遠い、遠い、記憶…
私は…
『崩壊した星』にいた。。。
その星は…
皆が起こした、小さき不安の心によって…
恐怖心を蔓延させ…
終には…
膨大なる…
「恐れ」
「憎悪」
「緊張」
「猜疑」
「争い」
に飲み込まれた。。。
汗して構築してきた全てのモノが…
ずっと大切にし続けてきた全てのモノが…
懸命に存在してきた多くのモノが…
燃え尽くされ…
灰となった。。。
見渡す限り広がる荒野に…
砂ぼこりが舞うだけの…
色彩のない…
無機質な姿へと変えられてしまった星に
私はいた。。。
「恐れ」
「憎悪」
「緊張」
「猜疑」
「争い」
という想いによって現れた…
崩壊のプロセスの中…
人々は救済者を待ち望んだ…
そして…
道標を失った人々の為にと…
救済に走った“智者達”がいた。。。
がっ、しかし~
救いが、現れることはなかった。。。
あの時…
あの星は…
どうすれば救われたのだろう??
「恐れ」
「憎悪」
「緊張」
「猜疑」
「争い」
というエネルギーに覆われてしまった世界を…
はたして…
救済出来る者などいたのだろうか?
宇宙は教えてくれました~
救済者など必要ではなかった…
一人一人が…
「恐れ」ではなく『安心』を選び…
「憎悪」ではなく『許し』を選び…
「緊張」ではなく『寛ぎ』を選び…
「猜疑」ではなく『信頼』を選び…
「争い」ではなく『微笑み』を
選んだなら…
別の物語が創造されるのだからと
遠い、遠い、記憶…
ただの夢物語…
それは…
尊き「破壊」という物語…
遠い、遠い、記憶…
ただの夢物語…
だけど…
今、此処にいる私の中には…
“真の救済”という気づきと共に…
今回は…
あの時とは違ったモノを選んで…
別の物語を経験したいという想いが
溢れている。。。
どちらの経験も等しく尊い…
どんな経験も…
等しく尊い…
だからこそ…
どうせ味わうなら…
大好きな経験を楽しみたいと…
私は、思うのです