの中で大騒ぎ。

「○○先生!大丈夫ですか!」「このままだと麻酔が切れてしまいますよ」「早く出てきてください!」


こんなお茶目な先生もいるんですよ~!。やっぱり医者は選ばないといけないようです。