前回のお話
※これは続きものです。前回お話を読んで欲しいっす。
彼のカリスマ性は相変わらずでした。
僕は、一部の人間と、そして彼を慕っているメンバーとも
当たり障りなくやっていました。
ところが、あるとき、彼が
一部の人間をやめさせたのです。しかも突然。
そして、僕が
僕「何でやめさせたんだ?」
と食って掛かると、
彼「え、別にあいつらさあ、この前の合宿こなかったじゃん」
僕「だって、用事あったんじゃないのか?」
彼「おまえさあ、皆時間割いて参加して頑張ってんだぞ、そいつらの手前
こなかったらクビは当然だろう」
僕「じゃあ、合宿行く前にクビにするから来いって言えばよかっただろうが!」
彼「それじゃ、そいつらの意気込み図れねえだろう。ばかかお前は!
俺は、あいつらの気持ちを確認したかったんだ、事前に確認したら意味ねえじゃん」
僕「あいつら、続けたいって言っていたぞ」
彼「関係ねーよ、バカだからしょうがねえだろ。だから困るんだよばかは。
もういいだろ、こっちは忙しいんだ」
彼は去っていきました。
クビになった連中は肩をおとし、やめたくないと言っていましたが
当時の僕にはそれ以上の力はありませんでした。
僕には彼が理解できませんでした。
その後も何度かくって掛かりましたが、
全く話がかみ合わず、悶々としていました。
彼と口を聞くこともなくなっていきました。
サークルの面々も段々二手に分かれてきて
彼に対しある程度毅然としている僕を良く思ってくれている人間と
彼に心酔しているのかわかりませんでしたが
いつも彼と行動を共にしている連中と分かれていきました。
その後、新しい部員も加入してきて
かなり色が変わっていきましたが、
彼のバッシングも一段落して
僕は年齢的なものもありサブリーダーとして
事務的な仕事をこなしていました。
おかしなことですが、彼は僕をクビにするようなことはしませんでした。
しかし、徐々におかしな話がぽつりぽつりと
聞かれるようになってきました。
そんな時、事件は起こりました。 つづく