そして今月、今度は損保ジャパン日本興亜の人身担当、遠藤から連絡が来た。
「はいもしもし、○○です」
『もしもし、○○様只今お時間よろしいでしょうか?』
「はい」
『その後、お体の具合はどうですか?』
「まあ、良くはないですね。大体ね、そちらの物損担当は酷いものだな。車両も修理しない。しかもそれがテンプレートではね」
『いえ、私には分かりませんがそんな事はないと思います』
「そう思うなら自分で電話してみなさいよ! 実際にそう言ってたんだから、悪いけど車両も修理してくれない。壊れたレコードみたいに同じ事を言って金を出そうとしない。それでね、毎月怪我は直りましたか? 正直、白々しいんだよ! 治るわけないだろ。買い物に行くにも近くのスーパーまで80分掛かるんだぞ? 後でそっちから物損担当に言っておけ! こんなんじゃいつまで経っても怪我が治るわけないってな!」
『ああ、そうでございますか。ですが、事故を起こされた時に車に体も接触してないし転倒してないですよね? それなのに随分と長いと思うんですけど』
「あんたな。車両に体がぶつかってなければ怪我しないのか?」
『いえ、そうではなく。○○様の運転されるバイクとこちらの○○様の運転する車が接触した時に体も当たっていない。転倒もしていないのにこれ以上の治療は……』
「治療を打ち切りたいってか?」
『いえ、そんなことはありませんが、事実を確認しているだけでございます』
「あのな。じゃあ聞くけど、車とバイクの事故だぞ? バイクは生身の体が剥き出しで乗ってるんだ。それを車と同じ秤で判断していいのか? それが正しいなら車対車の場合は生身の体にも接触しない転倒もしなければ怪我が酷くないとでも言ってるのか?」
『はい。バイクでも車でも大体の治療期間は決まっています』
「あのな! それが事実なら、全ての事故で同じだけしか治療費を支払わないってなるよな? おかしいだろ! 車種によって車の大きさもちがければ事故の場合によって衝撃も違うんだぞ? なのに治療期間は決まってるのか?」
『はい。治療期間は決まってます。ですから、○○様は少し治療に時間が掛かっていると思うんです』
「バイクと車だ! それは車と車の事故と同じ秤で測られたら治療に時間がかかってるだろうな! でもな。お前が事故を起こされて怪我をしました。治療期間を超えたのでこれ以上は治療費は払えません。それで納得できるのか!?」
『それは……』
「できるのかって聞いてるんだ! 答えてみろよ!」
『……申し訳ありません』
「申し訳ございませんじゃないよ! どうなんだ? 怪我をしてまだ痛みが残っていてそれで治療を打ち切りたいんですけど……納得できるわけないだろ!」
『申し訳ございません』
「申し訳ございませんじゃないだろ! バイクも修理しない。治療も途中で打ち切る。そんなんで良く保険会社を名乗れるな! 契約者にも申し訳ないとは思わないのか!? 事故を起こしてしまって相手にちゃんと対応してくれてると○○さんも思ってるだろ? それがこの言い草では○○さんに同情するわ」
『申し訳ございません』
「さっきから申し訳ございません。申し訳ございませんって、誤って済まないからお前達がいるんだろ? ちゃんと対応しろよ! 何の為の保険だと思ってるんだよ! こっちだってな。体が痛いのに大声出して辛いんだよ! なんでこんな事しないといけないんだよ! 普通は話して分かるだろ? なんでおたくら損保ジャパンは分からないんだよ! 正直、物損担当が何の対応もしなくて片道40分掛けて歩いて買い物に行って両手に袋もって帰ってきて、毎月『どうですか? 良くなりましたか?』って電話かけられても嫌がらせにしか感じないわ!」
『は、はぁ……ではまだ掛かるという事ですね』
「治療が終わったら裁判にする! その時にこっちの弁護士から電話を掛けるから毎月電話かけてくる必要もない」
『それでは、こちらも○○様の通っている病院の先生とお話して今後の治療を決めさせてもらいます』
「ああ、だが勝手に打ち切ったら承知しないぞ!」
『はい。それでは失礼します』
そしてその後、病院でまだ痛みの残っている腰の治療を打ち切られるという事態が発生した。
だいぶ搔い摘んだがこれが今までの損保ジャパン日本興亜とのやり取りである。
今後は裁判になる為、お願いしている弁護士の先生との話し合いを経て、損保ジャパン日本興亜が治療打ち切りを決め次第裁判に突入すると考えられる。
私がこれを読んでくれた皆様に伝えたいのは、損保ジャパン日本興亜の担当者は素人よりも酷く。相手の事など考えてもいない。ただ、金勘定だけで被害者にも加害者にも同じ対応をするという事だ。勿論、今回損保ジャパン日本興亜に加入している事故相手の○○さんがどんな説明をされているかを知るよりもないが、事故対応を全て相手に委ねてくるあたりが気持ち悪いとしか言いようがない。
皆様も損保ジャパン日本興亜には気を付ける事である。自分が加入していてもいなくても、ドライブレコーダーやボイスレコーダーは必ず用意しておいた方がいい。
*『自分は大丈夫』その油断が命取りなるという事を覚えていてもらいたい。*
長々と書き続けたが、実際のやり取りは更に酷い。私が終始憤って対応していたのを理解して頂けると、私が何を損保ジャパン日本興亜に言われたのかを察して頂けると思います。
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