みなさんこんにちは！
わかさまこと、山下若菜です！
今回は7月に出演した舞台『drop out～最後の1歩～』についてお話しようと思います！
役について
ちらっと情報持っている人もいるかもしれないけれど、このお話は劇団ドロップアウトという実在した劇団を元に作られた舞台で今回私が演じた上山 若のモデルは私ですww
この役ふられた時はどうしようって本気で悩みました。
自分役ってどうしたらいいの！？やりずらい！！って。
でも、同じ班になったB班の人たちがそれぞれしっかりと自分の作りたいものを稽古で提示してくれたから「じゃあこういう感じの子にしよう。こうやってみよう」って私もしっかり役作り出来ました。
相手の想いや空気感を受け取って自分の中で消化して相手に返す。
お芝居で基本的で当たり前なことだけど、これがすごく難しくて悩む事なのにB班では稽古の早い段階でみんなそれが当たり前のように自然と出来てたのが本当にすごい。
みんなで支え合って、作り上げてるってすごく感じました。
この3週間、私たちは紛れもなく「劇団ドロップアウトの劇団員」だったって胸を張って言える。
それくらい一人一人が役にちゃんと向き合っていたし、全員としっかり向き合ってました。
今回同じ班になったB班のみんなには本当に感謝しかないです。本当に大好き。
舞台裏の小話
①座敷わらし
私、目が悪いので暗いところが苦手で慣れるのに結構時間がかかるんですよね。
なので暗転とか本当に恐くて、本番前に少しでも慣れるために開演20分前くらいから舞台裏の1番くらいところで目を慣らしてました。
暗いところでジッと待機してると、衣装や小道具確認しに来た人達にめっちゃびっくりされます。
最初は「ごめんね」って思っていたけどみんながあまりにもいいリアクションするものだから楽しくなっちゃって途中からは驚かせにいってましたww
B班のみんなごめんね。でも私はあれでだいぶ元気もらってました。ありがとう。
②カーテンの向こう側と舞台裏
客席から見えない舞台裏では宮役の、のぞみんと康平、直哉ごっこしていたり、中井川役のなづきちゃんと黒林役の鎌田くんが大声で叫ぶ直哉の家のお隣さんやっていたりと楽しくじゃれあっていました(˶ᐢᗜᐢ˶)
オープニング中のカーテンの向こうではみんな楽しそうに踊っていたりしてその光景がひっそりと私のお気に入りでした。
お客様には見えないそういう遊びが私たちB班の仲の良さを作り上げていたのかなと思います。
③電気ビリビリロシアンルーレット
台本を貰ったその時から、なんて恐ろしいシーンなんだ！と思いましたꉂ(*´ᗜ`*)
電気も嫌なのに一発ギャグもやらされるなんて。鬼畜か？って本気で思っていました。
男子勢はみんな比較的電気に強くて1だと当たったかどうか分からないと言っていましたが私はレベル1でも普通に痛くて、本気でごねた結果レベルMAXは勘弁してもらいましたwww
何とか順調にビリビリを回避していたら、楽日に
「当たってないから練習した方が良い」とか
「ここでやったら本番は大丈夫」とか言われて押し切られる形でピンスポの中一発ギャグしたのに、最後の最後で当たっちゃうし。。悔しかった。逃げ切りたかったなぁ。
全公演終わった次の日の朝に演出の澁谷くんから「プレゼント🎁」と私の一発ギャグの加工画像が届きました。
ねぇ！なにやってんのwwww
でも、こういう楽しいこと面白いことに全力な澁谷くんだから今回こんなに楽しい舞台になったんだろうなと思いました。
劇団ドロップアウト
そして舞台の元になった「劇団ドロップアウト」
色々あって解散しようってなって最後の舞台を計画してた時にコロナが流行ってしまい、そのまま話が流れて劇団は自然消滅
専門学生時代の仲間が「楽しいことしたい」って軽い気持ちで始まって集まっていたから確かにいい事ばかりでは無かったけれどそれでも
『LOL～the four season～』も『運命男女』も私にとって専門学校を卒業してから「やっぱりお芝居って楽しい。好きだな。」って思い出させてくれた劇団だったからそんな形で無くなってしまうことがとても寂しかった。
だから、今回もう一度ちゃんとこの舞台をやろうって主宰の澁谷くんから連絡が来た時は嬉しかった。
あの時なぁなぁになってしまって私の中ではずっと引っ掛かりがあったからこうしてきちんと形にできて本当に良かった。
過去の「劇団ドロップアウト」も今回の「舞台drop out」も大好きで大切な思い出です。
見てくれた方や応援してくれた方たちも含め、関わってくれた全ての人達に言葉に出来ないくらいたくさんの感謝を。ありがとうございました！！！！
